ド底辺サラリーマンの夢の叶え方

【書評vol.76】哲学をわかりやすく日常で考える本『ソクラテスと朝食を 日常生活を哲学する』著:ロバート・ロウランド・スミス


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ソクラテスと朝食を

ども!

ド底辺サラリーマンのけんいちです!

 

哲学と聞くと、なんだか難しそうに思いますよね。

 

哲学と言えば、ソクラテスの「無知の知」、デカルトの「我思うゆえに、我あり」など、抽象的な考えを深堀りしていく学問なので、難しいと感じるかもしれません。

 

でも、哲学は人間の思考の原点なのです。

 

 

 

「考える」ということができる動物は人間のみ。

 

 

 

哲学というのも人間にしかないもの。

 

その哲学を学ぶということは、人間って何なのかということを知るキッカケになります。

 

「哲学を学びたいけど、何から読んだらいいかわからない・・・」という人にオススメな本をご紹介します!

 

それはコチラ!

 

 

 

 

(約4分で読めます)

 

こんな人に読んで欲しい!

・これから哲学を学び始めたい人

・毎日が同じように過ぎ、つまらないと感じる人

 

この本の要点と僕が伝えたいこと

目が覚める、仕事をする、休暇を取る、ジムに行くなど、日常生活のあらゆる場面を事例に哲学をわかりやすく説明している本。

「仕事とは何か?」「目が覚めたら意識があると言えるのか?」など日常生活の中で、さまざまな哲学者の考え方を盛り込み、どんなことでも考えるキッカケは、日常には転がってるということを教えてくれます。

哲学は難しいものではなく「なぜ?」と疑問を持つところから始まるので、この本を読めば、常に考えるクセが付くこと間違いなし!

 

 

哲学を日常で考える

考える

 

この本は、以下のような日常をテーマに哲学を考えていく構成になっています。 

 

・目が覚める

・身支度をする

・通勤する

・仕事をする

・サボる

・スポーツジムに行く

などなど

 

『 ソクラテスと朝食を』という本のタイトルも、「朝食を摂るという行為の中に、ソクラテスの哲学がどう関わっているのか?ということを考えられるよー」という意味です。

 

ソクラテス以外にも、プラトン、デカルト、フーコーなどの哲学者から、マキャベリ、マルクス、ユングなど政治・教育・心理学・文学などの歴史上のたくさんの人物の考え方を日常生活に取り入れて説明しています。

 

なので、とても身近に哲学を感じることができるんです!

難しいことが苦手な人にも読みやすい本になってます(^^♪

 

いくつかご紹介します。

 

 

①目覚める

起きる

 

目が覚めるということは1日の始まりで、眠りから覚めること。

眠っている間は人間は意識はありませんよね。

 

いま、あなたは目が覚めた。あなたは朝型ではないかもしれないが、目が覚めたということは、少なくとも意識があるということだ。

いや待て、本当に意識があるのだろうか。

自分が眠っていないということを、どうしたら知ることができるか。自分自身を含めて、まわりにあるすべてのものが幻想でもなく、悪霊か何かがかけた呪いでもないということが、どうしたらわかるのか。(15pより引用)

 

 

果たして、起きているからといって、意識があると言えるのか?という問いかけです。

 

 

自分自身が「眠っていない」ということは確かに証明はできないですよね。

もしかしたら夢の中かもしれない。

周りにいる人も、存在しているものも、すべて幻想かもしれない。

 

それをどうやったら証明できるのか?と考えた時に16世紀のフランスの哲学者デカルトの考え方が役に立ちます。

 

誰もが知っているであろう「我思う、ゆえに我あり」という言葉は彼の言葉です。

 

「あらゆるものは存在しているかどうかわからない。ただ、疑って考えている自分自身の存在は疑いようがない」

という意味です。

 

何事も「存在しているもの」なのかは、誰にも説明できない。

ただ、疑って考えている自分自身は確かにここにいる。

 

自分自身は考えることによって存在していると証明されるということ。

 

なので、「目が覚めてはいるが、自分には意識があるのだろうか?」と考えてる時点で、自分は存在してると言えるんですね。

 

