ド底辺サラリーマンの夢の叶え方

https://webplatform.github.io/docs/html/elements/head

まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

心が軽くなる心理学やオススメの本や映画を紹介しています。※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

【書評】自分を知ることができる良質な質問が手に入る!独断と偏見のオススメ本 vol.65『ライフコーチング自分を強く育てる習慣』著:林忠之


Hatena

ども!

 

ド底辺サラリーマンのけんいちです!

 

 

自分らしく生きることは自分を知ることから始まります。

 

 

 

自分がどんな人間かを知る方法としては、周りの友人に聞いてみるというのもアリですよね。

 

 

「私の長所ってどんなところかな?」

「僕といると不愉快になることって何かある?」

 

遠慮せず言い合える友達から言ってもらうのも効果的ですね。

 

 

 

 

でも自分でもできる方法があるんです。

 

 

それは自分に質問を投げかけること。

 

 

 

そんな自分を知るための良質な質問をプロのライフコーチが与えてくれる本をご紹介します!

 

 

 

それはコチラ!!

 

 

 

 

 

 

ライフコーチ林忠之さんの著書です。

 

林さんはリクルートグループで働き、その間に出会ったコーチングに魅了され、自ら独立してライフコーチとなられた方です。

自分でも『ライフコーチワールド』というコーチ育成機関も運営されています。

 

 

そんなライフコーチが「自分を強く育てる習慣」というタイトル通り、自分を知り、自分はどうありたいのか?を教えてくれる良書になっています!!

 

 

(約4分で読めます)

 

 

こんな人に読んで欲しい!

・自分はどんな人間かわからない人

・もっと自分の強みを活かしていきたい人

・コーチングとは何かを知りたい人

 

 

自分の中に大切にしていること、自分は何者か?ということがわかるヒントがあるだけでなく、林さんのコーチング事例も伺えるので、「コーチングって何?」という人にもわかりやすい本だと思います。

 

 

この本の要点と僕が伝えたいこと

自分の気持ちに正直に生き、『自分で人生を選択している』という感覚が人を幸せにする。

人は誰でも無意識のうちに『自分とは』という設定をしていてその通りに生きようとしているので、自分とはどんな人かを知ることが人生を幸せに歩む方法である。

 

 

 

 

自分を知るために真っ先に投げかけるべき質問

はてなマーク

 

 

 

冒頭に述べた「人は誰でも無意識に『自分とは』という設定をしている」というのはどういうことかというと、「自分はこうありたい」「周りの人にはこう思ってほしい」という願望が人間にはあるのです。

 

 

 

林さんが実際にクライアントさんとやり取りしたわかりやすい事例がありますので引用します。

由美さん(仮名)という方との対話です。

 

由美「部屋が全然片付かないんです」

ボク「全然というのは、具体的にどのくらいですか?」

由美「全然と言いましたが、一部のスペースだけが全然なんです」

ボク「ということは、ほとんどの場所は片付いているんですね?」

由美「そうです。だけど、そこだけ全然片付けられないんです」

ボク「他の場所はできて、そこだけできないのはどうしてですか?」

由美「主人のものがたくさんあって、勝手に捨てるわけにはいかないのです」

ボク「なるほど、それはそうですね。それでどうしたいんですか?」

由美「片付けたいんですけど、主人はこのままが良いというんです」

ボク「それで?」

由美「・・・・以前、そこの片付けについて話したら、不機嫌になって、それ以来、主人と口喧嘩になっちゃうから片付けについて話すことを避けているんです」(18-19pより引用)

 

 

クライアントさんからは当初「片付けができない」という相談があったのですが、対話を進めていくうちに「ご主人との価値観の違い」が悩みの本質だということがわかりました。

 

このように、「ご主人ともめたくない」「温和ないい人でありたい」という、無意識に自分はこうありたいという願望が由美さんにはあることもわかりました。

 

それが問題解決の足かせになり「片付け」という他のことに責任転嫁しているということです。

 

自分が「もめたくない」「トラブルをさけたい」と思っていただけなんだということがわかればその気持ちと向き合い、ご主人ともしっかり対話して問題解決に一歩前進していくことができます。

 

 

そのためには、「自分の理想の状態はどんな状態?」「自分はどうありたい?」という質問をするようにしましょう。

 

