ド底辺サラリーマンの夢の叶え方

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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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【書評vol.84】成功者の秘訣がわかる本『サードドア-精神的資産のふやし方-』著:アレックス・バナヤン


Hatena

ども!

ド底辺サラリーマンのけんいちです!

 

成功するのに必要なものは何でしょうか。

才能?

もしくはお金でしょうか。

それとも運でしょうか。

 

そんな成功者の秘訣がわかる本をご紹介します!

 

平凡な大学生がスティーブン・スピルバーグ、ビル・ゲイツ、スティーブ・ウォズニアック、レディー・ガガなど著名な成功者にインタビューをするという形式の本です。

 

いかにして、普通の大学生が多忙な著名人たちのインタビューに成功したのか。

成功者たちのインタビュー内容だけではなく、この著者の取った行動からも成功の秘訣が学べます。

 

運命すら変えてしまう著者の行動内容は本当に目からウロコで、超オススメな本です。

 

それはコチラ!!

 

 

(約4分で読めます)

 

こんな人に読んでほしい!

・運命は変えられないと思っている人

・自分には才能がないと思っている人

・成功する秘訣を知りたい人

 

「自分には才能がないから成功できない」と考えている人ほど読んで欲しい本でした。

「自分の行動で変えられる」ということを著者が身をもって証明している内容なので、とても勇気を貰えます。

 

この本の要点と僕が伝えたいこと

普通の大学生が「成功者にインタビューして、成功の秘訣を学びたい!」という夢を叶えるために奔走する物語。

著者の偶然をも手繰り寄せる行動力で、ビル・ゲイツやレディー・ガガなどの成功者のインタビューに成功します。

この本は、著名人たちの珠玉の名言がちりばめられている素晴らしい内容であるとともに、大学生だった著者が夢を叶えるための行動に「誰にだってできるんだ」と勇気を貰えるような感動があります。

 

 

成功者の秘訣は『行動力』

行動力

 

人生、ビジネス、成功。

どれもナイトクラブみたいなものだ。

常に3つの入り口が用意されている。

ファーストドア:正面入り口だ。

長い行列が弧を描いて続き、入れるかどうか気をもみながら、99%の人がそこに並ぶ。

セカンドドア:VIP専用入り口だ。

億万長者、セレブ、名家に生まれた人だけが利用できる。

それから、いつだってそこにあるのに、誰も教えてくれないドアがある。

サードドアだ。

行列から飛び出し、裏道を駆け抜け、何百回もノックして窓を乗り越え、キッチンをこっそり通り抜けたその先にーーー必ずある。

ビル・ゲイツが初めてソフトウェアを販売できたのも、スティーブン・スピルバーグがハリウッドで史上最年少の監督になれたのも、みんなサードドアをこじ開けたからなんだ。(まえがきより引用)

 

 

タイトルのサードドアという意味を理解するために、まえがきを引用しました。

 

ファーストドアは99%の人が並ぶと書かれているいわゆる一般的な道です。

 

学校を卒業し、会社に入り、家族が出来て、幸せに暮らす。

そんな人生のことですね。充分幸せな道です。

 

セカンドドアは限られた人しか入れない扉。

家柄で運命が決まっているような王族、セレブなど。

元々の自分の環境から成功を手に出来る数少ない道。

 

 

サードドアというのが本書の一番の肝。

 

どこにでもあり、誰でも通れるんだけど、通る人は少ない。

 

自分のやりたいことに貪欲で、誰に何を言われようとも夢を諦めず、何百回もチャレンジした人だけが通れる道。

 

成功者に共通しているのは、このサードドアを通ってきたということです。

 

別に王族の血筋じゃなくても、セレブやお金持ちじゃなくても、自分のやりたい人生を歩むことはできます。

 

それに必要なのは、『行動力』です。

 

著者は、どこにでもいる大学生でした。

親には医者になるように言われ、良い大学に入れて勉強もしていましたが、イマイチやる気もおきず。

 

「本当に僕のやりたいことが医者なのか?」と迷います。

 

