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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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徳川家光とはどんな人?彼から学べる教訓【経営者の判断に不可欠な要素】


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ども!

ライフコーチのけんいちです!

 

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このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!

 

 

 

僕は歴史が好きで良く調べたり本を読んだりしています。

 

歴史は繰り返す

歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!

 

日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)

 

シリーズ129人目は、徳川3代目将軍の「徳川家光」です!

 

徳川家康の次に知名度の高い徳川将軍は?と聞かれたらおそらく家光公ではないでしょうか。

 

江戸幕府が260年以上の安泰の基盤を作った父・秀忠の政策をさらに強化して盤石にしたのが家光。

 

父・秀忠についても以下の記事でまとめています。

 

 

家光の行った代表的な政策は以下の通り。

 

・参勤交代

・鎖国

・老中などの役職の制定

 

誰でも一度は聞いたことあるのではないでしょうか。

 

ちょっとやりすぎ感のある彼の政治は賛否両論ありますが、江戸幕府という中央集権を盤石にして内乱のない260年の歴史を作ったのは間違いありません。

 

彼の生涯や主張を知ると、「経営者の判断に不可欠な要素」が学べます。組織のリーダーや、組織運営をする人は役に立つかと思います。

 

 

 

 

 

(約5分で読めます)

 

徳川家光とはどんな人?

徳川家光

徳川家光(Wikipedia参照)



幼少期は大人しい性格

 

1604年、江戸幕府が開かれた翌年に祖父は家康、父は次期二代目将軍になる秀忠の息子として生まれます。

 

家光は次男でした。

ただ、長男は早くに亡くなってしまっており、跡取りとして育てられてきました。

 

彼は虚弱体質で体が弱く、どもってしまう吃音も持っており、引っ込み思案で大人しかったそうです。実の母ではなく乳母の斎藤福(のちの春日局)に育てられます。

齋藤福(春日局)

齋藤福(春日局)Wikipedia参照



家光は、両親の愛情を感じずに育ちましたが、乳母の福は、家光を溺愛し大切に育てました。

 

のちに弟の忠長が生まれます。忠長は実の母に大切に育てられた上、容姿端麗で頭も良く、「忠長のほうが将軍に相応しい」という話も出てくるほどでした。

 

3代目将軍に

 

弟の忠長が将軍になってしまう可能性もでてきたときに、乳母の福は、祖父の家康に直談判。

 

「家光を次期将軍にするべきです!」と提言し、家康はそれを聞き入れ、現・将軍であった秀忠に「家光を将軍にするように」との指示を出したのです。

 

このおかげで、3代目将軍は家光に決まりました。

乳母の福のファインプレーです。

 

家光はこうして3代目の将軍となりましたが、2代目将軍の秀忠が「大御所」という役職で実質政権を握っていました。

 

そんななか、20歳で将軍になった際に家光はこう宣言します。

 

「私は生まれながらの将軍である。祖父や父の仲間だった大名もすべて家来としてあつかう」

 

 

このように確固たる意志がありました。

しかし、しばらくは大御所の父の陰で政治をおこなっていました。

 

秀忠が亡くなると、やっと実権を握り政策に打ってでます。

 

徳川家光の政策

 

まず、父・秀忠が定めた武家諸法度の改定。

「参勤交代」を制度化しました。大名は徳川将軍のいる江戸に年に一度参列しないといけないというもので、いわゆる大名行列ですね。

参勤交代の様子(参照)

参勤交代の様子(Wikipedia参照)

これは大名の実費だったので、お金を定期的に使わせることで反乱分子を作らないことが目的だったとも言われています

 

そして、役職の制度化も行います。老中・若年寄・奉行・大目付・評定所などの職務や権限を決めます。これで江戸幕府を組織化して運営を盤石なものにします。例えば、老中は一番高い位で政務全般をおこない、大目付は大名の監査役をしており、組織化することで体制が出来上がります。

 

 

ただ、ピンチもありました。

「島原の乱」です。

 

キリシタンの天草四郎を中心とした農民の反乱で、参勤交代で大名は抑えつつも、「農民も団結すると怖いな…」と思わせるような出来事でした。

天草四郎

天草四郎(Wikipedia参照)

 

この内乱は鎮圧しますが、団結力の源になる宗教を弾圧するため、家光はキリスト教を厳しく禁止します。

 

また、貿易も相手はオランダとポルトガルだけにして、場所は長崎の出島のみにする「鎖国」を始めます。日本が外国から植民地にされないためです。

 

こうして国内外の対策をうちました。

 

鎖国することで文明の発展を遅らせたという批判もありますが、もし鎖国していなかったら一部植民地になっていたかもしれません。これはなんともわかりませんが。

 

こうして、大名ならびに江戸幕府に仕える人すべてを統率することができ、これまでの武力統治の「武断政治」から政治で統治する「文治政治」へと転換していきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

経営者の判断に不可欠な要素とは?

アイデア

 

僕が徳川家光の姿勢から学んだことは「経営者の判断に不可欠な要素」です。

 

それは何かというと「常に組織を最優先に考える」ということ。

 

家光は弟の忠長に将軍の位を奪われそうになりました。ただ、乳母の福のおかげもあり将軍になりました。

 

そのあとも忠長は暴れていたそうです。家臣を斬って殺害したり、仕えていた幼女を犬に喰わせたりという異常な行動をしていました。

 

そこで家光は弟に自害を命令。

いくら兄弟といえど、江戸の街を危険に晒すような者には容赦ない判断をしました。

 

これって現代では意外に出来てない会社もありますよね。

クビになっていいくらいのことを起こしても、どこかに飛ばされたり、役職降格のみで済まされたり。

 

家族だろうと何だろうと組織の規律を乱す者にはしっかり処罰を下す。これは組織のリーダーや経営者としては重要です。そうしないと規律が乱れるし他のメンバーのモチベーションも下がります。

 

 

三国志でも同じような話がありますので紹介します。

蜀という国の諸葛孔明は、自分の一番弟子でもあった馬謖という人物が勝手に行動して軍に大きな損失を招いてしまったとき、馬謖を死刑にしました。

 

有能で諸葛孔明も一目置いていた人物でしたが、組織の規律が乱れることの方を恐れ、諸葛孔明は泣く泣く馬謖を斬ったと言います。

 

このように、いくら有能な人が失態しても組織の規律を第一に考えて判断を下すべきなのです。

 

経営者や組織のリーダーは意識しておきたいところですね。

 

 

 

徳川家光から学べる教訓 

勉強

徳川家光から学べる教訓は「経営者の判断に不可欠な要素は、組織の規律やモチベーションを最優先にする」ということ。

 

組織に大損害を招く失態をした時、その内容にもよりますが、社長の息子だから、とか、営業の実績が良い人だから、という理由などで許してはいけません。

 

「結局、そんなもんかよ」と他のメンバーに思われたりすると、組織のモチベーションに関わります。

 

判断するときは、組織にとっては何が正しいか?を常に考えていきたいですね。

家光公からは、そんなことを学びました。

 

 

徳川家光についてもう少し詳しく知りたい方は以下の本がオススメ(^^♪

まんがで読むのが一番内容把握しやすいですよね。

 

 

 

 

 

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それぞれお問い合わせはお気軽にご連絡ください!連絡先→g4n0323@gmail.com

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。