ども!
ド底辺サラリーマンのけんいちです!
僕はよく「幸せになるための方法」について書かれた本をたくさん読んでいるのですが、脳の仕組みや心理学的観点から書かれた良書を見つけました!
本記事はそれを紹介したいと思います!
この本を読めばネガティブな人も、ポジティブな思考回路を身につけることができるはず!
あの脳科学の第一人者茂木健一郎氏の訳です。
- こんな人に読んで欲しい!
- この本の要点と僕が伝えたいこと
- ポジティブ思考がすべての幸福の源
- ネガティブ思考はポジティブ思考で上書きできる
- 幸せな人間関係の作り方
- 幸せはありのままの自分を受け入れること
こんな人に読んで欲しい!
・ついついネガティブ思考になってしまう人
・常にイライラしたり、幸福感が薄いと感じる人
・センシティブで傷つきやすい人
この本の要点と僕が伝えたいこと
どんなネガティブな人や傷つきやすい人でも、ポジティブ的な思考回路は手に入れられます。すべて考え方次第なのです。
ポジティブ思考とはどんなものか、ネガティブな人の特徴とはどんなものか、ネガティブ思考の人がどうすればポジティブになれるか、などがとても詳しく書かれています。
ポジティブ思考を手に入れ、どんな自分でも認め、他人の行動も受け入れ、あるがままの状態でいられることが究極の幸せの状態なのです。
ポジティブ思考がすべての幸福の源
元々ネガティブ思考の人が、ポジティブ思考になるというのは大変難しいことだと思います。
でも、ネガティブな人というのは、まだ起きてもいないことを悲観したり、起こってしまったことを後悔したりします。
変えられない現実を嘆いていても、何も前には進みませんよね。
心配して後悔して神経をすり減らすのは、心にもよくないです。
この本にも、起こってしまったことを後悔することを「ムダなあがき」として書かれていました。
多くの人が「ムダなあがき」に膨大なエネルギーを使っていますが、起こったことに動揺したり抵抗したりするのはもうやめて、「人生に間違いなどない」と考え、”今”できることにエネルギーを注ぐのです。(47pより引用)
起こったことを嘆くことは何も前進させないので、今あることをすべて受け入れること。
これがポジティブな思考回路です。
それができると、だんだんと今あるものに対して感謝の気持ちが芽生えます。
感謝して満ち足りた感情になると、幸せ度がグッとあがるんです。
この本には、幸福度チェックリストというものがあるのですが、僕がやったところ幸福度がめちゃくちゃ高かったです(笑)
やりたいことができている人生か?と問われると100%そうだとは言えませんが、確かに今に満足しています。
今に満足していると、自分の夢に向かってチャレンジするのも本当に毎日楽しいんです!
不安もありますが、「不安だな」「成功するかな」とかネガティブな感情は一切ありません。
この本を読み進めていけば、そうしたネガティブ要素を減らしていけると思います。
ネガティブ思考はポジティブ思考で上書きできる
ネガティブな思考回路は、ポジディブ思考で上書きできると書かれています。
ネガティブな考え方というのは、日頃の積み重ねが潜在意識となってこびりついているものなんです。
渋滞にはまったら、つい舌打ちする人。
レストランで料理が出てくるのが遅かったらイライラする人。
そういう積み重ねが性格となっているのです。
だから、逆に言えば、性格は変えられます。
脳の神経系は柔軟で、新しいやり方を覚えることができるので、意識して考え方を変えさえすれば、脳の中にもDNAの中にも変化が起こる(87pより引用)
ポジディブな考え方になれる方法がいくつも書かれてますが、ひとつご紹介します。
自分が感じていることも、『思い込み』であることがあります。
「Aさんに嫌われている」ということがあったとして、それも思い込みかもしれません。
自分が信じているネガティブな考えについて次の4つの問いかけをしてみましょう。
①それは真実ですか。
②それが真実だと言い切れますか。
③それを信じているとき自分はどんな反応をしますか。
④それを信じなければ自分はどんな人間になれますか。
自分の感情と向き合います。
そして、それが真実でないとしたらどんな感情になるのか?
自分が信じていることと逆のことを考え、口に出してみるのです。
「Aさんは自分なことを嫌っていないかもしれない。Aさんにも事情があるんだ」
というふうに。
言葉の力は偉大で、自分の感情と強く結びつきます。
言葉の力も使い、思い込みを破壊していきましょう。
幸せな人間関係の作り方
人間関係のトラブルも、ネガティブな考え方に大きく影響しますよね。。
誰かに傷つけられたとしても、人を許すことが大事だと著者は言います。
誰かを恨んだり憎んだりすることは、脳には逆効果で自分がますます傷つくだけなんです。
この本には、「人を許す」事例として、息子が若者に銃殺された母親が、最終的にその犯人を許し、心が解放されるというお話が書かれているのですが、とても感動します。
やられたらやり返すでは、幸福は訪れないんですね。
幸せはありのままの自分を受け入れること
「受け入れる心」とは、起こったことに対して「イヤだ!」と言って抵抗する代わりに、「はい、どうぞ」とすべてを招き入れる気持ちのこと。(186pより引用)
ちょっとスピリチュアルな話になりますが、自分がこの地球、宇宙で生きている一員なんだと感じられると自分の周りのいざこざなんか気にしなくなります。
自分の心や体は自分だけのものではなく、宇宙と一体であると感じるのです。
怪しい人ではありませんよ。笑
自分に起こる出来事を、「すべてなるようになる」と流れに身を任せるように受け入れる。
ありのままの自分を受け入れられるようになったら、人との繋がり、地球との繋がりを感じてみる。
そして、余裕ができたら周りの役に立つことをしてみる。
すると、更に幸せを感じることが出来ます。
ありのままを受け入れられる人が最強です。
この本では、他にも、気功であったり、より効果のある瞑想や呼吸法なども紹介されていて非常に実践的な内容でした!
ネガティブ思考をポジディブ思考に変え、ありのまますべてを受け入れられるようになれば幸せは手に入ります。
ぜひ、読んでいただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。