ども!
ド底辺サラリーマンのけんいちです!
人間がヒトやモノを好きになるときにはいろいろな理由があると思います。
自分と性格が合うヒトを好きになる。
自分の役に立つモノを好きになる。
ただそれだけではなく、単純に自分がよく触れているものに人間は好意を寄せるという法則があります。
これを知っていると、自分がどうすれば気に入ってもらえるか、自分の提供する商品やサービスをどうやったら気に入ってもらえるかということがわかるヒントになるかと思います。
(約3分で読めます)
ザイアンスの法則とは~ヒトやモノを好きになる心理を知ろう~
『人間は接触回数が多いヒトやモノに好意を抱く傾向がある』という法則を米国の心理学者のロバート・ザイアンスが提唱しました。
単純接触効果とも言います。
その名の通り、単純に接触回数を増やすだけでも人間はその対象のものを気になっていくということです。
テレビCMも同じ効果があると言われています。
同じCMを見ていると、たいして欲しくないものでも欲しくなってくるという経験はありませんでしょうか。笑
電車の広告とかもそうですね。
接触回数を増やすことで人間の意識に存在を植え付けているんですね。
ザイアンスの法則は仕事でも人間関係でも役に立つ!
このザイアンスの法則は様々な場面で役に立ちます。
実際に僕は現職の営業の仕事で意識しています。
大体僕は決まった取引先にルーティンで月1度商談をしております。
しかし、より大事な取引先や関係がうまくいっていない取引先にこそ月1とは言わず月2~3回商談をするようにしています。
会いに行く回数を増やして単純接触効果を狙っています。
もし、関係がうまくいっていない取引先だとしても何回も足しげく通ってくる営業に対して、冷たくあしらうなんてことはしないでしょう。
おかげさまで困ったときに何か頼まれる関係になることができました。
自分の商品やサービス、コンテンツを提供している人も同じだと思います。
質も大事ですが、最初から質ばかり求めるより量をこなすことも大事だと僕は思います。
まず自分が提供したいものを露出させる。
触れてもらう。
そしてファンになってもらう。
もちろん中身が薄かったらファンになってもらうことはできませんので、今の自分の全力でサービスやコンテンツをつくるのは当たり前ですが、まずは人の目に触れさせることを意識してみることをオススメします。
『人間は接触回数が多いヒトやモノに好意を抱く傾向がある』というザイアンスの法則を利用しましょう!!
別に商品やサービスなど大それたことでなくてもいいと思います。
Twitterやブログの発信なんかでもいい。
YouTubeに動画をアップするのでもいい。
普段のアウトプット活動でも毎日更新して、たくさん触れてもらうことでファンが増えるかもしれません。
また、人間関係でもザイアンスの法則は役に立ちます。
人間関係がうまくいっていない人が僕もいました。
しかし、仕事の関係上避けては通れない人だったので困りました。笑
嫌な人だからと言って関わらなきゃいいじゃんとはいきません。。
このザイアンスの法則を当時知っていたわけではないですが、僕はあえてその苦手な人と接触回数を増やしました。
僕にばかり厳しく怒ってくる人だったんですが、僕が食らいついていくようにその人に何回も話しかけ、何回も自分の考えを伝えるようにしました。
すると、だんだんと自分のことを気にかけてくれ、評価してくれるようになったんです!
話しかけてこず自分のことを避けている人に対しては冷たく当たってもなんてことないですよね。
でも、こいつ苦手だなと思う人でも失礼な態度ではなく真面目にアタックしてきたら無下にはなかなかできません。
苦手な人やどうしても関わりたくない人がいたら、逃げられるなら逃げていいと思います。
でもいつもそういうわけにはいきませんよね。
そのときは、自分からアプローチしてみることもオススメします。
恋愛でも同じことが言えます。
そんなに気になっていない人でもふたりで遊んだりしているうちになんだか気になってきて、いつの間にか好きになっているなんてこともあります。(実体験。猛照)
気になっている人がいたら接触しまくりましょう。(変な意味ではなく笑)
まとめ
仕事でも普段の生活でも人間関係の問題でも利用できる『ザイアンスの法則』。
人間は接触回数が多いヒトやモノほど気になってきて好意を抱く傾向にあります。
こうした『ヒトやモノを好きになる心理』を知ることでちょっとだけ生きやすくなるんではないでしょうか。
参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
ではまた。
ざす。