ども!
ド底辺サラリーマンのけんいちです!
『変わりたいけど、なかなか変われない!』
『夢はあるけど、なかなか近づけない!』
そんな悩みのある方は、『スコトーマ』が原因かもしれません。
『スコトーマ』とは、ひとことで言うと『盲点』。
元々は医学的用語で視覚的盲点のことを言いますが、
心理学用語としても使われることが多いです。
このスコトーマがどんなもので夢の叶え方にどう影響しているのか書きたいと思います。
これを知れば、今の状況を変え、夢に近づく方法がわかります!!
スコトーマってなんやねん
スコトーマとは、心理的盲点のこと。
どういうことかというと、人間は自分の興味のあるものしか脳みそに情報が入ってこないんですよね。
例えば、渋谷の街を歩いているとします。
スクランブル交差点には人もいっぱいいるし、ビルも多く看板もたくさんあります。
音楽が好きな人は、ビルの大型ビジョンで流れる音楽に注目し、
洋服が好きな人は街中を歩く人たちのファッションが気になり、
お腹が空いている人はレストランの看板に目が行くようになります。
これが『興味のあることしか情報が入ってこない』という状況です。
音楽に興味がない人にとっては、大型ビジョンの音楽は気にも留めません。
気づきもしない。これが心理的盲点、スコトーマです。
これって別に悪いことではありません。
人間の脳みそは1日に大量の情報を処理します。
五感から入る情報をすべて処理していては脳みそがパンクしてしまいます。
無意識のうちに興味のある情報だけを取り入れる脳みその機能をRASといいます。
RASについては過去に書いた記事を貼っておきますのでもしよろしければ(^^♪
このRASという機能により、自分に必要ないと判断された情報は入ってこずスコトーマが発生します。
将来の夢があるのに、なかなか近づけない。
現状打破したいのにやり方がわからない。
このように感じる人がいたらそれもスコトーマが影響している可能性があります。
スコトーマを外すことが夢に近づく手助けになります。
ではその理由と具体的方法を書いていきます。
スコトーマが邪魔して将来の夢から遠ざかっている?!
自分の興味のあることしか脳みそは情報処理をしません。
それは将来の夢になかなか近づけないという人や現状打破したいけどできないという人たちにも影響しています。
スコトーマができてしまう原因には、昔からの自分の価値観や過去の経験からくる考え方があります。
例えば脱サラをして起業したい人。
親がサラリーマンで『会社に勤めて働くことで安定した収入を得られる』という考え方が昔から沁みついている人は、脱サラして起業するということがどんなものなのか想像できないのでやり方がわからず盲点となってしまうのです。
サラリーマンが安定した収入を得るための方法だと心の奥底で思っているから動き出せないんですよね。
他にも、例えば人見知りの人。
小学校に入学したときに、『クラスの人に話しかけたら無視された』という経験があったら、『人に話すのが怖い』という価値観ができてしまい、ずっと人に話しかけられない人見知りとなってしまいます。
このように、過去の経験から『固定概念』が出来上がっており、それがスコトーマの原因となります。
このスコトーマがあることで、夢に向かったチャレンジや現状打破のために変わろうとする一歩が踏み出せなかったりします。
そう。
固定概念をぶち壊すことがスコトーマを外す方法なのです。
スコトーマを外す具体的方法
スコトーマの外し方を順に紹介します。
実践する順番としては紹介する順にやってほしいと思います。
①自分の価値観とその価値の序列を知る
まずは自分の価値観を知ること。
仕事、恋愛、お金、人間関係、家族、娯楽などなど。
それぞれの分野で自分が何を大切にしていて、どう感じているか書き出してみましょう。
具体的には、それぞれの分野が自分にとってどんな存在か考えてみるのをオススメします。
お金は自分にとってどんな存在ですか?
