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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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【要約・感想】『漫画 方丈記』今読んでおくべき古典の名著をわかりやすく


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『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。

ライフコーチ、会社員、Kindle作家と三足のわらじを履いている小泉健一と申します。

 

このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方やビジネスに役立つ情報、またオススメの本や映画の紹介など幅広くいろんなことを書いています。

このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!

 

 

 

本記事はオススメ本の紹介です。

僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。

 

 

今回紹介する本はコチラ!

 

 

 

 

古典の名作『方丈記』をまんがでわかりやすく!

 

 

「古典を読んでみたいけど、難しそう…

「方丈記を読みたい!」

 

そんな方にオススメの一冊。

鎌倉時代の古典文学『方丈記』。

 

これを漫画で読みやすくしたのが本書。

 

『方丈記』は、災害文学とも言われ、作者の鴨長明が体験した、大火災、大地震、飢饉などの様子が詳しく書かれています。

 

当時の様子を描く資料としても貴重な存在。

 

また、鴨長明は災害を経験したからこそ、物の儚さを感じ本当に大切なものとは何か?ということを綴っています。

 

世の中は無常。

永遠に残る物はない。

物で満たして果たして何になる?

 

そんなメッセージは、現代の僕らにも響きます。

 

それでは早速、内容についてご紹介しますね。

 

 

◆本書はこんな人にオススメ!
✔『方丈記』を読んでみたい
✔古典文学を読みたい
✔活字が苦手だから漫画で読書したい
 

 

(約5分で読めます)

 

本書の要点と感想

本

鎌倉時代に描かれた鴨長明の随筆『方丈記』を漫画で分かりやすく読める本。

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」という書き出しが有名。
物事は移り変わり一緒のものなどないということ。

大火災、大地震、飢餓など災害の様子を描いた「災害文学」とも呼ばれる貴重な資料なのだということがわかった。

そんな災害では多くの物を失ったのでしょう。鴨長明は四畳半くらいの家「方丈庵」でこの本を書いたと言います。

無常感を描き、物に囲まれなくても自足を知ることの大切さを説く。それは現代人にも響く内容ではないでしょうか。

 

 

 

『方丈記』とは?

古書



方丈記とは、鴨長明という人物が鎌倉時代に書いた作品。

 

鴨長明は、歌人でもあり随筆家でもあります。

 

家柄はめちゃくちゃ良かったのですが、出世競争に敗れ、不運な処遇を受けます。そして生きている間に大災害を何度も経験します。さらに、時は平家滅亡から源氏による鎌倉時代へと変わりゆく激動の時代。

 

そんな時代を生きた鴨長明は、何もかも嫌になり、隠居生活をして書いたのがこの『方丈記』です。

 

方丈とは、5畳半くらいの広さという意味。

 

めちゃくちゃ狭い家に住んでいたのです。それもすぐにでも移動できるように。

鴨長明が訴えていたことは、移りゆく物による幸せではなく、持たざる状況でも満足できることに幸せを見出すこと。

 

まさに現代のミニマリストのような考え方。

 

僕は方丈記を読んで「まさに今必要な本だ」と感じました。

 

 

 

『方丈記』の面白いところ

本棚

 

『方丈記』の面白いところとしては、災害の歴史の資料として役立つことだけではなく、無常感を描いたところだと思っています。

 

『ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず』

 

という書き出し。

 

目の前にある河はいつも同じ奴に見えるけれど、河の流れは絶えず、流れ過ぎ去っていくように同じものはない。

 

ずっと変わらないものなんてないんだという無常感を描いています。

時を同じくして鎌倉時代に書かれた『平家物語』にも書き出しにあるのは「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」という言葉。

 

全く同じことを言ってますね。

戦争で何もかも失い、大火災や飢饉でもこれまでの日常が一変します。

 

そんな経験からこの無常感を説いたのでしょう。

 

現代でも同じことが言えます。

 

永遠に残るものなど何もありません。

物で満たしたところで幸せにはならないでしょう。

 

「今のままでも充分だ」と感じられるかどうかが大切なのだと僕は感じました。

 

鴨長明のように狭い家にわざわざ住む必要はないですが、物にとらわれたような考え方はやめていきたいですね。

 

 

『方丈記』の内容をわかりやすく!

小屋

 

僕が本書を読んで感じたのは、『方丈記』は現代人が読んでこそ面白いということ。

 

解説をされている養老孟司先生も「古典で一番読むべき本」と推薦しています。

 

災害の経験や通して鴨長明が得た知見を学び、我々の人生に活かしていきましょう。

 

これから読むという方は漫画で読めるこの本からぜひ。

 

 
◆本書のまとめ
✔『方丈記』は鎌倉時代に鴨長明により書かれた随筆。
✔大火災、大地震、飢饉などの様子がとても詳しく描かれた貴重な資料でもある。
✔「無常感」を描いており、物がなくてもいかに今の状態に自足できるかということが説かれている。

 

 

 

 

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。