ども!
ド底辺サラリーマンのけんいちです!
社会人にしろ、学生にしろ、歳を重ねるにつれ、部下や後輩が増えていきます。
指導の仕方として一番苦労するのは『叱り方』ではないでしょうか。
僕も10年社会人をやっていますが、これには特に気を付けています。
部下や後輩を育てるために、絶対にやってはいけないNGな叱り方があります。
僕が失敗した経験も交えながら書いていきますヽ(;▽;)
今回の記事では、『絶対やってはいけない部下や後輩の叱り方』をご紹介。
これらを気を付ければ、成長できる指導方法が身に付くでしょう!
(約4分で読めます)
やってはいけないNGな叱り方
感情的に叱る
感情的に怒鳴りつけるのはNGですね。
体育会系のように上から怒鳴ることで「なにくそ!」と思ってやる気が出る人もいるかもしれません。
しかし、基本的には萎縮してしまう人が多数です。
感情的に怒られると、怒られる側は「自分のミスを指摘してくれている」とは感じずに
「感情だけぶつけられている」と思ってしまいます。
僕の昔の上司でもその日の気分で、同じ指摘でも怒鳴ってくる日とそうでない日がある人がいました。まじ厄介でした(笑)
感情的に叱ると相手を萎縮させてしまいます。
原因を追求する
原因を追求するのは、一見間違ってなさそうですが、「なぜ?なぜ?」と追求するのは部下や後輩にプレッシャーを与えてしまいます。
怒鳴るのと一緒で萎縮させてしまうのです。
原因を分析して、二度とミスが起きないように対策を打つのは大事ですが必要以上に原因を追求するのは意味がありません。
「なんでそんなことやったんだ!?」
「なぜ確認しなかったの?」
などの「なぜなぜ攻撃」はやめましょう。
このなぜ?という質問に答えていくに連れて「自分はなんて使えないんだ」「なんて仕事が出来ないんだ」と自己否定をしてしまう恐れもあります。
部下や後輩を自己否定させてしまうようなことはやめましょう。
人前で叱る
人前で叱るのもやめたほうがいいです。
人前で叱ることは、叱られる側のプライドはズタズタにされます。
見せしめのような辛い気持ちになります。
人前で叱る人は、僕の周りにもいました。
叱られてる本人でなくても、本当にやめてほしいと思います。
人が怒られてるところを見るのは嫌ですよね。
いい効果はひとつもないと思います。
叱るときは、一対一で会話しましょう。
メールで叱る
メールやチャットツールは便利ですが、文字だけだと、なかなか気持ちは伝わりづらいので、叱ったり指導するのには不向きです。
感情の起伏や言葉のニュアンスをちゃんと伝えるためにも直接話すことをオススメします。
僕も以前、メールで後輩に注意した時に気持ちが伝わらずにうまくいかないことがありました。
メールはかなり淡白です。
文字だけでは伝わらない部分は多くあります。
間違った叱り方をするとどうなるか
やってはいけないNGな叱り方を4つご紹介しましたが、なぜこれらがダメなのかというと、「部下が報告しづらくなる」からです。
怒鳴るような人
原因ばかり追求してくる人
人前で叱る人
メールでばかり叱ってくる人
こんな上司や先輩だったら相談したり報告したりできないですよね。
報告や相談がしづらいということは、タイムリーに情報が行かないということ。
それは会社や組織に大ダメージです。
風通しの良い組織というのは、スムーズに情報が行き渡ります。
逆に、情報が滞ってしまうと小さなミスも大きくなります。
取り返しのつかないようにならないために、常に情報が行き来するよう、相談しやすい雰囲気を自分から作るべきなのです。
僕の周りにも見本にしたい人もいますし、反面教師にしたい人もいます。笑
常に相談しやすい雰囲気を心がけています。
部下や後輩が成長する叱り方とは?
部下や後輩が成長する叱り方には、アサーションがオススメです。
アサーションとは、自分の主張をしつつも、相手を敬う伝え方です。
叱る際に、自分の主張ばかりを怒鳴り散らすのではなく、相手がどう考えていたかということにも感情的にならずに耳を傾けましょう。
「あなたのことを尊重している」という姿勢を見せるのがとても大事です。
赤ちゃんや幼い子供ですら、大人が自分のことを子ども扱いしていると、わかるらしいですよ。
叱るという行為は、叱る相手の成長を期待し、そして組織に良い効果をもたらすためですよね。
紹介した4つの行為には気を付けて、部下や後輩が前向きに行動できるような叱り方を意識しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。