ド底辺サラリーマンの夢の叶え方

https://webplatform.github.io/docs/html/elements/head

まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

心が軽くなる心理学やオススメの本や映画を紹介しています。※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

林羅山とは何した人?彼から学べる教訓【主張するときに大切なこと】


Hatena

ブログタイトル

『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。

ライフコーチ、会社員、Kindle作家と三足の草鞋を履いている小泉健一と申します。

 

このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、オススメの本や映画の紹介をしたりしています。

このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!

 

 

 

本記事は歴史から学べる教訓について書いています。

僕は歴史が大好きで、よく歴史の本を読みます。

 

歴史は繰り返す』

とよく言いますが、歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!

 

日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)

 

シリーズ167人目は、江戸時代に家康〜家綱までの4代に仕えた儒学者「林羅山」です。

 

儒学とは君臣・父子の別をわきまえ、上下の秩序を重んじる学問であり、中国の「孔子」が始めたものです。

上下の秩序を重んじることは、現代の日本の思想にも残っていますよね。

 

林羅山はとても頭が良く、師匠の紹介で家康に仕えると、林家は代々、徳川家に仕える儒者となったのです。

 

そんな林羅山から学べる教訓とは?

 

 

彼の生涯をざっくりポイントのみ触れてわかりやすく解説し、そこから現代を生きる僕たちにもタメになる教訓をご紹介していきますね。

 

彼の生涯や功績を知ると、「主張するときに大切なこと」を教えてくれます。

 

 

 

 

 

(約5分で読めます)

 

林羅山とは何した人?

林羅山

林羅山(Wikipedia参照)



徳川家康の若きブレーンとなる

 

林羅山は、1583年に現在の京都府に生まれました。8歳の時には、ある浪人が『太平記』を読むのをそばで聞いていて、これを暗唱したと言われています。昔は創作の話もあるので真相は分かりかねますが、幼少期から天才肌だったようです。

 

『京都五山』という臨済宗の格式の高いお寺5つのうち、「建仁寺(けんにんじ)」で学問を学びました。

しかし、お坊さんになることは嫌だったようでその後、寺を脱出。

 

下山して22歳の頃には、藤原惺窩(せいか)に学識を認められます。

羅山は本を読むのに「五行倶に下る」といい、一目で5行ずつ読んでいきすべて覚えていたそうで、その秀才ぶりに驚いた藤原惺窩は、徳川家康に彼を推薦します。

 

こうして林羅山は徳川家に仕えることとなります。

 

 

初期江戸幕府の基礎を築く

家康に仕えると、2代目秀忠、3代目家光、4代目家綱まで長く徳川家をサポートすることになります。

 

3代目家光が制定した『武家諸法度』の作成にも関わり、朝鮮との外交も行うエリートでした。

 

ただ、仏教やキリスト教を厳しく非難したり、儒教や朱子学以外の学問を受け入れない性格もありました。

 

林羅山は、江戸時代の基盤とも言える初期の頃に基礎作りに貢献した人物なのです。

 

晩年、すべてを失う…

 

偉大な功績を残した彼ですが、晩年は悲劇の連続。

 

1656年の70歳をすぎた頃、妻を亡くします。林羅山はかなりの愛妻家と言われていました。

さらにその翌年、「明暦の大火」という歴史に名を残す大火事により、書物がすべて燃えて無くなってしまいました。

 

 

最愛の妻と、学者の命である書物を失った林羅山は、明暦の大火の4日後に亡くなりました。

相当なショックを受けていたそうで、その衝撃と落胆が死期を早めたとも言われていました。

 

こうして天才は亡くなってしまいますが、「林家(りんけ)」として、江戸幕府に代々仕える身分を築いたのです。

 

 

 

 

 

 

主張するときに大切なこと

アイデア

 

僕が林羅山の生涯から学んだのは「主張するときに大切なこと」です。

 

先に述べましたが、林羅山は朱子学や儒教以外を排斥しました。自分の考え以外を受け入れないという一見傲慢にも思えますが彼はこんな名言も残しています。

 

 

「自分を押し通そうとするその心から、災いは生まれてくる」

 

彼が朱子学や儒学を主張して他を排斥しようとしたのも、自分の主義主張を押し通そうとしただけではなさそうです。

 

彼はとても勤勉でした。最初は建仁寺で修行していたことからもわかるように仏教徒として暮らしていたのです。

 

しかし、僧侶になることに断固拒否して、儒学を学ぶに至りました。その間、何を感じて行動したのかはわかりかねますが、学問を多角的に学んだからこそ、自分の主張をしっかり持つことができたのではないでしょうか。

 

主張するとき、特に他者に異を唱えるときは、自分がしっかり学んだ上で主張を通すべきだということがわかります。

 

 

 

林羅山から学べる教訓 

勉強

林羅山から学べる教訓は「自分の主張を通すには多角的に学問を学ぶこと」です。

 

 

多角的に学ぶからこそ、自分の主張をはっきり言えますし、他者の主張も踏まえた上で意見を言うことができます。

感情で押し通すのではなく、しっかり理論的に主張を通すべき。それは朱子学にも通ずる考え方なのかもしれません。

そんなことを教えてくれました。

 

林羅山のことが気になる方は以下の本もあるので、そのリンクを貼っておきます。ぜひ(^^♪

 

 

 

①ライフコーチング

「今の自分を変えたい!」「成長したい!」「もっと気楽に生きられる考え方を身につけたい!」

そんな方に向けてコーチングセッションを提供中。対話を通して夢の実現をサポートします。

コーチングってどんなことするのかということや無料体験セッションなどもしていますので、お気軽にご連絡くださいませ(^^♪

料金や空きなどは、変動することもあるため直接お問い合わせください。

 

 

②読書代行×コーチング

「本を読んで勉強したいけど、時間がない!」「読書を最大限活かしたい!」

そんな人に向けたサービスです。コーチングであなたのビジョンをお聞きします。

そしてあなたのビジョンに沿った本を選び(もしくは読みたい本を教えてください)、僕が代わりに読書して、そのビジョンに役立つところを意識して要点をまとめてプレゼントいたします。

僕は年間100冊くらいは本を読んでいて、このブログで要約記事を書いており、読書と要約は得意です。多忙な働く人のためのサービスです!

 

 

それぞれお問い合わせはお気軽にご連絡ください!連絡先→g4n0323@gmail.com

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。