ども!
ライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!
「売れているものがいいなら世界一のラーメンはカップラーメンだよ」
これは、ロックバンドのブルーハーツの甲本ヒロトさんの言葉です。
僕はこの言葉が大好きなんですよね。
ナンバーワンになりたい!と思う人は多いかもしれませんがナンバーワンだからいいかと言うとそうではないと思っています。
「ナンバーワンにならないといけないの?」
「競争したり比較したりするのに疲れた...」
そんな方向けの記事です。
僕自身、人と比較して生きてきましたが、心理学やコーチングを学んでからは、自分は自分でいいんだと思うようになれました。
なので、僕は競争したりするのも好きではありません。
競争したり、比較したりして疲れちゃった人の心をちょっと軽くできるようなことを意識して書いていきます。
(約5分で読めます)
人は比較してしまう生き物
比較したり、競争したりすることに疲れた人は、「人は比較してしまう生き物だ」ということをまず認識しましょう。
別に比較するのが悪いことではないのです。
「なぜ比較するのか」「比較してしまうことを悪いことだ」と思ってる自分がなぜそう思っているのかを考えてみましょう。
僕も人と比較してばかりで生きてきました。
他人が自分のことをどう思っているかなどを気にして自分の行動を制限していました。
自分がやりたいかどうかよりも、他人がどう思うかのほうが大切でした。
しかし、それだと全然楽しくもないし、辛いこともありました。
そこから、心理学やコーチングを学んで、「ありのままの自分でいること」ができるようになってから、他人のことは気にせず自分の好きなことをしています。
僕の場合、他人と比較していたのは、他人に嫌われたくないと思っていたからです。
他人と違うことをして、仲間外れにされたくないし、他人より劣っていたりすると評価が下がると思っていたからです。
でも、人は誰しも自分以外の人と関わっていくので、比べたりしてしまうのは当然のことだとわかったのです。また、「他人からの評価が下がったからなんなんだ?!」と思うようになり、別に他人の評価が気にならなくなりました。
評価が下がるからと言って死ぬわけじゃないですしね(笑)
このように、他人と比べてしまうのは仕方のないことだと割り切って、「比較しないようにしなきゃ!」と無理をするのではなく、他人と比べてしまう自分の理由を探していきましょう。心が軽くなるヒントが隠されているはずです。
気持ちは抑え込んでも変わらない
なぜ、「人と比較しないようにしなきゃ!」と思うのはやめたほうがいいと思っているかというと、人は気持ちを抑え込んだって気になってしまうからです。
「人と比較しないほうがいい」
と思っていても、どうしても比較してしまうことが頭に残ります。
なぜなら人の脳は「否定形を認識できない」からです。
どういうことかというと、次の言葉でどんなイメージを持つでしょうか。
黄色くないゾウ
頭には「黄色いゾウ」が思い浮かんだんじゃないでしょうか。
人は「○○+ない」と否定形で考えていても「○○」の部分しか認識できないのです。
なので、「比較しないほうがいい」と思っても「比較する」ということだけ頭に残ります。おそらく永遠と比較することを考え続けてしまうでしょう。
比較する事そのものが自分にとってどういうことなのか(悪いと思っているのならなぜ悪いと思っているのか)を考えるべきなのです。
そうすると、「他人はどうでもよくて、自分基準で考える=他人と比べない」という自分が手に入るかもしれません。僕はそうでした。
比較したり競争することのメリットもある
ただ、比較したり、競争したりすることにもメリットはあります。
資本主義社会では、いろんな人が競争し合うことで、いいモノが生まれますね。
学生の頃、「テストの点数であの子に負けたくない!」 という気持ちで勉強したり、「サッカーの試合で他校に負けたくない!」という気持ちで一生懸命練習したりして自分の能力の向上にも貢献してきたでしょう。
たしかに競争心も大事なのです。
ただ、僕が思うのは、他人との比較や競争だと、相手ありきなので何事もその人基準な行動になってしまいます。
「相手に勝つため、相手より優れていると思われるようになるため。」
それが原動力で行動していると、本当に自分がやりたいことから遠ざかったり、我慢しながら行動することも多くなってしまいます。
それだといつか我慢の限界が来てしまうんじゃないかと思います。。。
人と比較して落ち込む必要はない
人と比較して落ち込む必要はありません!
今まで書いたことをまとめてみますね。
以下のステップで自分に問うてみてください(^^♪
・まず自分が「人と比較すること」そのこと自体をどう思っているのか?
・悪いことだと思っているのならなぜか?
・人と比較すると自分はどうなってしまうのか?
自分で変えられるものもあれば、他人のことなので自分ではどうしようもないこともあります。
アドラー心理学の『課題の分離』 という考え方です。
※アドラー心理学には以下の本がオススメです。書評記事を書いています。
【書評】人間関係の悩みの解決法がわかる!『アドラー心理学-人生を変える思考スイッチの切り替え方-』の要約 - ド底辺サラリーマンの夢の叶え方
コーチングの手法でも、よく使うのですが、「比較しない方法を考える」のではなく「比較する事そのもの自体を受け入れる」ということが大切なんです。
自分が課題だと思っていることを課題だと思わなくなるために、「人と比較することそのもの」を、考えるようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。