ども!
ライフコーチのけんいちです!
『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。
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このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!
僕は歴史が好きで良く調べたり本を読んだりしています。
歴史は繰り返す
歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!
日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)
シリーズ147人目は、室町幕府8代目将軍「足利義政」です。
彼は政治には無関心で、彼の優柔不断さが応仁の乱を引き起こしたと批判されることもありますが、一方で銀閣寺をはじめとする東山文化では、「わび・さび」を特徴とする文化の発展に寄与しました。
そんな足利義政の生涯をざっくりポイントのみ触れてわかりやすく解説していきます。
そしてそこから現代を生きる僕たちにもタメになる教訓をご紹介していきますね。
彼の生涯や実績を知ると、「自分の得意を伸ばす」ということが学べます。
(約5分で読めます)
足利義政とはどんな人?
幼くして想定外の将軍へ
足利義政は、1436年に6代目の将軍の足利義教の次男として生まれます。おじいちゃんは3代目の足利義満です。
足利義政は、幼くして悲劇に襲われます。
6歳の頃に父の足利義教が暗殺されてしまうのです。その後義政の兄が7代目の将軍になりますが、その兄も3年後には幼くして亡くなってしまいます。
わずか8歳で足利義政は8代目の将軍となるのです。
元々義政は出家して僧侶となるように育てられていたため、想定外の将軍への抜擢です。
「ラッキー!」と思われるかも知れないですが、僕の個人的な予想ではあまり喜んでいなかったのではないかと思います。それはのちのち政治に興味をなくしていく姿からもわかりますし、アイデンティティが形成される幼少期に僧侶になるように育てられていたので、それも当然かと思います。
争いが絶えなくなりついに…
足利義政は、20歳の頃に日野富子という女性と結婚。
彼女との間にはなかなか子供が生まれずにいました。後継者がいなかったのです。
その間、内乱が絶えません。父の義教の時代の政策に不満を持った人らの一揆が起きたり、当時起きた飢饉で民衆はどんどん苦しんだり、政治は不安定。
そして、周りには権力のある大名がいて義政も将軍といえど、彼らの意見を無視することができずに実質政治を行なっていないような状況に。
元々、興味もなかった政治に早く終わりを告げたく、息子がいない義政は、出家していた弟の義視(よしみ)を連れ戻して養子とします。そして後継者としようとしたときになんと日野富子に息子の義尚(よしひさ)が生まれるのです。
もちろん日野富子は自分の息子を将軍にしたいため、旦那の弟の義視が将軍になるのにな猛反対。それでも足利義政はどちらが将軍になるのか決めきれずにいました。
煮え切らなくなった日野富子は有力な大名の山名宗全という人物に支持してもらうように頼み込みます。
反対に足利義視も僧侶を辞めて俗世に戻ってきたのに結局将軍になれないのなんてどんでもない。山名宗全と対立していた細川勝元という大名を頼り支持を仰ぎます。
また、それ以外にも後継者争いをしていた畠山氏、斯波氏などが足利幕府の将軍争いに便乗していくとどんどん規模感が大きくなり10年続く「応仁の乱」に発展していくのです…
文化を愛した将軍
足利義政は、それでもなお、この戦況をどうにかしようとなんてしません。
宴会ばかりしていたと言われています。
後継者争いに巻き込まれ、戦火となった町に住む民衆はたまったもんじゃありません。
それでも動かなかった足利義政は無能だと言われていました。
しかし、元々政治に興味がなかったので無理はありません。親族というだけで跡を継がないといけない当時は大変ですよね。
足利義政は、結局実の息子の義尚に将軍の位を譲り、自分は隠居生活を始めます。彼は水墨画や庭園文化に興味を持ち、また、銀閣寺を建てます。完成間近で亡くなってしまいますが、彼の残した文化は今もなお、私たちにいろんな印象を残してくれています。
自分の得意を伸ばす
僕が足利義政の生涯から学んだのは「自分の得意を伸ばす」ということです。
足利義政は、政治に無関心だったことから、無能な将軍と揶揄されることも多かったですが、本人はどう思っていたのでしょう。
今となってはわかりませんが、本来僧侶になるために勉強していたのに跡取りがいなくなったからといって将軍にされて、うまく内乱をまとめられなくて批判されて、なんだか僕は可哀想だなと感じました。
彼は水墨画や庭園などの文化的な活動の方が好きだったようで、その方面ではしっかり残してくれています。
やはり「好きこそ物の上手なれ」とはよく言ったもので自分の得意な分野で自分の力を伸ばしていくべきなのではないでしょうか。
足利義政から学べる教訓
足利義政から学べる教訓は「自分が活躍できる場所を選ぶ」です。
苦手なことは無理にやらない。
日本社会は我慢してまでやるべきだという風潮が強いですが、苦手なことがあればそれは他人に任せてもいいと思うのです。
足利義政の生涯を見ても興味のない分野で活躍するなど不可能に近いですよね。
自分の得意なことを伸ばすようにしましょう!
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最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。