ド底辺サラリーマンの夢の叶え方

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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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【書評 vol.78】独立に必要なことが学べる本!『そろそろ会社を辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』著:山口揚平


Hatena

ども!

 

ド底辺サラリーマンのけんいちです!

 

会社勤めから独立して、起業したり、個人で稼ぐような人が多くなってきましたね。

 

でも、独立したくても何を学んだらいいのか?何が必要なのか?

金融の知識?独立する勇気?一緒に働いてくれる仲間?売れる商品を開発するアイデア?

 

何から行動すればいいかわからない人に、手取り足取り教えてくれる「独立する人向け」の完全マニュアル的な本を見つけました。

 

行動を起こす前に必読の本です。

本記事ではその本を紹介します!

 

 

それはコチラ!

 

 

(約5分で読めます)

 

こんな人に読んで欲しい!

・これから独立しようとしている人

・会社を経営する立場になる人

・会社に入る前の学生

 

この本は独立するための手順だけではなく、会社を経営するときに大切なことが学べるので、今から社会人になる学生の方にも非常に役に立つ本でした!

 

この本の要点と僕が伝えたいこと

独立する、会社を経営するときに何を大切にしないといけないか。

マインドから知識、システムまで手取り足取り教えてくれる「独立したい人」向けの完全マニュアル的な本です。

お金を稼ぐためには、「何を提供するか」ではなく「どうやって提供するか」が大切です。

お金を稼ぐシステムを作り、自分の好きなことをビジネスにしよう!

 

 

独立する人が増えている背景 

起業

 

独立する人が増えている背景について。

 

それは、現在のシステムが崩壊しつつあるからです。

 

「勉強して、良い大学に入り、良い会社に行き、出世する」

 

かつてこれが成功とされてきましたが、本書によると、今や100人に3人しか、サラリーマンで課長にはなれないそうです。(20p参照)

 

絶望ですね。笑

僕もサラリーマンですが、課長になりたいなんて思いません。

 

言い方悪いですが、変に責任だけ背負わされて、さらに上の立場の人たちからもあーだこーだ言われるのは嫌ですね。笑

 

でも、高度経済成長期の日本を考えると、このシステムは致し方ないことでもあります。

 

当時の日本は製造業中心に海外に製品を輸出し、経済成長してきました。

 

車や精密機械、家電など日本を代表する製造業はたくさんありますが、これらを大量生産するためには、多くの人が必要で、人々には「自分は労働者の一員」という集団意識が浸透していたのです。

 

今、製造業の輸出で日本がガンガン経済成長しているかというと、そうではないことは誰にでもわかりますよね。

 

なのに、何も考えずに今までのレールのまま生きていていいのでしょうか。

 

もちろん意義を持って、サラリーマンとして働くのも必要です。

僕もサラリーマンなので、サラリーマンの生き方を否定しませんし、この本も否定はしていません。

 

 

ただ、何も考えないことに警鐘を鳴らしていて、「立ち止まって考えよう」とこの本の著者は言います。

 

 

独立するために必要なこと

 

販売,営業

独立するためには、「何を売るか」ではなく「どう売るか」が大事だと書かれています。

 

「What」ではなく「How」ですね。

 

この本の一番のキーワードはここだと思います。

 

 

何を売るかだけでは、他の人と差をつけられません。

 

自分しか持っていないものなら価値があるのでいいですが、なかなかそんなものないですよね。

 

著者は、独立するために必要な3つのこととして下記を挙げています。

 

・バリュー

・システム

・クレジット

 

バリューは、そのままの意味で「価値」

自分の商品やスキルのこと。

 

システムは稼ぎの土台になること(どのように商品やスキルを売るか)で、クレジットは「信用」のこと。

 

 

このシステムクレジットが特に重要だと著者は言います。

 

ここでのメッセージは、バリューとシステムを切り離して考えることが必要だということ。バリューはもちろん大事です。でも、システムがないとお金は入ってきません。(中略)いいものを提供すれば、お金が入ってくると考えていませんか。でも、それは間違いです。

大切なのは、「何をやるか」ではなく「どうやるか」です。(41pより引用)

 

 

 この事例として、下記のようなものがまとめらています。

 

・ハーバード大学、オックスフォード大学は教育では儲けていない

・ディズニーランドの収益は入園料関連ではない

・原価200円の弁当屋さんが儲けているカラクリ

・ほとんどお客が入っていない花屋さんがつぶれない理由

 

 

どれも非常に面白く、タメになるものばかりでした(^^♪

 

これからは、お金ではなく信用(=クレジット)を稼ぐように意識し、自分の商品やサービス、スキルを「どう売るか」を考えていくべきなのです!

 

 

 

収入を得るために必要な5つの領域

領域

 

「どう売るか」というシステムで大切なのは下記の5つのこと。

 

①顧客

②商品

③課金の仕方

④支払方法

⑤資源

 

①顧客は、個人なのか法人なのか?

法人はハードルは高いですが、継続的な利益に繋がります。

 

②商品は、そのものを売るのか、周りの関連商品を売るのかということ。

HISなどの旅行会社ではツアー料金よりも旅行中のお土産を買ってもらうことで利益を出しているそうです。

 

③課金の仕方については、その場限りで一回だけ買ってもらうのか、登録などをして毎月利用料を徴収するのか種類があります。

 

④支払方法については、僕もあまり考えていなかったですが、確かに大事だなぁと思いました。 

例えば、クレジットカードで購入したり、口座から自動引き落としだと、顧客には『お金を使った感覚』があまり残らないので、現金で払うよりもお金を使ってくれるのです。

 

⑤資源は、調達方法が重要になります。

単純に買って手に入れたものを使って商売するのか。

自分のいない時間を利用して、自宅を貸す民泊なんかもうまくお金をかけずに資源を手に入れた例です。

なるべく資源にはお金をかけないようにしたいですね。 

 

これら、5つのことを考えて、自分のビジネスが他と違うようにできればオリジナリティが出てきます。

 

 

 

とりあえず「なんとかなる精神」が大事

ポジティブ

 

いろいろと独立や起業に関する大切なことが書かれていますが、最後は「大丈夫、なんとかなるから」と背中を押してくれるメッセージが心強かったです。

 

 

著者の方も独立、起業して成功していますが、独立したばかりの頃の心境とかがリアルに書かれています。

 

それでも、なんとかなるから大丈夫、と言ってくれているのです。

 

人は、外で起こるさまざまな出来事を、自分で勝手に評価し、解釈し、意味付けします。(中略)しかし、物事それ自体はニュートラルです。出来事は意味を持ちません。意味を与えるのは人間です。(192pより引用) 

 

ここは一番共感しました!!!

 

常に僕が考えていることです。

 

何か嫌なことがあったら、「嫌だな」と思うのも自分が決めているのです。

 

それがわかるとおころ出来事すべて受け入れられます。

 

著者も「流されることが大事だ」とこの本で言っています。

 

 

起こってしまうものが仕方がない 。それに対して自分がどうするか?が大切なんです。

 

独立に対するシステム的なことから、こうしたマインドまで学べるこの本はとても役に立ちました。

 

他にもこんなことが書かれています!

・成功しているビジネスモデル10例

・事業が拡大するときに抑えておきたいポイント

・独立後に身につけるべき考え方

・時間の量より密度が大事

・人との関わり方

 

これはきっと僕は何度も読み返す本になるでしょう!!

 

 

ぜひ、手に取ってみてください(^^♪

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

ではまた。

ざす。