ども!
ド底辺サラリーマンのけんいちです!
「歴史って暗記物でしょ?」
「歴史の勉強なんて意味あるの?」
「過去のことを振り返って役に立つの?」
歴史を嫌煙しがちな人が良く言うセリフです。
でも、僕から言わせれば歴史から学ばずに、何するの?
って感じです。
僕はもともと日本史が好きで、世界史は苦手でした。
それは、日本史は日本というひとつの国だし自分が住んでいる国だったからで、世界史は、いくつも国が出てくるし、カタカナばっかりだし「覚えられない!」という理由でした。。
そう、僕も当初、歴史の勉強は暗記物だと思っていたんです。
そんな僕は今では世界史が大好きです。
日本史に関しては、『偉人から学べる教訓』という記事もいくつも書いています。
歴史から学べることは多くあります。
この記事では、下記のことを書いています。
✅歴史を勉強する意味
✅歴史を勉強する際に大切な勉強法
歴史好きがひとりでも増えてくれたら嬉しいです!
(約5分で読めます)
歴史の勉強の何が役に立つのか
まず、歴史の勉強の何が役に立つのか、理由を書いていきます。
過去の成功から法則を学べる
歴史は繰り返すと言われます。
何百年と昔の人でも、現代人の我々と一緒の人間です。
環境は違えど、人間心理は一緒だし、同じ行動をするのです。
例えば、『孫氏の兵法』なんていうのは、紀元前500年に中国で活躍した軍師の孫武が書いた兵法書ですが、現代でも読まれ続けています。
兵法書なので、「いかにして戦争で敵に勝つか?」という内容が書かれています。
一見、戦争をしない日本の人が読んでも意味ないだろ と思われがちですが、そんなことはない!!
『孫氏の兵法書』にはこんなことが書かれています。
善く戦うものは、勝ち易きに勝つ者なり
戦いのうまい人は、勝ちやすい状況で戦い、勝つという意味です。
昔の中国の戦争では、例えば敵を山道の狭い道におびき寄せ、挟み撃ちにして迎撃したり、勝ちやすい状況を作って戦うのがベターとされています。
これはビジネスマンにも同じことが言え、競合がたくさんいるようなレッドオーシャンの産業に新しく取り掛かるよりも、まだ誰も手を付けていないブルーオーシャンに進出したほうが絶対良いですよね。
このように、『孫氏の兵法書』からは歴史から現代に活かせる戦術がたくさん書かれているんです。
過去の成功から法則を学べるため、歴史の勉強はとても役に立ちます。
過去の失敗を繰り返さないようにできる
成功から法則を学べると書きましたが、その逆も然り。
過去の失敗から学べることもたくさんあります。
過去の失敗も、原因がわかれば同じようなミスを自分がしないようにできますよね。
誰とは書きませんが、独裁者として君臨していても反感を買い、失脚する国のリーダーが歴史上にはいます。
自分がビジネスマンとして組織をまとめるリーダーなのであれば、歴史上の人物の失敗経験から原因を学び、反面教師として活用すればいいんです。
もうひとつ失敗に目を向けるメリットとしては、その失敗を活かして成功まで持って行った人にも出会えるということです。
世の中に、失敗というものはない。
チャレンジしているうちは失敗はない。
諦めたときが失敗だ。
京セラ創業者の稲森和夫氏の言葉です。
また、僕の大好きな言葉で次のようなものがあります。
それは失敗ではなく、その方法ではうまくいかないということがわかったんだ。だから、それは成功だよ。
発明王エジソンの有名な言葉ですね(^^♪
失敗した人からも学べる多くのことがあるんです。
今、世界で何が起きているのか理解できる
歴史を学ぶと今、何が世界で起きているのかがわかります。
・なぜ、アメリカがエルサレムをイスラエルの首都と認定したことでもめているのか?
・なぜ、韓国はここまで反日感情が強いのか?
・なぜ、イギリスはEU離脱をするのか?
世界で騒がれているニュースも、国の歴史や宗教の発祥などを勉強するとしっかり理解できます。
また、それが起こると今後どうなってしまうのか?ということも推測できるようになるんです。
遠い国のことのように思いますが、いつ自分たちの身に降りかかるかわかりません。
こうしたニュースの意味がわかると普段触れている情報も面白みが増し、自分の視野が拡がります。
ひょんなことから自分のビジネスに活かせることが出てくるかもしれません。
知識は多いに越したことはないので、やはり、歴史の勉強はオススメです。
歴史の勉強が苦手な人にオススメの方法
「そうはいっても、勉強する気がおきないんだよ!」という人もいるでしょう。
歴史の勉強が苦手なのは、それを勉強だと思ってしまっているからです。
当たり前ですが、自分の好きなこと以外は勉強する気は起きません。
僕は数学や物理が大の苦手で学生時代、授業が本当に嫌でした。笑
今でも苦手ですが、アインシュタインの「相対性理論」には惹かれました。
このように能動的に「面白そう」と思えれば勉強は捗ります。
歴史を面白そうと思わせてくれる方法として、ストーリーとして学ぶことがポイントだと思います。
暗記物って単発で覚えていても脳にはキャパがあるので、限界がきます。
歴史は流れとして勉強するんです。
「関ヶ原の戦いは徳川家康と石田三成の戦いだ」とか「本能寺の変は明智光秀が織田信長を裏切ったんだ」とか、単発で覚えるのは記憶に定着しにくいです。
なぜその戦いが起こったのか?
そのとき、歴史上の人たちはどんな思いだったのか?
というようなストーリーを勉強すると一気に覚えやすくなります。
歴史が苦手な人に超オススメの本があります!
世界史が苦手な僕は、この本で虜になりました!!
「無知の知」が成功のポイント
歴史を勉強する意味と、勉強する際に大切なポイントを書きました。
そもそも、「知らないことを知る」ってとても楽しいんです。
知識がある人と、ない人では、できることが全然違います。
当たり前ですよね。
また、日々勉強している人は「自分は無知なんだ」ということを自覚していて、貪欲に成長しようとしているのです。
紀元前の哲学者ソクラテスの有名な言葉で「無知の知」というのがあります。
自分が無知だということを知るということが、成功するためのスタート地点です。
日々、学んで成功するためにも、歴史を勉強することをオススメします。
「歴史の勉強なんて役に立つの?」という人は、本当にもったいないですよ!!!
歴史好きの僕が「歴史から学べること」を書きました。
ひとりでも多くの人が興味を持ってくれたら幸せです(^^♪
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。