ども!
ド底辺サラリーマンのけんいちです!
突然ですが、読書は好きですか?
「大好き!!」という人もいれば、「読むの大変そうだから読んでない」という人もいたり、人それぞれだと思います。
年収の高い人ほど、読書する量が多いというのも様々なニュースやSNSでも目にしますね。
僕もこのブログで書評記事を書いているくらいなので、本はよく読みます。
それでも、昔っから好きだったかというと、活字の本は集中力が10分と持たず全然読めていませんでした。
そんな僕がなぜ読書の習慣がついたかというと、『読書の効果』を理解したからなんですね。
今までは単純に「読書するのはいいんだろうな」とぼやっとした理由だったんで続かなかったんですが、読書に目的を見出すことができたら、読書が面白くなりました。
そんな『読書の効果』『読書の意味』を解説していくれている本を今回、ご紹介します!!
それはコチラ!
読書家で多くの著書もあり、メディアにもよく出られている斎藤孝さんの本です。
読書に関する本も多いです。
『孫氏の兵法書』を解説した本も出されていたり、幅広い教養がある方なのでこの本もとても深い本でした。
「読書ってどんな意味があるの?情報収集だったらネットでいいじゃん」
と思っている人ほどこの本を読んで欲しい!
それでは書評していきます!
- こんな人に読んで欲しい!
- この本の要点と僕が伝えたいこと
- 情報化社会だからこそ、読書する意味がある
- 読書すると得られる効果とは?
- 読書する効果をさらに深める方法
- 本を読む効果は誰でも得られる!読書に才能はいらない
こんな人に読んで欲しい!
この本の要点と僕が伝えたいこと
情報化社会だからこそ、読書する意味がある
読書は人間に生まれたからこそ味わえる喜びです。自分で自分の人生を深めていける最高のものです。ネット、SNS全盛の現代だからこそ、あらためて本と向き合うことが重要だと思うのです。(24pより引用)
読書すると得られる効果とは?
では、本を読むと何が良いんでしょうか。どんな効果があるんでしょうか。
自分が魅力的になる
知識や教養が深い人になれると、当たり前ですが、他人から信頼も得られ、自分に興味を抱いてくれる人も増えます。
浅い人と深い人。どちらの人の話を聞きたいか、聞くまでもありませんね。では、その浅い・深いはどこから来ているのでしょうか。それは、一言でいえば、教養です。
教養とは、雑学や豆知識のようなものではありません。自分の中に取り込んで統合し、血肉となるような幅広い知識です。
カギとなるのは、物事の「本質」を捉えて理解することです。(27pより引用)
やはり知識・教養の深い人のほうが魅力的になります。
知識・教養の深い人は、物事の「本質」を捉えられるようになるので、問題解決能力も高くなります。
そうすると、社会で活躍できたり、いわゆる成功者になれるのです。
ネットでも知識や教養はつけられますが、たいてい誰かの手垢がついた二番煎じのものだと僕は思います。(気分を害された方がいたらすみません・・・)
まとめサイトだったり、誰かの見解を通しての記事だったり、少なからず誰かのフィルターを通しての知識、情報になってしまうことが多いです。
それが教養の高い人のだったらいいのですが。
幅広い分野で、その道のプロフェッショナルの教養が手に入る本を読まない手はないですね。
特に物によっては何百年と読まれている本があります。
それはやはりそれだけ人の役に立っているということなんですよね。
そんな本を読めば自分の血肉にすることもできるのではないでしょうか。
本を読んで魅力的な人間になりたいですね(^^♪
広く深い教養で自分の能力が高まる
知識の増え方について考えるとき、普通は10努力すれば10増える、20努力すれば20になるというような正比例の図をイメージするのではないでしょうか。しかし、私の感覚はそうではありません。細胞分裂のように、倍、倍で増えていく感じです。(100pより引用)
これについては僕はとても共感しました!
