ド底辺サラリーマンの夢の叶え方

https://webplatform.github.io/docs/html/elements/head

まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

心が軽くなる心理学やオススメの本や映画を紹介しています。※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

【ネタバレ無し感想】子供を失った母の狂気…『完璧な母親』著:まさきとしか


Hatena

ども!

ライフコーチのけんいちです!

『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。

このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、大好きな本や映画の紹介をしたりしています。

このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!

 

 

本記事はオススメ本の紹介です!

僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。

 

 

今回紹介する本はコチラ!

 

 

 

息子を亡くした母親がとった驚くべき行動とは…

 

まさきとしか さんのミステリー小説。

 

『あの日、君は何をした』という作品が大ヒットしていて、僕もその本を読んでファンになりました。

 

過去作である本作『完璧な母親』を読みましたがこちらもとても面白かったです。

 

息子を幼くして事故で亡くした母親は、自分を責めます。そして数年後に生まれてきた女の子に同じ名前をつけて亡くなった息子の生き返りだと信じて育て始めるのです。

 

普通に考えて狂気ですよね…

ただこの母親も息子を亡くしたショックからなので親心としては同情しつつも、でも別人として育てられている娘もかわいそうで。

 

そんな切ないミステリーです。

息子が亡くなった真相も、徐々に伏線が回収されて暴かれていくので、続きが気になり一気読みでした!

 

 

 

それでは早速、ネタバレ無しで中身についてご紹介しますね。

 

 

◆本書はこんな人にオススメ!
✔『完璧な母親』のあらすじと感想をネタバレ無しで知りたい
✔ミステリー作品が好き
✔東野圭吾さんや湊かなえさんの作品が好き
 
 

 

(約5分で読めます) 

『完璧な母親』のネタバレなしのあらすじ   

読書

 

以下、幻冬社のホームページからのあらすじの引用です。

流産を重ね授かった最愛の息子が池で溺死。絶望の淵で母親の知可子は、息子を産み直すことを思いつく。同じ誕生日に産んだ妹に兄の名を付け、毎年ケーキに兄の歳の数の蠟燭を立て祝う妻の狂気に夫は怯えるが、知可子は歪な〝完璧な母親〟を目指し続ける。そんな中「あなたの子供は幸せでしょうか」と書かれた手紙が――。母の愛こそ最大のミステリ。

 

 

『完璧な母親』を読んだ感想と見どころ

読書


 

狂気の母親に対する印象

 

まさきとしかさんは、親子に関するミステリーが多いです。

 

本作品も、亡くなった息子の生まれ変わりを生むつもりで女の子を授かり、名前も同じ名前をつけて(正確には息子は「波流」で娘には「波流子」)育てるという母親の狂気を描いています。

 

一見すると、ホラー並みに怖いのですが、後半になるに連れて母親の心境も変わってきて、ラストではこの母親に対する見方が変わりました。

これは読む人によって異なるかもしれませんが。

 

「お母さんって、良いお母さん?」としきりに娘に聞く姿も切ないです、、

 

家族がある方は特に深く考えさせられるのではないでしょうか。自分の愛する子どもが亡くなってしまうなんて想像も出来ませんが、その痛みが屈折して現れてしまったのが本作の母親なのでしょう。

 

 

 

ミステリーとしても面白い!

 

本作品のジャンルをあえていうならミステリーなのでしょうか。

この親子以外にもまた別の親子が出てきます。

 

そしてその別の家族の子どもがなぜか亡くなった波流という息子の生まれ変わりだと言うのです。

 

何の接点もなさそうなそのふたつの親子が、関わり始めることで少しずつ真相が明らかになってきます。

 

謎がどんどん解けていくのと、伏線の回収はミステリーの醍醐味ですが、本作品でも味わえます。

 

若干ラストのオチはミステリーとしては弱いですが、僕は好きでした。ハッピーエンドかバッドエンドかは読む人に委ねられるでしょう。

 

『完璧な母親』を読んだ方の感想

 

僕の感想だけではなく、多くの意見をご紹介したいので、Twitterで検索して見つけた読了した人の感想を貼り付けておきます。

 

 

 

 

 

『完璧な母親』が好きな方にオススメの作品

『完璧な母親』を読んで面白いと思った方にオススメの本を紹介します。まさきとしかさんの作品を3つ紹介。

 

 

 