ライフコーチの林さんもクライアントさんにはまず第一にこの質問を投げかけているようです。

 

 

注意するべきはこのとき否定形で答えないこと。

 

「お金に困らないようになっている」

「独り身じゃない状態」

 

など、「~~でない」と答えると「お金に困っている」「独り身でいる」という事実にフォーカスしてしまいます。

 

脳科学的な見地から説明すると、「脳は否定形を理解できない」と言われています。(中略)「黄色くないゾウ」と言われても、脳には「黄色いゾウ」が浮かんでしまうということです。(27pより引用)

 

なんとなくわかりますよね。

確かに「黄色くないゾウ」ってそれ以外の色ということだけど、頭にはまず真っ先に「黄色いゾウ」が浮かんでしまいます。

 

「お金に困っていない」というと「お金に困っている自分」が脳に浮かんでしまうのです。

 

否定すればするほど、在りたくない自分が脳に焼き付いてしまいます。

 

願望、理想は肯定系で表現しましょう。

 

 

 

このように自分の理想、自分のありたい姿を深堀りして本当の意味で自分を知っていきましょう!

 

 

 

 

 

自分と対話して感情をキャッチしよう!

会話しているキリン

 

 

 

自分の理想がわかったら、自分がどんなときにどう感じているのか、対話していきましょう。

 

 

例えば人と喧嘩したり何か心が沈むことがあったとします。

 

自分が「何に反応したんだろう」「何が悲しくて、こんなに感情的になったのだろう」と問いかけることで、自分の状態、自分の中で起こっている何かに気付くことができます。(72pより引用) 

 

 

自分が悲しかったのはなぜか?

怒ってしまったのはなぜか?

友達と喧嘩して友達の何が許せないと思ったのか?

 

こうして対話を繰り返していくと『自分が大切にしていること』『自分はこうありたい』というニーズが見えてきます。

 

 

 

 

自分の感情が動いたときがチャンスです!

 

 

 

感情が人を動かすので、この感情を自分でキャッチしていきましょう!

 

 

 

 

自分を知ることができたらどうすればいいのか?

NEXT STEP、次へのステップ

 

 

 

自分を知ることができたら、どうするべきか?

 

 

 

 

それは、すべて受け入れることです。

 

 

 

「自分に自信がないから自信がある堂々とした人になりたい」という願望が自分にはあるとわかったら、自信がつくように行動するのも正解です。

 

しかし、本当は「人前でしゃべるのは苦手だ」という意識があったとすると、その訓練はとても辛いものになります。

 

 

なので「自信がなくてもいいんだ」と受け入れ諦めることが大切です。

 

 

自分はこういう人間だと思ったら、良し悪しのジャッジはしないで、そのまま受け取ることを意識します。(113pより引用)

 

あきらめるなんて、にわかに受け入れがたいかもしれませんが、どんな自分もそのまま認めることが、究極の自己肯定です。

過去の自分も今の自分も、世界でただひとりしかいない自分を、まずは自分自身で受け入れます。(117pより引用)

 

 

物事に良し悪しなんてそもそもないと僕は思います。

 

 

自信がないのも良いも悪いもない。

お金がないのも良いも悪いもない。

仕事がないのも良いも悪いもない。

 

 

自分がこうありたい!と本当に心の底から意識しているのならそれに近づく努力はするべきですし、それは苦にならないはず。

 

努力している過程でどこか息苦しさを感じるのならその感情はどこから来ているのか?

 

また対話して自分のニーズを探っていきましょう。

 

まずはどんな自分でもいいんだと受け入れること。

 

「自信ないけど、俺にはこれがあるじゃん~」と他の長所に目を向けること。

 

著者の林さんも「どんな自分でも人に喜んでもらえることはあるから他のところに光を当てましょう」とおっしゃっています。

 

 

 

自分を知ることは人生を豊かにする

笑顔の女の子

 

 

自分を知ることは人生を豊かにします。

 

 

自分が持っている願望を知り、そのとおりに生きること。

自分で生きたいように生きること。

自分で選択した道をあゆむこと。

 

これが幸せの必須条件です。

 

自分が感じた違和感や感情は自分の願望通りに生きていられてないというサインかもしれません。

 

感情をキャッチしましょう!

 

 

この本は自分を知るための問いかけがたくさん書いてあるのでぜひご一読を^_^

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

ではまた。

ざす。