ども!
ライフコーチのけんいちです!
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僕は歴史が好きで良く調べたり本を読んだりしています。
歴史は繰り返す
歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!
日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)
シリーズ134人目は、徳川10代目将軍の「徳川家治」です!
8代目将軍徳川吉宗の孫で、9代目だった息子の家重よりも期待を寄せていた秀才。
しかし、政治自体には興味はなく、父の家重が抜擢した老中の田沼意次に政治は丸投げ。
無能な君主と言われることもありますが、果たしてそうだったのでしょうか。僕が感じた彼から学べることを本記事で触れていきます。
徳川家治の生涯をざっくりポイントのみ触れてわかりやすく解説。
そしてそこから現代を生きる僕たちにもタメになる教訓をご紹介していきますね。
9代目将軍の家重については以下の記事でまとめています。
徳川家重とはどんな人?彼から学べる教訓【欠点は補い合おう】 - まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ (kkenichi.com)
彼の生涯や主張を知ると、「部下を信頼する」大切さが学べます。
(約5分で読めます)
徳川家治とはどんな人?
父の家重を9代目将軍にしたのは家治のおかげ?!
徳川家治は1737年に生まれます。
父家重がまだ将軍になる前、おじいさんの吉宗が8代将軍だった頃です。
家治は幼い頃から聡明だったようで、吉宗も将来に期待を寄せていました。吉宗は帝王学を始め、しっかりとした教育を施していきました。
父の家重は吉宗の長男なので、次期将軍でしたが、周りからは「将軍には向いていない」という反対意見が多くありました。
その理由は、彼には生まれつきの障がいがあったから。
ただ、当時、家治が生まれていて、優秀だったこともあり、彼を10代目の将軍になることを見据えて家重を9代目の将軍にしたと言われています。
父家重を将軍にしたのは息子の家治のおかげだったと言っても過言ではありません。
10代目将軍に就任
家重が隠居すると1760年に10代目の将軍に就任。
家治は将軍にはなりましたが、政治に関しては表立った行動はしていません。
この時に活躍したのが田沼意次。
田沼意次はその父が徳川吉宗の側近で、徳川家重の頃には老中に抜擢された超優秀な人物。身分は高くなかったのでまさに努力で出世した人物なのです。
家治は祖父の吉宗をとても尊敬しており、吉宗が取り立てていた田沼家の人は、ただ者ではないと睨み、田沼意次に政治を全面的に任せることにしたのです。
政治に興味がなく田沼意次に丸投げだったという言い方もできます。実際には趣味の将棋に明け暮れていたそうです。
ただ、得意なことは得意な人に任せる。
そういう見方もできます。
聡明な家治としては僕は後者なのではないかと考えています。
いずれにしても、田沼意次がさまざまな改革をして幕府の財政をより良くしたのは事実。吉宗の時代は倹約が奨励され「生類憐れみの令」でも食べ物がかなり制限されていて一揆(反乱)が起きるほど民衆の不満は高まっていました。
田沼意次は、株仲間という同業者同士の組合を奨励したり、ふかひれやあわびなどの高価格な海産物の貿易を奨励して物やお金の流通を増やすことをしてきました。
彼は後世は賄賂で失脚してしまいましたが、制作の一定の効果はあったので、徳川家治の判断も間違いではなかったのではないでしょうか。
政治よりも教養
家治はこのように、ずっと田沼意次に政治を任せ、趣味に没頭していました。
将棋の腕前はピカイチだったそうで、他にも鷹狩りや書画を嗜んでいました。
政治には興味がなかったようで、政治より教養に没頭していました。
これを無能な君主と感じるか、優秀な君主と感じるかは人それぞれかもしれません。
部下を信頼する
僕が徳川家治の姿勢から学んだことは「部下を信頼する」ということです。
家治は、田沼意次に全面的に政治を任せました。
自身も祖父の吉宗から帝王学を学んだりしていたため政治やリーダーには向いていたのではないかと思われますが、彼自身政治に興味がなかったと言われています。
自分の苦手、嫌いなものを無理やり行うのではなく、得意な人に任せるというのは現代でも大事なことだと思います。
部下を信頼して得意なことをやってもらう。
これはリーダーとしても必要なこと。
君主だから政治はやるべき!という意見もあると思いますが、好きでもないのに無理やりやってもいい成果は出ません。
自分も苦手なことがあれば仲間や部下、後輩に任せましょう。上の立場の人から信頼されると部下や後輩はやる気になるものです。
徳川家治から学べる教訓
徳川家治から学べる教訓は「部下を信頼する」ということ。
父の家重も、身体にあった障がいのせいで政治がなかなかだきませんでしたが、大岡忠光というパートナーのおかげで政治をすることができました。
家治はそんな父の姿も見ていたのかもしれません。
得意なものは伸ばす。苦手なものは自分で無理にやらずにこだわりやプライドは捨てて仲間に任せる。
例えそれが部下や後輩であろうと信頼して任せましょう。
そっちの方が組織にとってはメリットとなるはずです。
徳川家治の政治については、以下の本で詳しく書かれています。気になる方はぜひ。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。