ども!
ド底辺サラリーマンのけんいちです!
Facebookが2019年6月18日に仮想通貨「リブラ」を発表しました。
ビットコイン、イーサリアムなどに代表される仮想通貨。
このタイミングでなぜFacebookは仮想通貨を作ろうとしたのか?
ビットコインとはどう違うのか?
ざっくり大枠を解説します!
詳しくは書きませんので、サクッと理解したい人向けの記事になります(^^♪
(約3分で読めます)
リブラとは?目的と特徴【今までの仮想通貨とは違う!】
(参照:リブラ(Libra) :日本経済新聞)
リブラとはどんな目的で作られたのか?
FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ氏は「国境のない金融インフラを作りたい」という目的があると言いました。
Facebookのアカウントを持っているもの同士で、国境を越えて、簡単に通貨を送金したり受け取ったりできるようなものです。
画面上で国の違う相手にも送金でき、そして、手数料も安い。
国が違うと、通常手続きが面倒くさかったり、手数料がかなり高かったり、なかなか簡単に送金はできません。
それをデジタル化して、簡易的にできるようにするのがこの「リブラ」の狙いです。
これからの時代、自分の生まれた国を離れて世界中で働く人は多くなるでしょう。
別の国から国へお金を送金するのが簡単にできると、多くの人の助けになります。
また、ビットコインとは違った特徴として、資産によって価値が裏付けられていることです。
どういうことかというと、「リブラ」の価値は、法定通貨である米ドルなどで保証されることになります。
1ドル=2リブラのように。
1ドル=105円などの円ドルのように、レートが決まっている他の法定通貨と同じですよね。
ただデジタル化なので、目に見えないだけ。
ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨は他の通貨で保証されていないので、需給で大きく価格変動します。
ビットコインの暴騰や暴落などで話題になったりしてますよね。
Facebookが発表した「リブラ」は、法定通貨で保証されているので、大きな価格変動は起きづらく、安定しているという特徴もあります。
リブラのここが危ない?!
アメリカのFRBは「リブラには懸念している」と発言。
やはり一番の問題は「情報セキュリティ」です。
米FRBも「不正防止対策がしっかりしていないと出しちゃダメでしょー」ということを言っています。
Facebookは2020年には使用開始するとも言っています。
1年で情報セキュリティを万全にし、不正防止対策をできるのか?
そこが焦点となっています。
Facebookは過去、情報漏洩の問題もありましたね。
またFacebookの登録者は世界の人口の3分の1の23億人だと言われています。
世界で一番大きいSNSでの情報流出やリブラの不正利用が万が一起きてしまったら、世界的な大問題になりますよね。
アメリカのトランプ大統領も「銀行と同じように規制をしっかり守らないと危険だ」とツイートしていました。
利用者の多いFacebookだからこそ、情報セキュリティ面が一番の課題となっています。
リブラの今後の可能性
リブラは今後主要な通貨になるんでしょうか。
リブラはFacebookが扱うのではなく、その子会社の『カリブラ』という会社が行います。
また、Libra協会というのがあり、クレジットカードで有名なVISAやmaster card、電子決済PayPalなどもそこに出資しています。
金融の大手が出資しているということもあり、今後はこのリブラも主流になり、金融システムや通貨というものが大きく変わっていく可能性があります。
大手銀行にとっては大きな痛手になるでしょう。
そして、リブラが加熱すれば、他の通貨の価値が下がったり、世界の経済をも動かしてしまうかもしれないのです。
ただ、近年、キャッシュレス化も進み、「お金」自体目に見えないものになりつつあります。
ビットコインとかは、正直「投機目的」のように見えますが、リブラは法定通貨で価値が保証されているので、安定した仮想通貨となります。
そうはいっても、暴騰、暴落はあり得ます。
でも、ぶっちゃけ、そんなことばっか気にしてたら新しいこと出来ないですよね。笑
情報セキュリティはしっかり対応してもらわないと困りますが、お金の在り方も大きく変わってきているところですので、僕はこの「リブラ」が取り入れられることには少しワクワクしてます。
目的は「もっと簡単に、もっと安く、お金を送ることができるようにする!」というマークザッカーバーグの思いです。
マークザッカーバーグが描く素敵な未来が来ることを祈ります!
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。