ども!
こんばんは!
ド底辺サラリーマンのけんいちです。
突然ですが僕は学生時代、サッカー部でした!
小学生から高校生まで続けていて大学以降から現在までは、フットサルをちょこちょこやっております!
今日は著者がサッカー選手で、120万部も売り上げた本をご紹介します!!
それはコチラ!!
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣 (幻冬舎文庫)
- 作者: 長谷部誠
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2014/01/29
- メディア: 文庫
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日本のプロサッカー選手、元日本代表の長谷部誠さんの著書です!
長谷部さんは、日本代表のキャプテンとして活躍されて、今も現役でバリバリやっていられる方です!
ほとんどの方が知ってるかと思いますが、
長谷部さんのイメージって『真面目』『冷静』って感じじゃないですかね??笑
この本を読んでその通りだ!と思ったんですが、ものすごく情熱を持たれたアツい方だということもわかりました!
そんな長谷部さんは、Jリーグの浦和レッズ、ドイツの海外リーグ時代でもリーグ優勝を経験しています。
日本代表のキャプテンも務め、優勝経験を幾度もしている方の『心を整える』方法、メンタル術が知りたくなり、読みました!
全部で56の長谷部さんの心を整える方法が書かれた本ですが、いくつか大切だなと思った部分をご紹介します!
『長谷部さんだからこそ、日本代表のキャプテンが務まるんだぁーーー』と納得の内容でした!!
こんな人に読んでほしい!
・会社やグループでリーダー役の人
・自分らしさを維持できるメンタル術を知りたい人
・周りの人への正しい接し方を知りたい人
キャプテンやリーダーとしてだけではなく、自分自身の心を整えるメンタル術を知りたい方にもうってつけの本です!!
この本の要点と僕が伝えたいこと
メンタルは『強くする』ものではなく『整える』もの。
自分らしさをいつでも出せるよう、自分と向き合い心を整えることが大切。
自分と向き合うためには、孤独の時間をつくることと尊敬できる人や仲間に会って自分の立ち位置を客観的に見ることが必要だ!
心を整える方法
①孤独で沈黙の時間を作る
心を整える方法、メンタル維持する方法は人それぞれあるかと思いますが、長谷部さんはまず孤独で沈黙の時間を作ることをオススメしてます。
弱冠26歳でワールドカップの大舞台でのチームキャプテンを任され、プレッシャーもあったり、試合も途中で交代させられたりと不甲斐ない自分が情けなかったことがあったと言います。
迷い、葛藤、悔しさ。いろいろな思いが胸に去来し、大会期間中は気持ち的にギリギリのところで戦っていた。そんななか、唯一、心が休まるのは自分の部屋だけだった。だからこそ、心を鎮める30分間が僕には欠かせなかった。(13-14pより引用)
長谷部さんは1日の最後に必ず心を鎮める30分間の時間を取っていたようです。
ベッドに横になり、音楽やテレビも消し、電気はつけたままで目を開けてぼーっとするそうです。
やり方は人それぞれですが、人によっては瞑想とかがこれに当てはまるかと思います。
これ以外にもひとりで温泉旅行に行ったりもするそうです。
僕もこの孤独で沈黙の時間というのはとても大切だと思います。
僕は朝と夜に瞑想してるのですが、静かに呼吸だけしている時間はなんとも言えず心が落ち着くんです。
なんだかわからないけどソワソワしたまま1日が始まったり、眠りについたりすると1日の活動が上手くいかないんですよね。
『心を整える』という点で孤独で沈黙な時間は一番大切になってきます。
②尊敬できる人や仲間に会って自分を客観視する
同じ志を持った仲間と会話すると刺激になりますよね。
僕も会社の同期に久しぶりにあったり、プライベートでも同じ夢を持った友達と話したりすると本当に刺激になり、モチベーションがぐーんと上がります!
