ども!
ライフコーチのけんいちです!
『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。
このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、大好きな本や映画の紹介をしたりしています。
このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!
本記事はオススメ本の紹介です!
僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。
今回紹介する本はコチラ!
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一気読み不可避!想像できない衝撃のラスト!
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今回は小説です。
イヤミス作品として今後も残り続けるであろう名作を見つけました!
著者の「まさきとしか」さんは正直存じ上げなかったのですが、一気にファンになりました!本書も4時間くらい一気読みして読み終えましたね。
本作品はかなり作り込まれていて評価も高く、今後ミステリー作家として注目されるでしょう。
ある15年前に起きた事件と、現在に起きた殺人事件が一見全く関係ないように見えて、少しずつ繋がっていく。
終盤に伏線を回収して一気に衝撃の事実をたたきつける。そしてラスト10ページで心抉られる事実が明かされます。
正直、読了後の気持ちは重たく、悲しく、切ない感覚です。
ただ、伏線の回収とどんでん返しはクセになります。
東野圭吾さん、湊かなえさんが好きな方にはオススメ。
それでは早速、ネタバレ無しで中身についてご紹介しますね。
✔『あの日、君は何をした』のネタバレ無しの感想を知りたい
✔どんでん返しミステリーが好き
(約5分で読めます)
『あの日、君は何をした』のネタバレなしのあらすじ
2004年にある幸せな家族に悲劇が訪れる。
北関東の前林市で平凡な主婦として暮らしていた水野いづみは、夫と息子と娘の4人で幸せに暮らしていた。
しかし、近所で連続殺人事件が起きて犯人が逃走。息子の大樹が、深夜に家を抜け出し、夜道で警察に不審に思われ犯人と疑われる。警察から逃げるように逃走した大樹はトラックに追突して死亡。犯人に間違われることで不運な事故に遭い、家族の幸せは一変してしまう。
そして15年後。場所は変わり、新宿区では若い女性が殺害される事件が起きる。不倫相手の男が容疑者として疑われるが行方不明に。その男の妻は、夫が行方不明になっても夫に不倫相手がいるとわかっても無関心な様子に刑事は怪しく思い事件を調べ始める。
そして事件を調査していくとなぜか15年前の事件との共通点が見つかってくる。
だんだんと繋がっていくひとつひとつのピース。そして15年前に大樹はなぜ夜中に出掛けたのか?そのときなぜ警察から逃げたのか?また、なぜ死ななければならなかったのか?それは想像もできない理由だった…
『あの日、君は何をした』を読んだ感想と見どころ
なんの関わりもなさそうな事件が繋がる瞬間
構成が本当に秀逸。
15年前の前林市の事故と、現在の殺人事件。
本書の構成は2004年の事故が描かれ、あるところでプツッと場面が変わり現在の事件に移ります。
「15年前の事件はなんの関係があるの?!」「15年前の事件に関わる人が一向に出てこないけど、いつか出てくるの?!」
そんな疑問をずっと抱えたまま終盤までわかりません。かなりモヤモヤしながら一気読みしてしまいます。笑
場所も関わる人も全く関係なさそうなのに刑事が調べていくとなぜかその2004年に事故のあった「前林市」にリンクすることが出てくる。
このバラバラのピースが、繋がりそうで繋がらない。
しかし、物語の終盤にある衝撃な事実とともに全てが繋がります。
伏線回収とどんでん返しが好きな方に超オススメです!
東野圭吾さんが好きな方は絶対面白く感じられるかと思います!