親が自分のためにいろいろと犠牲にしてまで、学校に通わせてくれたことには感謝しているが、自分の人生はこれでいいのだろうかと悩み始めるのです。

 

よくありそうなシチュエーションですよね。

 

「ビルゲイツやスティーブンスピルバーグ、レディーガガなどの成功者たちはどうやってその成功を勝ち取ったんだろうか?」とふと考えだします。

 

 

「そんな成功の秘訣をまとめている本がないのかな」と思い、「ないなら自分で作ればいいんじゃないか?!」という発想から、本当に実現させてしまう18歳の大学生のストーリーなのです。

 

スティーブン・スピルバーグのインタビューに成功したときは、自分の学校にイベントで登壇することを聞きつけ、関係者にアタックして多少強引に近づき、会話する事に成功しています。

 

『週4時間だけ働く』という本で有名なティム・フェリスにインタビューしたときも、メールでインタビューしたい旨を伝えるも何度も何度も断られます。

 

しかし、ティム・フェリスの講演会に参加して、アタックしようと諦めません。

それだけではなく、「どうしたら直接話せるか?」と考えた時に彼が登壇している一番近くの男子トイレの個室にこもるんです。

そして講演会が終わったタイミングで、トイレに誰か入ってくる音がして、いちかばちか飛び出すと、そこには、ティム・フェリスがいて、見事、話をすることに成功します。

 

 

このように、成功するのには泥臭い愚直な『行動』しかないんです。

 

トイレで待ち伏せとか思いついても普通できないですよね(笑)

 

著者の行動力の賜物だと思いました。

 

 

偶然は行動で塗り替えられる 

行動

 

何か成功したときに「運が良い」とかいう人がいますがそれは違います。

 

成功するまで『行動』をしたから、成功して当然なんです。

 

アパレルブランドのザッポスのCEOトニー・シェイのインタビューに成功し、彼と著者の会話でとても心に残った教訓があります。

 

 

トニー・シェイに「1日行動をともにさせてほしい」と著者がお願いしてOKを貰いました。

 

それをうらやましく見るザッポスの社員がいたそうです。

そして社員ではなく何故自分なんかに1日一緒にいさせてくれたのか聞きました。

 

「どうして他の社員の人に影の役をやらせてあげないんですか?」

トニーはあっ気にとられたように僕を見てこう言った。

「喜んでやらせてあげたいよ。でも誰も頼んでこないんだ」(190pより引用)

 

他の社員は「無理だ」と思って行動しなかったんでしょう。

 

トニーはOKしてくれるのに。

 

行動しないと夢は叶えられない

 

それは当たり前ですが、行動することの大切さを教えてくれました。

 

 

偶然なんてものはなく、行動することが成功する秘訣なのです。

 

 

サードドアの開け方

扉

 

『自分のやりたいような人生を歩むサードドア』

 

その開け方がこの本にはまんべんなく書かれています。

 

「また『引き寄せの法則』もやっぱりあるんだなぁ」とも感じました。

 

著者が行動したことで、周りの友達が動き、著者の熱意によって、成功者たちも「成功者の秘訣をまとめる本を出版する」という著者の夢に共感して、次の人を紹介してくれたりと、どんどん周りが協力してくれます。

 

 

夢を叶えるためには、「熱意」「決断」「行動」

この3つが大切なことだということを教えてくれます。

 

 

この本にはほかにも下記のようなことが書かれています。

 

資金集めのために著者がクイズ番組で優勝するためにした偶然をも乗り越えた行動

スティーブン・スピルバーグが最年少で映画監督になれた秘訣

ビル・ゲイツの交渉術

ラリー・キングのインタビュー術 

ピットブル(ミュージシャン)の成功を維持する鍵

 

 

小さな決断によって、誰もが人生を大きく変えることができる。

みんなが並んでいるからと何となく行列に加わり、ファーストドアの前で待つのも自由だ。行列から飛び出して裏道を走り、サードドアをこじ開けるの自由だ。誰もがその選択肢を持っている。(435pより引用)

 

 

 どのドアを開くかは、自分次第ですね(^^♪

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

ではまた。

ざす。