また、『このままじゃいけねぇ!』という気持ちにもなります。
自分には自分のペースがありますが、他の人と比較することも大切なんです。
世界最年長のプロリーグサッカープレイヤーの三浦知良(キングカズ)さんと長谷部さんが会食したときのこと。
カズさんがキングたる所以は、メニュー選びのときに感じさせられた。野菜をたっぷり注文し、炭水化物はほとんど頼まない。試合の前はエネルギー源となる炭水化物を摂った方がいいけれど、普段は余計な脂肪がついてしまうからだ。やっぱりキングは違うと驚かされた。(58pより引用)
また、三浦知良選手は、みんなでご飯を食べていても自分が決めている時間になったら『明日練習があるから』と言って帰っていくそうです。
自分を律してここまで出来るのってすごいですよね。
こうして尊敬する人に会ってその姿を見ることは『自分ももっとがんばらなきゃ!』ととても良い刺激になりますね。
他者と比較して自分を客観視することも大事なことです。
これ以外にも長谷部さんは、定期的に海外でプレーしてる日本人選手同士で集まってご飯食べたりカラオケ行ったりもしていたそうです^ ^
超豪華!!笑
運は口説くもの
僕がこの本を読んでとても好きだった長谷部さんの考え方です。
長谷部さんは、運というものは良いとか悪いとかではなく、皆に訪れるものだと言います。
さぼっていたら、運なんて来るわけがない。それにただがむしゃらに頑張っても運が来るとは限らない。普段からやるべきことに取り組み、万全の準備をしていれば、運が巡ってきたときにつかむことができる。多分、運は誰にでもやってきていて、それを活かせるか、活かせないかは、それぞれの問題なのだと思う。(110pより引用)
面白いことわざも紹介されてました!
スペイン語で運というのは女性名詞だそうです。だからアルゼンチンの人たちは『運は女性のように口説きなさい』と言うらしいです。
自分から口説かないと運は振り向いてくれないんですね。
この考え方は好きでした。笑
日頃からやるべきことをコツコツやることで、結果が出る。
運というものは自分で活かすものなんですね。
運を引き寄せる周りの人への接し方
①常に感謝する
長谷部さんは常に支えてくれる人への感謝を忘れません。
それはサポーターやスタッフ、チームメイト、家族だけではありません。
スタッフや事務所の人たちの家族にまでプレゼントしたり、感謝の気持ちを伝えるそうです。
スタッフや事務所の人を支えてくれているのはその人たちの家族。
その人たちへの感謝は当然のようにしているとのこと。
周りへの気遣いが素晴らしい人だなぁと感じました。
そうした感謝は巡り巡って自分に還ってきます。
②誰に対しても中立に接する
とても感動したエピソードがありましたのでご紹介します。
アジアカップで、外国の審判の方が日本に不利な判定を下すような試合のときのこと。
自国優先の不公平なジャッジをする審判だったようです。
明らかに誰が見てもおかしいジャッジをしたとき、日本代表のベンチも審判に詰め寄り猛抗議したそうで、一触即発の場面。
長谷部さんはこれではラチがあかないと、ひとりにさせてくれと仲間に言い、主審と1対1で次のように話したそう。
「僕はあなたのために言っている。この試合は世界中で流れている。世界中の人たちが見ているんだから、しっかりとしたレフリングしてください。」
トーキー主審はじっとこちらを見るだけで何も言わなかったが、少なくとも話を聞こうとしていることが伝わってきた。
そして、僕はくだけた感じの笑顔を作りながらこう付け加えた。
「このあとは、日本寄りのジャッジを頼むよ」(227-228pより引用)
クソかっこよくないっすか?!笑
怒りを抑えて中立な意見を言える長谷部さんさすがや!!と思いました。
いくら言っても平行線を辿るだけ。
押してダメなら引いてみろとは良く言いますが、でもこの状況で相手のことを想い発言できるのはとても凄いことだなと思いました。
自分も見習おうと思いました。
しかも、このあとジャッジも中立になってきたそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したのはほんの一部です!
他にも
・マイナス発言は自分をも後退させる。
・競争は自分の栄養になる。
・自分が楽な方に流されると、誰かが傷つく。
・外見は自分だけのものではない。
などなど、たくさん長谷部さん流の『心を整える』方法が書かれていますのでぜひ!
孤独の時間をつくり、尊敬できる人や仲間に会って自分の立ち位置を客観的に見ることで、心を整えましょう。
するといつでも自分の力を発揮できるようになるでしょう。
その助けになるとても良い本です!!
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣 (幻冬舎文庫)
- 作者: 長谷部誠
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2014/01/29
- メディア: 文庫
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ではまた。
ざす。