『あの日、君は何をした』

 

まさきとしかさんの1番のヒット作なのではないでしょうか。

 

僕も本書を読んでファンになりました。

 

一見関係のない過去と現在の事件がつながっていくストーリー。

 

幸せな一家に悲劇が起きます。

息子の大樹は夜中に一人で夜道を自転車で走っていたところ、そのとき起きた事件の容疑者に間違われ、警官に追いかけられたところトラックにはねられて事故でなくなってしまう。母親は絶望する。

 

そこから時は流れて15年後。またある事件が起きるのですが、15年前の未解決の事件と共通点がたくさん出てくるのです。

 

一体、15年前の殺人事件の犯人は誰なのか。

今回の事件と関係あるのか。

そもそも15年前、息子の大樹はなぜ夜中にひとりで出かけたのだろうか。

 

 

「あの日、君は何をした?」

 

 

その理由がわかったとき2つの事件も共通点と真相が明らかになります。

 

まさきとしかの作品の中でヒットした極上ミステリー。

 

『あの日、君は何をした』は僕のブログでもネタバレ無しであらすじと感想を書いてます。もし良かったらぜひ。

 

『彼女が最後に見たものは』

 

『あの日、君は何をした』の続編です。

話自体は繋がっていないので、続編というより『あの日、君は何をした』に登場する独特な風変りな刑事三ツ矢がシリーズ化した形です。

 

一見関係のない過去と現在の事件がつながっていくストーリー。

 

これは『あの日、君は何をした』と同じで、伏線回収が気持ちよい作品。

 

クリスマスイブの夜に新宿区の空きビルの一階で女性の遺体が発見される。五十代と思われる女性の着衣は乱れ、身元は不明。

 

警視庁捜査一課の三ツ矢秀平と戸塚警察署の田所岳斗は再びコンビを組み、捜査に当たる。

そして、女性の指紋が、千葉県で男性が刺殺された未解決事件の現場で採取された指紋と一致。名前は松波郁子、ホームレスだったことが判明する。
予想外の接点で繋がる二つの不可解な事件の真相とは?

(小学館HPよりあらすじ引用)

 

 

新宿で発見された女性が最後に見たものは何なのか。この本のタイトルがずっと頭にこびりついて離れず、そのギモンが徐々に解明されていく感じがワクワクする作品です。

 

『彼女が最後に見たものは』は僕のブログでもネタバレ無しであらすじと感想を書いてます。もし良かったらぜひ。

 

 

 

『きわこのこと』

 

「きわこ」という女性に関わった5人の老若男女が彼女によって人生をめちゃくちゃにされてしまうというお話。

 

5人それぞれの話で構成された短編集。

 

登場人物は事故や事件を起こしていて、その人の過去を遡るときわこという女性が関わっていることがわかってくる、というミステリー。

 

 

 

 

 

以上、小説『完璧な母親』のネタバレ無しのあらすじと感想の紹介でした(^^)

 

 

読書好きには、Kindle Unlimitedがオススメです。

月額980円で12万冊くらいの本が読み放題! まだ登録されていない読書好きの方はぜひ。

 

 

 

 

 

 

最後に僕が提供してるサービスの紹介です。もし体験したい方がいらっしゃったらお気軽にお問い合わせください!

①ライフコーチング

「今の自分を変えたい!」「成長したい!」「もっと気楽に生きられる考え方を身につけたい!」

そんな方に向けてコーチングセッションを提供中。対話を通して夢の実現をサポートします。

コーチングってどんなことするのかということや無料体験セッションなどもしていますので、お気軽にご連絡くださいませ(^^♪

料金や空きなどは、変動することもあるため直接お問い合わせください。

 

 

②読書代行×コーチング

「本を読んで勉強したいけど、時間がない!」「読書を最大限活かしたい!」

そんな人に向けたサービスです。コーチングであなたのビジョンをお聞きします。

そしてあなたのビジョンに沿った本を選び(もしくは読みたい本を教えてください)、僕が代わりに読書して、そのビジョンに役立つところを意識して要点をまとめてプレゼントいたします。

僕は年間100冊くらいは本を読んでまして、このブログで要約記事も書いていて、読書と要約は得意です。多忙な働く人のためのサービスです!

 

 

それぞれお問い合わせはお気軽にご連絡ください!連絡先→g4n0323@gmail.com

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。