家族の愛が辛く切ない…
15年前の事故で亡くなった大樹の母・水野いづみは息子が亡くなって精神的に参ってしまいおかしくなります。夫や娘にも八つ当たり。それが異常で、毒親といえば毒親だけど、大切な息子が死んだらおかしくなるのかな…とも。
行き過ぎた親の愛、そして15年前の大樹の不可思議な行動の秘密を知ると切なさ、やるせなさが込み上げています。
胸糞悪いといえば悪いのでハッピーエンドしかみたくない!という人にはオススメできません。
家族の愛などもテーマになっている作品です。
『あの日、君は何をした』を読んだ方の感想
僕の感想だけではなく、多くの意見をご紹介したいので、Twitterで検索して見つけた読了した人の感想を貼り付けておきます。
あの日、君は何をした/まさきとしか#読了
— 凛@読書垢 (@Ri_nemurihime) July 12, 2021
第一部、連続殺人犯と間違われ事故死した15歳の少年。
第二部、OLの遺体が発見され、不倫相手の男性が行方不明に…
15年の時を経て2つの事件が繋がっていく。
タイトル通り"一体君は何をしたのー!?"と気になって一気読みでした。
数組の母と子の物語。 pic.twitter.com/5eAhhmo1dF
#読了
— m y a o 🧸 (@myaooo_42) September 25, 2020
あの日、君は何をした/まさきとしか・著
人ってここまで狂えるんだというのが率直な感想。1人の人間の死によって、周りの人の生き方を歪ませてしまう。繋がりは不確かで虚ろで自分だけ幸せに感じていても、他の家族は心の奥で燻る怒りや憎しみでもがいているという場合もある。人って怖い。 pic.twitter.com/vBPWlHS6Zl
#読了 まさきとしか「あの日、君は何をした」(個人的評価A)
— Moonstone, The (@Kohsg23) November 20, 2021
2つの事件の繋がり方やその狂気性が
凄まじく引き込まれる上質なミステリ。
途中である程度の展開は読めましたが
最終章だけは意外。
これは賛否あるかもしれませんが
読後のもやもや感が狙いなら成功とも
言えますね🙂#読書 pic.twitter.com/rpOb2GOH78
『あの日、君は何をした』が好きな方にオススメの作品
『あの日、君は何をした』を読んで面白いと思った方にオススメの本を紹介します。まさきとしかさんの作品2品と、東野圭吾さんの作品で似た作品を1つ紹介。
『完璧な母親』
まさきとしかさんの一番人気の本。
『あの日、君は何をした』でも、母親の息子への愛情が描かれていますが、本作品も同じテーマで、あらすじを読むと恐ろしい。。
男の子を幼くして亡くしてしまった母親が、のちに産まれてくる女の子が生まれ変わりだと信じ、なんとその男の子につけようとしていた名前をつけて育てます。
行き過ぎた母の愛情と狂気が題材の作品。
まさきとしかさんの代表作。2021年11月現在、Kindle Unlimitedで読めますので僕も早速ダウンロードしてこれから読みます!
『きわこのこと』
「きわこ」という女性に関わった5人の老若男女が彼女によって人生をめちゃくちゃにされてしまうというお話。
5人それぞれの話で構成された短編集。
登場人物は事故や事件を起こしていて、その人の過去を遡るときわこという女性が関わっていることがわかってくる、というミステリー。
『白鳥とコウモリ』
違う著者の作品ですが、東野圭吾さんの『白鳥とコウモリ』が『あの日、君は何をした』と設定が似ていたためオススメです。
一見関係のない過去と現在の事件がつながっていくストーリーです。
ある弁護士が殺害される事件が起き、容疑者だった1人の男が「私がやりました」とあっさりと自供。
ただ、加害者と被害者のそれぞれの子供はどうしても親の行動が納得できず、独自で事件を調べていきます。
すると30年前のある事件に繋がっていく、という話。
すべてが繋がった時は衝撃です。
ふたつのストーリーが繋がる展開は伏線回収の王道ですね。本作品もオススメです。
『白鳥とコウモリ』は僕のブログでもネタバレ無しであらすじと感想を書いてます。もし良かったらぜひ。
【ネタバレなし感想】どんでん返しのオンパレード!『白鳥とコウモリ』 - まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ (kkenichi.com)
以上、小説『あの日、君は何をした』のネタバレ無しのあらすじと感想の紹介でした(^^)
ご紹介した『完璧な母親』はKindleで読めます!この機会にダウンロードしてみてはどうでしょうか(^^♪
ちなみに、Kindle Unlimitedは、読書をたくさんする人はオススメです。
月額980円で12万冊くらいの本が読み放題! まだ登録されていない読書好きの方はぜひ。
最後に僕が提供してるサービスの紹介です。もし体験したい方がいらっしゃったらお気軽にお問い合わせください!
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それぞれお問い合わせはお気軽にご連絡ください!連絡先→g4n0323@gmail.com
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。