同じジャンルの本を読んでいると、「あ、これ前に読んだ本にも書いてあったな」ということがあります。
それを繰り返すと自分の知識・教養として身に付きます。
また、別のジャンルの本を読んでいても、「あ、これ、こないだの本が言っていることと似ている」なんてこともあるのです。
例えば、心理学の本に書いてあったようなことが、成功者の方の著書にも書いてあると、「やはり成功するために心理学のこういう考え方が大事なんだな」とわかります。
実際に僕も営業マンなので営業スキルアップの本を読んでいると心理学の「ザイアンスの法則」なんかが出てきて、営業スキルに心理学は有効なんだなとわかり知識が深まることがありました。
※ザイアンスの法則については下記記事に書いてますので、もしよろしければ(^^♪
深い知識をつけると、別の分野でも知識と知識がつながることがあるんですね。
そうして「あー!!これこれ!」みたいな経験を積み重ねるとさらに教養が増します。
これが著者の言っている細胞分裂のように知識が深まるということではないでしょうか。
読書する効果をさらに深める方法
では、読書をし始めた人がさらに効果を深めるにはどうしたらいいのでしょうか。
著者月間を作る
これは非常に面白いな、と思いました(^^♪
著者の齋藤さんは「今月はこの人の本を読む!」と決めてその人だけの本を読み漁るそうです。
そうすると、その著者の視点や考え方がよくわかるとのこと。
読書は自分とは異なる視点を手に入れるのに役立ちます。意識したいのは「著者の目」になることです。自分と違う見方だなぁと思っても、いったんは著者の目になったつもりで本を読む。著者の目で周りを見てみる。そうすることを繰り返すと、視点が重層的で多角的になります。(59-60pより引用)
読書の最大のメリットは著者の見方を体験できることだと僕も思います。
ただそれには1冊読むだけではなくて、著者月間のようなものを作り何冊も読み漁ると、効果的だということが書かれています。
僕も真似してみようと思います!!
読んだ本はアウトプットする
読んだ本は読んだままにせずにアウトプットしましょう。
自分の頭で整理して書き出すことは自分の知識を深めるとてもいい手段です。
僕がブログでこうして書評記事を書いているのも、多くの人に本を知ってもらいたいという想いと、「自分の知識・教養を深める」という想いがあります。
齋藤さんが勧める面白いやり方は『その本のポップをつくる』ことです。
まだその本を読んだことのない人が、「読んでみたいな」と思うようなおすすめ文を書くのです。感想文というよりは、キャッチコピーのような感じです(77pより引用)
読んだ本を自分だけのメモに残しておくのもいいですが、発信するのもオススメです。
同じ本を読んだ他の人から別の意見をもらえるかもしれませんし、そうすると自分の教養もさらに深まります。
ブログなどではなくても、Twitterで発信するのもいいですね。Twitterは140字までなので、まとめる力が身に付きます。
Twitterで「他の人が読みたくなるようなキャッチコピーで発信する」のはとても効果的だと思います!
ツールはいろいろあると思うので、アウトプットは超絶オススメです。
本を読む効果は誰でも得られる!読書に才能はいらない
読書する効果は誰にだって得られます。
本を読むのに才能は必要ありません。すでにお話したように、本来誰もが知的好奇心を持っています。子どもはみんな本が好きです。それが成長とともに本から離れてしまっているだけで、ポテンシャルは持っています。
一度読書する習慣がつけば、どんどんラクに本が読めるようになります。そして思考も知識も人格も深めていくことができるのです。(163pより引用)
読書する習慣がつけば、どんどんラクに本が読めるようになるというのは僕も実感しています。
冒頭に書いたように最初は10分も持たなかった集中力も持続できるようになり、今では1日最低でも30分は読書する時間を取っています。
しかも、読むスピードも速くなりました。
著者は本を読まない人こそ難しい本を読めと言っています。
集中力が続かない人こそ、やさしい本を求めてしまいがちですが、それでは集中力アップのトレーニングにはならないとのことです。
そうはいっても、いきなり分厚い本は厳しいと思うので、僕は自分の興味のある分野の名著を読むのがいいのではないかなと思います。
自己啓発系の本をよく読むのですが、僕は最初に名著『7つの習慣』を読みました。
500ページ弱あるこの本は読書し始めの僕にはつらかったですが、あえて「マンガで読むシリーズ」とかではなく原作で読みました。
最初はなかなかページをめくるのが進まなかったですが、自分の興味のある分野だとどんどんはまっていきました!
著者のいう幅広い分野の教養をつけるのは、自分の興味ある分野を深めてからでもいいと思います。
僕は最近、哲学や歴史、天体(宇宙)についても勉強したいと思っています。
何かオススメの本があれば教えていただけると嬉しいです(^^♪
自分の好奇心がうずくような本を読めばいいのです。
好きなものが同じ人のオススメの本を紹介してもらうのでもいいし、本屋さんで見かけた面白そうな本を買って読むのでもいいと思います。
読書する習慣を身につけて、教養を深めていきましょう!
広く深くついた教養は自分の血肉になり、いつか自分の仕事に役立ったり自分で価値あるものを生み出すことに繋がっていくと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。