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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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荻生徂徠とは何した人?彼から学べる教訓【物事の本質を捉える思考法】


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『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。

ライフコーチ、会社員、Kindle作家と三足の草鞋を履いている小泉健一と申します。

 

このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、オススメの本や映画の紹介をしたりしています。

このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!

 

 

 

本記事は歴史から学べる教訓について書いています。

僕は歴史が大好きで、よく歴史の本を読みます。

 

歴史は繰り返す』

とよく言いますが、歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!

 

日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)

 

シリーズ169人目は、江戸中期の天才学者の「荻生徂徠(おぎゅうそらい)」です。

 

彼はものすごい勉強家で、なんと中国の漢文をそのまま中国の読み方で読めたそうです。

 

幕府からも重宝され、進言することもしばしば。彼は江戸幕府が大切にしていた朱子学さえも「現実的でない」と批判し、物事の本質を捉えようとした「古文辞学」という学問も作りました。

 

天才学者であり、物事の本質を捉えることにこだわり抜いていたのが荻生徂徠。

 

そんな荻生徂徠から学べる教訓とは?

 

 

彼の生涯をざっくりポイントのみ触れてわかりやすく解説し、そこから現代を生きる僕たちにもタメになる教訓をご紹介していきますね。

 

彼の生涯や功績を知ると、「物事の本質を見抜く思考法」を教えてくれます。

 

 

 

 

 

(約5分で読めます)

 

荻生徂徠とは何した人?

荻生徂徠の肖像画

荻生徂徠の肖像画(Wikipedia参照)





とにかく勉強熱心な青年

 

荻生徂徠は、1666年に江戸に生まれました。

 

父親は5代将軍の徳川綱吉の担当のお医者さんでした。弟ものちに徳川吉宗の医者になるなどエリート家系。

 

幼い頃から学問に秀でていたようですが、彼が14歳の頃、父親が綱吉将軍の怒りを買い、江戸を追い出されてしまいます。

 

母の田舎の千葉県に蟄居生活を強いられますが、ここで10年以上過ごし、漢文や仏教、和書などを学んだそうです。

 

そして江戸に戻ることが決まると塾を開いたりして、後世の育成にも携わりました。

 

 

幕府の推奨する学問も批判?!

 

江戸幕府では礼儀やルールを重んじる朱子学を推奨して国民に守らせていました。平和をキープするための幕府の施策です。

 

しかし、荻生徂徠は朱子学を批判します。

朱子学は道義や倫理などを重んじる学問ですが、彼は「憶測にもとづく虚妄の説にすぎない」と痛烈に批判。

 

そして大切なのは「経世思想(今の経済のようなもの)」で、制度を立てて政治をすることが重要だと説きます。

 

8代目将軍の徳川吉宗のときには、政治的な助言である改革論『政談』という書簡を進呈。

結局は実行されなかったらしいですが、制度を立てて政治をすることや、身分にとらわれない人材登用などが『政談』には書かれていました。この『政談』は、悪魔的統治術とも言われ、幕府がなくなり明治時代に入る1868年まで封印されていたようです、、

 

彼は道義や倫理、そして宗教という『概念』で政治をするのではなく、もっと現実的なもの(経済や政策)で政治を行うよう提言したのです。

 

そして「古文辞学」という方法論を確立。

これは今まで朱子学の考え方ありきで古典を解釈していたのを、そうではなく、書いてあることそのままその本質を捉えようとする学問です。

 

たとえば、現代にも伝わる偉人の逸話はその人を表すために美化されて創作されたエピソードなどがありますよね。

古典にも朱子学の良いように捉えた解釈などがあると考え、荻生徂徠は、それを批判し、その本質を捉えるべきだと古文辞学を確立させたのです。

 

彼はだからこそ、漢文を訳するのではなくそのまま読むことにこだわったのではないでしょうか。

 

彼は学問を学び続け、物事の本質を現実的に捉えようとしました。

 

学者として多くの門下生を輩出しますが63歳でこの世を去ります。

 

 

 

 

 

物事の本質を見る思考法とは

アイデア

 

僕が荻生徂徠の生涯から学んだのは「物事の本質を見る」ということです。

 

周りが皆、孔子の論語を学んでいたときに、彼は孔子が生きていた時代よりももっと昔の書物を読み漁ったいたようです。

 

「孔子もまた誰かから学んでいたに違いない」と考えていたのでしょう。

 

当たり前のようにある教えをそのまま受け取るのではなく、さらにその本質を求める姿勢は学びになります。

 

 

「学問とは飛耳長目(ひじちょうもく)の道である」

 

これは中国の思想家・荀子の言葉で、荻生徂徠が大切にしていました。飛耳長目とは、遠くのものをよく聞く耳と、遠くのものをよく見る目を持つこと。ひいては学問や事物の観察に鋭く、精通していることのたとえ。

 

いかに物事の本質を捉えようとしていたかがわかります。

 

 

 

荻生徂徠から学べる教訓 

勉強

荻生徂徠から学べる教訓は「物事の本質を捉えるためには、古典を勉強すること」です。

 

 

古典と言いながら、歴史だけに限らないと僕は思います。

 

例えば、会社の社訓が気になった方は創業者が誰から学んでどこで仕事をしていたかということまで辿っていくとその社訓の本質を理解できるヒントが得られるでしょう。

 

物事の本質を理解するためには、脚色されてない、ありのままの事実を受け入れることが大切なのです。そのためにも勉強していきたいですね。

 

荻生徂徠のことが気になる方は悪魔的統治術だと評価された『政談』の本もあるので、そのリンクを貼っておきます。ぜひ(^^♪

 

 

 

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それぞれお問い合わせはお気軽にご連絡ください!連絡先→g4n0323@gmail.com

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。