『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。
ライフコーチ、会社員、Kindle作家と三足の草鞋を履いている小泉健一と申します。
このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、オススメの本や映画の紹介をしたりしています。
このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!
本記事は歴史から学べる教訓について書いています。
僕は歴史が大好きで、よく歴史の本を読みます。
『歴史は繰り返す』
とよく言いますが、歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!
日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)
シリーズ170人目は、総理大臣も担った明治時代の政治家「山県有朋」です。
彼は江戸末期に長州藩に生まれ下級武士から、陸軍トップ、そして総理大臣までのし上がった人物。
彼は下関戦争で英国と戦い、第二次長州征伐では幕府とも戦い、戊辰戦争にも参加。そして明治時代には日露戦争の指揮を執った軍人一筋の人間でした。
そして彼はのちに総理大臣も務めました。
そんな山県有朋から学べる教訓とは?
彼の生涯をざっくりポイントのみ触れてわかりやすく解説し、そこから現代を生きる僕たちにもタメになる教訓をご紹介していきますね。
彼の生涯や功績を知ると、「出世する人の特徴」が学べます。
(約5分で読めます)
山県有朋とは何した人?
武芸に秀でチャンスをモノにする
山県有朋は、1838年の江戸後期に今の山口県(長州藩)に生まれました。
父親は武士でしたが身分も低く、長州藩の学校の明倫館で学ぶことも叶いませんでした。
しかし、それでもめげずに武芸に励んでいると同じ藩士の杉山松助という人物から評価され、彼が通っていた松下村塾に推薦されて、同じく塾生だった久坂玄瑞にも勧められて入塾することになったのです。
松下村塾と言えば、吉田松陰が若くして作った学校で、山県有朋の他にも、高杉晋作や久坂玄瑞、伊藤博文など、幕末から明治維新にかけて活躍した人物を輩出した名学校です。
そしてそこで同じ塾生だった高杉晋作と意気投合し、高杉が作った「奇兵隊」の副官にあたる地位を務めることになります。こうして下級武士だった山県有朋は、常日頃から武芸に励んでいたことが功を奏し、チャンスが巡ってきて、それをしっかりものにしたのです。
軍人としてのキャリア
長州藩といえば、倒幕の志士たちが集まった藩。
山県有朋もそれに漏れず、幕府の方針や海外列強の力を見てきて、彼も倒幕の考えになっていきます。
イギリスと長州藩が戦った下関戦争、幕府の長州征伐、幕末の戊辰戦争にも参加しており、その力を発揮します。
明治時代になると、軍隊の政変を担う部署に携わり、海外の視察などをしたりして軍の在り方を学びます。そして、陸軍長官職に就くことになります。
その後も日本の陸軍の創設に尽力し、陸軍トップにもなりました。
しかし、そこまですべてが順調だったわけではなく、当時山県有朋の部下であった人物が借金をしていたことがスキャンダルとなると陸軍を辞任することになります。
また、西南戦争では、元々仲間として一緒に戦ってきた西郷隆盛とも新政府軍の立場として戦うことになります。西郷隆盛の遺体を見つけたときは敵ながら涙したという話もあります。
このように、紆余曲折ありました。
しかし、着々とその地位を確固たるものにしていったのです。
ついに内閣総理大臣に
しかし、その後に再度、波乱が待っています。
内戦も含め、度重なる戦争で財政難に陥った陸軍の責任を問われ、陸軍をまた辞職。一筋でやってきた軍人から退くことになってしまったのです。
ただ、ここでも彼の評価は衰えず、政界にいた大久保利通の推薦で、朝廷の最高機関である「参事」に就くことになり、再度、政治家の道を歩み始めます。
その後、地方は地方で政治を管理していくべきだという「地方自治制」をドイツに倣い取り入れました。
そして1889年と1898年には2度にわたり総理大臣を務めます。
彼は徴兵制の先駆けとなる法律を作ったりもしたため、日本を軍国主義に追い込んだという批判の声もあります。現に彼の国葬には軍人関係の人しか参加しなかったそうです。
戦争はあってはならないというのが今の一般的な考えですが、当時はとにかく日本を強くしないといけないという一心で彼なりの信念を持って活動していたのでしょう。
山県有朋は、軍部から退いたあとも、日清戦争・日露戦争には参加しており、当時の軍部も彼を頼りっきりでした。そんな軍人一筋だったからこそ、多くに人に推薦されて下級武士から這い上がることができたのではないでしょうか。
僕は彼のそんなところに「出世する人の特徴」がある気がしています。
出世する人の特徴とは
僕が山県有朋の生涯から学んだのは「出世するために大切なこと」です。
彼は幼少期の頃、下級武士という立場的には出世する可能性は限りなく0に近い状況でした。
しかし愚直に武芸に励んだことから、同じ藩士に評価され松下村塾に入塾。そして、政界への道を歩みます。また、軍部をクビになってしまったときも「彼が必要だ」と大久保利通に推薦され成果復帰を果たしています。
「弱い羊だけが群がっている世の中など嫌だ。虎の寝そべっている野辺(のべ)を突き進め」
これは山県有朋の言葉です。とにかく困難な道でも信念持って突き進む。そんな姿に人は魅了され、ついて行きたくなるのでしょう。それが人から推薦されることにも繋がり、出世というチャンスを掴むために大切なことではないかと思います。
いくら実力があっても日の目をみないと出世はできません。人から推薦されるような人になること。そのためには、とにかく自分の出来る事をめいっぱいやることに尽きるのではないでしょうか。
山県有朋から学べる教訓
山県有朋から学べる教訓は「出世するためには人から推薦される人になれ」です。
自分でアピールするのには限界があります。
この人を推したいと思われる存在になることが秘訣。
自分が動かなくても周りが動いてくれるととても心強いです。
僕もコーチングをやっていて、自分から宣伝するよりも、友達が推薦してくれてクライアントになってくれる方を紹介してくれることが多くあります。
常に推薦される人であろうと思いました。
山県有朋のことが気になる方は、彼についての本のリンクを貼っておきます。ぜひ(^^♪
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最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。