 

デカルトの「我思う、ゆえに我あり」という名言から、冒頭の問いかけの答えが見つかるのです。

 

 

②医者にかかる

医者

 

医者にかかるとき=病気になったときにも哲学を考えるキッカケはあります。

 

病気になってしまう因果関係について。

 

病気の原因を人格に求めることが多いと20世紀のアメリカの作家のスーザン・ソンタグは言います。

 

病気が分かれば、その人の人格がわかるということです。

 

本文中には「エイズ」が取り上げられていて、ちょうど、ソンタグ氏が生きていた時代はまだ「エイズ」の原因がわからないようなときでした。

 

エイズにかかった人は、「エイズということはゲイなんだ」と思われ、差別をされていたのです。

 

それを嘆いたソンタグは、病気で人格を決めつけるようなことを否定しました。

 

この頃は、目に見えない病気だからこそ、原因を人格に求めたりしてしまったんでしょう。

 

 

しかし、今では、病気と人格は因果関係ではなくイコールの関係でつながっているという主張もあります

 

プラシーボ効果というのがありますね。

 

ただの砂糖を医者から「病気が治る薬です。」と投与されたら、病気が治るというアレです。

 

心と体は一体だという原理から成り立ちます。

 

心で感じていることが体に現れているということなので、心で「病気は治る」と考えていれば、体の「病気も治る」という理論です。

 

これは、オルタナティブ医学と言われているそうです。

 

 

「病は気から」と言いますもんね。

また、ガンを患った人で前向きに闘病していた人が医者も理解できないほどの回復を見せた、という話もたまに聞きます。

 

このように、病というものは本当は心が原因なのかもしれません。

そんなことを考えるキッカケをくれました。

 

ちょうど、心と体の一致関係について別の本で学んでいたところだったのでとても共感しました!

※その本の記事はコチラ

 

www.kkenichi.com

 

 

 

哲学を学べば自分を見つけられる

発見,学び

 

哲学を学ぶということは自分自身を知ることに繋がります。

 

考えるという行為は人間にしかできず、人間であるという証明です。

 

デカルトの言葉を借りれば、「我思う、ゆえに我あり」なのです。

 

『哲学を学ぶ!』という堅苦しい姿勢ではなく、普段の日常に考えるキッカケはたくさんあります。

 

ぜひ、どんどん疑問に感じたことは考えてみましょう!

 

 

僕も「知らないことを知る」ということがたまらなく好きなのです。

 

 

だから、読書も好きだし、勉強も好きです(自分の興味のある分野に限る笑)。

 

 

しかも、考えるという行為はタダでできます。

 

 

自分って何なんだろう?

自分のやりたいことは何だろう?

自分の大切にしていることって何だろう?

 

これらすべて知るためには「考える」ということが必要ですよね。

 

自分探しの旅と言って、海外に行く人がいます。

もちろん環境が変わればひらめくものもあると思うので否定はしません。

 

ただ、そこで考えてもらいたいことがあります。

 

僕がとても共感した本文中の言葉を引用させていただきます。

 

「私たちは美しいものを探して世界中を旅するが、自分が美しいものをもっていなければ、どこにも美しいものなんて見つかりはしない」(149pより引用)

 

いい言葉ですよねーー

 

これは、19世紀のアメリカの詩人ラルフ・ウォルドー・エマソンという人の名言です。

 

相田みつをさんの言葉も思い出しました。

 

「美しいものを 美しいと思える あなたの心が美しい」

 

 

自分の心がすべてなのです。

 

自分探しというものも、「自分のやりたいことがわからない」「自分は何者なんだ」と心の中でモヤモヤしてしまっていたら、旅に出てもあまり意味がありません。

 

自分は何が好きか?

自分の大切にしていることは何か?

 

すべて考えることから始まります。

 

どんなことにも疑問を持ち、考えることが大切だと教えてくれる本です!

 

他にも夫婦喧嘩をしてしまうときの対処法や、

仕事でカリスマだと言われるリーダーの秘密などについても哲学的な観点から書かれています!

 

 

必読です!(^^♪

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

ではまた、

ざす。