人によっては、自分の夢を叶えるために必要なものだったり、
他の人にとっては最低限暮らしていければいいと思っているかもしれません。
さらに踏み込んで『なぜそのように考えているのか』ということを深堀りすることしてください。
そうしたら自分の過去のどんな経験からきている価値観なのかがわかります。
それを知ることでスコトーマを外すためにどうしたらいいかが理解しやすくなります。
その価値観は当たり前ではないんだということも理解しておきましょう。
また、それぞれの価値の序列をしること。
先ほど挙げた、仕事、恋愛、お金、人間関係、家族、娯楽のうちで自分の中で優先順に決めるのです。
その中で例えばお金の優先順位がかなり低かったとします。
そして自分の夢を叶えるためにお金が必要だとしたら、そのお金の優先順位を意識的に上げて、お金のことを考えるようにします。
優先順位が低い価値も自分にとってスコトーマとなっているかもしれません。
②自分の夢や在りたい姿を明確にし、それが叶ったかのように振る舞う
自分の価値観を知り、価値の序列を知ったら、次は自分の夢を明確にします。
漠然と『○○になりたい』と考えている人はもっと具体的に、『なぜそうなりたくて、誰に対して貢献したくて、何を使ってどのように活動したいのか』まで考えます。
5W1Hですね。
具体的にイメージできたら、その夢が叶ったかのように振る舞います。
すると、その夢を叶えている人の思考や言葉、必要なものが見えてくるので、それが自分にとって興味のあるものになり、スコトーマではなくなるのです。
夢が叶ったかのように振る舞うということの方法の一種で『アファメーション』というものがあります。
アファメーションについて書いた過去の記事を貼っておきます。
夢が叶ったかのように振る舞うということがよくわからなくてできない人は、自分と同じ夢をすでに叶えて活動している人と関わるようにしましょう。
そうすると、その夢を叶えている人がどんな行動をして何を大切にしているかがわかり、自分に必要なものも見えてきます。
僕が尊敬している人も、『憧れの人の言葉の使い方や仕草まで真似をしていた』と言っていました。
自分の夢があるんだけど、なかなか近づけないという人は、具体的イメージが湧いていないことにより、必要な情報が何かわからないので情報が入ってこないのです。
このように付き合う人を変えるのも必要だと思います。
そして、自分も『自分の夢が叶った』ように振る舞いましょう。
そうするとスコトーマが外れて自分に必要なものが何か見えてきます。
③自分の夢やありたい姿をできるだけ多くの人に話す
自分の夢が叶ったように振る舞うということと同時に、その夢を人に話すということも大切です。
誰かに話すと何か反応してくれます。
「その夢を叶えたいんだったらこの人を紹介したいんだけど」
「たぶんこの情報役に立つんじゃないかな?」
など、より多くの人に話すことでその夢に必要な情報が入ってくる可能性が高くなります。
これもスコトーマをはずすひとつの大事な方法です。
自分では意識できていない情報まで手に入れることができるかもしれません。
④自分の居心地の悪い場所に行ったり価値観に合わないに行動をしてみる
自分の固定概念がスコトーマをつくる原因だと書きました。
固定概念をぶち壊すには、自分のコンフォートゾーンの外に行ってみることが大切です。
今までの自分の価値観ではありえないような経験をしてみることです。
それはとても居心地の悪い場所だったり、心理的に嫌なことかもしれません。
人見知りを治したいと思ったら、知らない人ばかりのパーティに参加してみたり、人前で話すのが苦手で治したいと思っていたら、自分からスピーチする場を設けてみたり。
最初は憂鬱でとても嫌かもしれませんが、それが自分の固定概念をぶち壊すキッカケだったりします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
心理的盲点のスコトーマ。
これは、自分の価値観や過去の経験から『こうあるべきだ』という固定概念によって、自分に合った情報しか入ってこないことで発生します。
自分の価値観や価値の序列をまず知り、それが当たり前ではないことを認識すること。
そして、自分の夢や在りたい姿になっているかのように振る舞い、自分に必要な情報を入手できるような状況をつくりましょう。
そうすると、スコトーマが外れて自分の夢に近づくはずです!!
僕も最近経験していることは今での自分ではあり得なかったようなことがたくさんあります。
それは自分の夢が明確になり、それに向かって行動しているからだと思っています。
この記事を読んだひとりでも多くの方が自分の夢を叶えるために一歩進んでもらえたらうれしいです。
応援しています。
ではまた。
ざす。