ども!
ド底辺サラリーマンのけんいちです!
人の悩みのほとんどは人間関係からきています。
家族や友人、恋人など大切な人と分かり合えないという悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
僕も「なぜそんなことするの?!」「なぜ俺の言うことに共感してくれないの?!」と思う事が昔はありました。
しかし、根本的に人って分かり合えないんですよね。
僕はあきらめるしかないと思っています。
(約3分で読めます)
人は最後まで分かり合うことが出来ない
結論、人は分かり合う事は出来ません。
そんなこと言うと「寂しい!」と感じる方もいるかと思いますが、今まで育ってきた環境も、関わってきた人間も違えば、十人十色の価値観があるから仕方ないですね。
自分にとっては当たり前の言動だとしても、相手にとっては理解しがたいものかもしれません。
その逆もしかり。
そこを理解しようとすると苦しみます。
僕も「なんであの人はあんなこと言ってきたんだろう」と相手の立場になって考えてよく悩みまくっていたこともありましたが、知恵熱が出そうなくらい頭がパンクして無理でした。。(笑)
一番近い存在の親だとしても分かり合うのは難しい。
例えば、「私は大学には行きたくないし、高校卒業したら音楽の専門学校に行って、音楽の道に進む!」と主張するこどもに対して、
「まず大学には行きなさい!もし音楽の道を諦めたとき、選択肢がなくなるじゃない!」ととがめる親がいたとします。
どちらが正しいとかはありません。
親は親が育んできた価値観でモノを言います。
子どもも周りの友達が夢を追いかける人が多かったのか、憧れのミュージシャンがいたのか、「音楽の道に進みたい!」という考え方を持つようになったのでしょう。
いくら親とは言え、育ってきた環境は異なるので分かり合うことなんて出来ないのです。
「人は分かり合えない」ということを承認すると、人生がラクになります。
なぜ人は分かり合うことができないのか
人は価値観というフィルターを通して物事を見ています。
次の写真を見てあなたはどう感じるでしょうか。
ピンク色した花。
花が好きな人は「キレイ!」
花が好きでない人は何にも感じない
お母さんが花が好きであればお母さんを思い出すかもしれません。
何に対してもどう感じるかはその人の価値観次第なのです。
他人は他人同士、それぞれのモノの見方、考え方があるので分かり合う事なんてできないんですよね。
心理学者アドラーは「課題の分離」ということを唱えています。
他人がどう思うか、どういう行動するかは他人の自由なので、それ以外の人が介入する事はできない。
他人の課題は他人の物だということです。
分かり合えない、でも理解する
人は分かり合えないと書きましたが、理解する事は出来ます。
理解するとは、『 他人の気持ちや立場を察すること。』。(goo国語辞典より)
他人の気持ちや立場を察して、「僕はこう考えているけど、あなたはそう考えているんだね」と思うことはできるってことです。
「それでも相手の言動は納得できないし、モヤモヤしてしまう!」と考える方もいるでしょう。
確かに黙っていては理解する事すら難しい思います。
自分の気持ちは伝えましょう。
心理学者のアドラーはこう言います。
「何を与えられるかではない。与えられたものをどう使うかが大事だ」
何かを求めるのではなく、今、どうしたいか?が大切なんです。
思いを伝えたいなら伝える。
それで、相手がどう思うかは相手の自由です。
さっき書いた「課題の分離」ですね(^^)
逆に自分の課題も自分だけのもの。
大切にしましょう。
自分が考えていることに関しては自分以外の人がどうこうできるものでもないのです。
なので、自分が「理解できん!! 」と思うことがあれば
「私はこう考えているから、あなたがこう言ったことに対してわからないんだけど、どういうことだったのかな?」と優しく聞きましょう。
それに対してイラっとする人はいないはず。
もしいたとしても、そう感じるのもその人の自由なので、「仕方ないな。」と諦めましょう。
価値観は十人十色。
人は分かり合えない。
でも、コミュニケ―ションを取ることで理解することが出来ます。
理解して、相手のことを尊重できるようになればもっと良い人間関係が築けます。
人は分かり合えないと承認すると人生ラクになる
人は分かり合えないということを承認すると人生がぐっとラクになります。
分かり合うのではなく、理解することが大切。
理解するといっても、別に他人に合わせる必要はないんです。
友達が「よし!休みの日こそ、外で遊ぼう!!キャンプ行ってBBQしよう!」と誘ってきても自分は「家でゲームしたい...」って思っていれば、友達に合わせる必要はありません。
自分が「今晩は焼肉にいこう!」と彼女に言った時に「えーー今日はイタリアンがいい」と言われた時も「まじかよ。。。」と思わずに、お互いの意見を尊重して譲歩しましょう。
「今日はイタリアンにするから来週は焼肉ね!」みたいな(笑)
こうした些細なことでも「分かり合えない」とどんどん蓄積されて人間関係が悪化する原因になってきます。
人はどーーーしても分かり合えない!
これだけ頭に入れておくときっと人生は好転します。
分かり合うのではなく、理解する。
それが良い人間関係を築くポイントだと思います。
応援してます。
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。