ども!
ライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!
過去の出来事がトラウマになって、行動できなかったり、
皆の前で失敗したことをひきずって新しいことにチャレンジできなかったり、
人は誰でも過去にとらわれて現在の行動を制限してしまうことがあるかと思います。
「過去にとらわれないで、今を生きよう!」
という言葉もよく聞きますが、僕は半分賛成で半分反対です。
過去を忘れようとしてもそれは無理なこと。
嫌な過去でも付き合っていくしかないんです。
嫌な過去を忘れようとしたり、考えないように抑え込もうとしても余計考えてしまうだけ。
過去にとらわれてしまう人が、どのようにして今を生きていけばいいのか、コーチング・心理学的観点から書いていきます。
本記事を読んでいただければ、きっと過去にとらわれて行動を制限してきた自分を変えるキッカケになると思います。
(約4分で読めます)
過去にとらわれてもいい。過去を価値に変える。
過去にとらわれることはいけないことではないと思います。嫌なことがあったりしたら、気にしちゃいますよね。
僕の話ですが、幼い頃から割と最近まで、僕は人の目を気にして、他人に意見を合わせるような性格でした。自己主張はせず、他人の評価で行動していました。
そんな自分を変えたいと思っていました。
そんな性格だったんでかなり人見知りだったんですが、「誰とでも仲良くできるような人になりたい!」と初対面の人と無理して話を盛り上げようとして失敗したことがありました。笑
「こんな性格を変えたいな〜」と思っていたんですが、今までの過去を否定しても得られるものは何もないと気づいたのです。
そんな過去がある中でこれからどうしていきたいか?が大事だと思いました。
過去が足かせになって行動できないことはもったいない。
その過去を活かして自分には何ができるのか?ということを考えたらとても気持ちが楽になったのです。過去を否定するのではなく、受け入れることができました。
過去にとらわれてもいいから、その過去の価値を変えていきましょう。
人は今あるものでしか行動できない
過去の行動や経験の積み重ねが現在になっています。人は今あるものでしか行動できないのです。
「貧乏な家庭だったから〇〇はできない」
「運動神経悪かったから、スポーツは向かない」
過去の行動からこれからの行動を決めがちですが、それを嘆いても仕方ないのです。
今あるものを否定しても今あるものでしか行動できないので、どう活かすかという方に発想を転換しましょう。
こうした理由から、過去を価値に変えてこれからどうしていきたいかを考えるべきだと僕は思います。
過去の経験から強みを見出す
では、具体的に僕がやった方法を書きます。
先程書いたように、僕は、他人の目を気にして他人の評価ばかりが僕の行動の基準でした。
自分の本当にやりたいことを抑え込み、他人に合わせていたのだから面白くありません(笑)
でも、だからこそ僕ができることって何かな?と考えたのです。
他人のことを気にしすぎるがあまり、他人のちょっとした仕草や表情の変化でその人が何を考えているか、喜んでるのかイライラしてるのかというのが割とわかるようになりました。
人からの相談に乗ることも多く、他人のことを気にしていたからこそ、他人のために動ける自分がいることに気がついたのです。
人の感情の動きは察知する。
人の相談に乗る。
これが僕の強みだなとわかり、今はそれを活かせるライフコーチとして活動しています。
どんなに不遇だと思ったことでも
どんなに嫌な性格だと思っても
それを強みとして活かせることはないか考えてみるのが良いと思います。
過去にとらわれたときは本当の自分を見つけるチャンス
過去にとらわれて悩んでいる時は、本当の自分を見つけるチャンスです。
悩み苦しんでいるくらい自分にとっては重要なことってわけです。
今は「嫌だ」と解釈している過去も、今後どうしていきたいかを少しずつ考えていきましょう。
そうすると「嫌だ」とすら思わなくなるかもしれません。
僕も今では自分の過去のすべてに感謝しています。
治したいなと思った性格も、今は別にありのままでいいやと思っています。
ありのままの自分を受けいれることができたら自己肯定感が高まります。
過去にとらわれ、行動できない自分がいあたら次のステップのように自分に声がけしてあげましょう。
「過去にとらわれたっていいんだ。それが自分なんだ」
「何が嫌だったんだろう?本当の自分の思いは何?」
「それを今につなげるとしたらどんな行動ができるだろう?」
自分を認め受け入れ→本当の自分の思いを探し→今に活かす、価値に変える。
過去にとらわれている自分がいたら抑え込んだり否定しようとせずに、受け入れることから始めましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。