
『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。
ライフコーチ、会社員、作家と三足のわらじを履いている小泉健一と申します。
このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方やビジネスに役立つ情報、またオススメの本や映画の紹介など幅広くいろんなことを書いています。
このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!
本記事はオススメ本の紹介です。
僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。
今回紹介する本はコチラ!
宝島社主催で、注目のミステリー作品に贈られる「このミステリーがすごい!2023年版」で第1位の作品で、2025年10月に映画化も。
話題作『方舟』や『同志少女よ、敵を撃て』などを抑えての「このミス」第1位!
それも納得の作品でした。
ミステリーというか、人間ドラマとしてかなり重厚な作品。
犯人の性悪さに気持ち悪くなるし、感情移入するし、ワクワクもするし。
ネタバレなしで感想と見どころを紹介していきますね!
✔人気ミステリー小説が読みたい
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(約5分で読めます)
『爆弾』のネタバレなしのあらすじ

以下、Amazonからのあらすじの引用です。
東京、炎上。正義は、守れるのか。
些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。
たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。
直後、秋葉原の廃ビルが爆発。まさか、この男“本物”か。さらに男はあっけらかんと告げる。
「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。
警察は爆発を止めることができるのか。
爆弾魔の悪意に戦慄する、ノンストップ・ミステリー。
『爆弾』を読んだ感想と見どころ

ざっくり感想
容疑者である男と警官との交渉戦を描くミステリーで、心理戦メインで面白い!
この容疑者のスズキタゴサクという男がいがぐり頭でぽっこりお腹、いかにも貧乏そうな身なりでヘラヘラしてて冴えない男に見えるのですが、警官との心理戦では警官をも翻弄してしまうキレ者。
本作はこの容疑者のスズキタゴサクというキャラクターの強烈さが魅力でもあり、気持ち悪くて不気味で、僕は何度も本を閉じたくなりました…
ただ、類家という頭のいい警官がいて、この類家とスズキの心理戦は手に汗握る展開でワクワクします!
スズキの巧妙な話術で自分の心の汚い部分を曝け出されていく警官が見ていて辛い…
果たして正義とはなんなのか?何が正しいのか?と心揺さぶられる作品。
ミステリーというより重厚な人間ドラマを見てるような壮大な作品だと感じました。映画化も納得です!
見どころ①強烈なキャラクター
この作品の見どころはなんといっても、スズキタゴサクの強烈なキャラクターでしょう。
喋りかたもねっとりしていて気色悪い。
人をイラつかせる天才。
自分を卑下しまくる卑屈な性格。
いずれをとっても読んでいてイラッとするキャラクターなのですが、実は頭がキレるというギャップがまた読者をイライラさせます。
対峙する警官たちが、いく人も翻弄される中、類家という頭の冴える警官が出てくるのですがこのふたりの話術で巧みに探り合う心理戦のシーンはめちゃくちゃ興奮します!
他にも、警官として登場するキャラクターが複数いるのですが、彼らは彼らなりの正義への葛藤と自分との闘いを強いられます。
誰に感情移入するかは読者次第…?!
見どころ②謎解きミステリーも
スズキタゴサクは、次の爆発がいつ、どこで起こるのかを会話の中でクイズのようにヒントをちらばめていきます。
それを警官らが推理していくのですが、これが探偵小説にもありそうな謎解き要素で、これもまた見どころです。
これは著者の呉勝浩さんがインタビューで答えていたそうですが、『ダイ・ハード3』で爆弾の在処をクイズにしていた要素を取り入れたんだとか。
この謎解きも見どころです。
『爆弾』を読んだ方の感想
僕の感想だけではなく、多くの意見をご紹介したいので、X(旧Twitter)で検索して見つけた読了した人の感想を貼り付けておきます。
静かに、でも確実に迫ってくる緊張感にハラハラドキドキ。登場人物は誰もがクセ者で、だからこそ惹き込まれる。会話の一つひとつが仕掛けのようで、クライマックスは息をのむ展開。そしてラスト一文が忘れられない。#爆弾 #呉勝浩 #講談社 #小説 #フィクション #本 #読書 #読了 pic.twitter.com/cTQmcKnmtV
— ゆかん (@yuki_uki_ukiki) July 22, 2025
読了です!
— 本垢 (@WtXzpq) September 28, 2025
“誰しも心に黒い靄があるでしょ?”と訴えかけられるようでした。スズキタゴサクと警察との、大勢の市民の命がかけられたゲーム、久しぶりにこんなにも緊迫感のある小説を読みました。特にスズキタゴサクの異様さはぞっとします😖映画が今年公開とのことで、とても楽しみです😌💕#爆弾 pic.twitter.com/EjdfUS9rXV
#読了
— のんびぶ@ブックアウトプッター (@Non_Vibrato) September 16, 2025
呉勝浩『爆弾』
かつてこれほどまでに、場面転換“しない”小説があっただろうかというくらい、ページの大半が取調室での出来事に割かれている。それなのに読まされるのだから面白い。ラストには「なるほど」という展開もあり、純粋に楽しむことができました。続編の爆弾2も気になるところ✌ pic.twitter.com/a3zTpKnHvY
以上、ネタバレなしの感想と見どころでした!
興味のある方はぜひ読んでみてください!
続編もあります。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。