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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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徳川家綱とはどんな人?彼から学べる教訓【当たり前を疑おう!】


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ども!

ライフコーチのけんいちです!

 

『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。

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このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!

 

 

 

僕は歴史が好きで良く調べたり本を読んだりしています。

 

歴史は繰り返す

歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!

 

日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)

 

シリーズ130人目は、徳川4代目将軍の「徳川家綱」です!

 

徳川家光と綱吉という個性の強い将軍の間に挟まれている家綱はあまり目立ちませんが、武力でものを言わせた武断政治から政治の力を優先した文治政治へと切り替えていった立役者。

 

家康〜家光までの三代で築き上げた磐石な江戸幕府の土台をさらに整備していった方です。

 

家光公についても以下の記事でまとめています。

 

家綱のしたことやその時代の出来事は以下の通り。

 

・殉死の禁止

・文治政治

・由井正雪の乱

・明暦の大火

 

など。

 

そんな出来事を通して、徳川家綱のやってきたことを簡単に解説していきます。

 

彼の生涯や主張を知ると、「人や社会の役に立つためには当たり前を疑う」ことが学べます。組織のリーダーや、組織運営をする人は役に立つかと思います。

 

 

 

 

 

(約5分で読めます)

 

徳川家綱とはどんな人?

徳川家綱

徳川家綱(Wikipedia参照)



弱冠11歳で将軍に

1641年に、3代目将軍の徳川家光の長男として生まれました。

 

しかし、その10年後に家光は亡くなってしまいます。

 

長男だったこともあり、そのまま征夷大将軍に任命され、4代目将軍になりました。

 

しかし、幼かったことと病弱だったこともあり、実際の政治は老中(※将軍の次に偉い役職)の者が行っていました。

 

 

 

幕府転覆計画立てるものが続出

 

家綱の時代には、歴史上の大きな事件はないですが、幕府に不満を持つ者たちの転覆計画や争いが頻発しました。

 

「承応の変」という老中の襲撃事件だったり、優秀な学者であった由井正雪という人が反乱を企てた「由井正雪の乱」だったり、将軍が幼いこともあり、反幕の狼煙が上がっていました。

 

これらの事件をなんとかうまく鎮圧し、武力による政治から、法律や制度を整えて治める文治政治へと転換していきます。

 

家綱は武力での弾圧に限界を感じていました。そのため、法や制度を整備して統治しようとしたのです。この文治政治は7代目将軍まで続きます。

 

 

殉死の禁止

 

主君が亡くなると後を追うように家臣が自害する事例が多々ありました。

 

武士の時代には当たり前で、主君の後を追うのが武士としての美徳とされていました。

 

しかし、優秀な家臣をそれで失ってしまうことや、そもそも殉死をする意味がないとして、二代目将軍の秀忠が定めた武家諸法度を改定し、「殉死」を禁止しました。

 

徳川家綱は心優しい性格だったと言い伝えられていて、殉死に対しても辛い思いを感じていたのではないでしょうか。

 

幕政の安定

文治政治を行なっていき、法律や制度を整えていき幕政は安定していきます。

 

また、側近の保科正之という人物がとても優秀で、玉川上水の整備だったり、お米の備蓄制度を作ったり民衆の生活の向上を図りました。

保科正之

保科正之(Wikipedia参照)



また、「明暦の大火」という江戸の大火事があった際も民衆最優先で動いてきました。

 

その証拠に、徳川将軍の権威の象徴でもある江戸城の「天守閣」部分の修復よりも江戸の街を修復すべしと提言し、家綱も承諾して取り掛かっていました。

明暦の大火

明暦の大火(Wikipedia参照)



「天守閣など政治の役に立ったことはない。そんなもの直すより江戸の街が最優先だ」と言ったそうです。それに賛成した家綱の懐の深さも感じられますね。

 

 

家綱は40歳の歳に亡くなってしまいます。三代目の家光までに作られた盤石な基盤を、法律や制度を整えてさらに安定したものへと変えていきました。そして武力の反乱が起こらないよう文治政治を築いたのです。

 

しかし家綱は子どもに恵まれず養子に入った綱吉を次期将軍とします。

 

 

 

 

 

 

当たり前を疑え!

アイデア

 

僕が徳川家綱の姿勢から学んだことは「当たり前を疑うこと」です。

 

家綱の幼少期のエピソードで、父・家光を感心させた出来事がありました。

 

当時、流刑という処罰がありました。死罪よりは軽いですが、島流しなので、食料もなく餓死する人も多かったそうです。

 

家綱は「死罪を免れ、流刑になったのになぜ死なせなければいけないんだ?死罪でないのなら食料を与えるのが筋ではないか?」とわずか10歳足らずのときに言ったそうです。

 

父の家光はこれに感心して、家綱が将軍になった際の最初の施策にするように家臣に指示したそうです。

 

このように、当たり前のように行われていた慣習に疑問を持ち、物事を変えていったのです。

 

明暦の大火で、部下の保科正之に「天守閣は直さない」と言われた時にも、それを受諾。

 

常に「何が正しいか?」「何が人の役に立つか?」を考えていたのではないでしょうか。

 

人の役に立つためには、当たり前を疑うことが第一歩になります。

 

 

 

 

 

徳川家綱から学べる教訓 

勉強

徳川家綱から学べる教訓は「人や社会の役に立つためには当たり前を疑おう」ということ。

 

当たり前を疑おうと言ってもなかなか難しいですよね。

 

僕のオススメは、「なぜ」を繰り返すこと。

 

トヨタ式でも有名です。トヨタはなぜを5回繰り返すそうで、それは、「なぜを5回繰り返せば本質に辿り着く」という理由からだそうです。

 

普段当たり前のように行っている仕事や習慣も「なぜやってるんだ?」「なんのためにやってるんだ?」と改めて考えてみると、当たり前を疑うことにつながります。

 

そこから新たな発見もあるでしょう。

ぜひ、徳川家綱のように、今ある慣習も疑う心を持っていきましょう!

 

 

 

最後に僕が提供してるサービスの紹介です。もし体験したい方がいらっしゃったらお気軽にお問い合わせください!

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最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。