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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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【本・感想】『中国の歴史1 神話から歴史へ』中国の成り立ちがわかる専門書!


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『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』
へようこそ。

ライフコーチ、会社員、Kindle作家と三足のわらじを履いている小泉健一と申します。

 

このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方やビジネスに役立つ情報、また趣味のオススメの本や映画の紹介など幅広くいろんなことを書いています。

このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!

 

 

 

本記事はオススメ本の紹介です。

僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。

 

 

今回紹介する本はコチラ!

 

 

 

中国の歴史がわかる専門書!

 

 

「中国の歴史をイチから学びたい」

「中国の歴史について本格的な専門書を読みたい

「歴史が好き」

 

そんな方にオススメの一冊。

 

タイトルが『中国の歴史1』ですのでこちらはシリーズ化されています(全12巻)。

 

1巻は、紀元前数千年も前の話で神話時代〜殷の国までの話。

 

これ、めちゃくちゃ本格的な専門書ですのである程度知識がある方にオススメ。まだ知識が0の場合は違う本を読んでからチャレンジしたほうが良いです。

 

このシリーズは、日本人が書いていますが、本場中国でも翻訳されており重要な研究資料としても評価され、累計150万部のベストセラーにも。

 

それでは早速、1巻の中身についてご紹介しますね。

 

 

◆本書はこんな人にオススメ!
✔中国の歴史をイチから学びたい
✔中国の歴史について本格的な専門書を読みたい
✔歴史が好き
 

 

(約5分で読めます)

 

本書の要点と感想

本

中国の最初の国家と言われる夏王朝。

それ以前の新石器時代や農耕稲作時代、狩猟時代などまで遡り、いかにして中国の支配関係が生まれ、国家が生まれたのかを紐解く専門書。

遺跡や遺物をもとに考古学的に分析するスタイルで、新石器時代を通して農耕や狩猟を行い、蓄えができると上下関係が生まれ、村のような集合体も生まれてくる。

また、青銅器などを使った儀式や動物や人間を生贄にするような儀式の痕跡もあり、だんだんと目上の人に対してモノを奉る行為も見られる。そんな主従関係から国家が生まれてくる様子がよくわかる。

なかなか読み応えがあり、難易度は高い本だが、中国の歴史はこのシリーズで深く理解できる。

 

 

 

中国の壮大な歴史

歴史




中国の壮大な歴史が学べる一冊。

 

考古学に疎いので、読むのにかなり時間かかりました。笑

 

よく「中国4000年の歴史」という言い方をしますが、4000年前というのが「夏王朝」ができた頃のこと。最古の王朝だと言われています。しかしながら、考古学的には存在したかどうかはまだわからないそうです。夏王朝を倒した殷王朝については、文字として残っているので、実在したことは証明されています。

 

この4000年の歴史よりもずっと前の石器時代や農耕時代まで遡ってどのように文明が発展してきたのかをまとめています。世界四大文明のひとつが中国ですね。その歴史を考古学的に紐解く専門書になっています。

 

 

 

王朝はどのようにできたのか?

宮殿



中国の王朝は夏王朝が最古だと言われていますが、その成り立ちも「統率力のある人が王となり王朝を建てた」という単純なモノではありません。

 

日本もそうですが、農耕時代に食物が蓄えられるようになると主従関係が生まれるんですよね。

 

「それぞれの地域社会内での安定した農耕の進展に伴い階層関係が複雑化していくとともに、生産活動によって得られた収穫物を統括する首長の出現が認められる。さらに首長は、手工業品を生産する特定技能集団を従え、生産物の再分配を行う。」(本書より引用)

 

遺跡にも村のような集落があることがわかっています。こうして、主従関係ができてきて、だんだんとそれが広がり、地域ごとに複数の集団ができてきたのです。そして、青銅器という高価な素材を使った器なども製造されるようになり、それが身分を証明するようにもなり、明確に上下関係ができます。なんと、宮殿のような遺跡も発見されます。4000年以上も前なのにすごいですよね。

 

文明は主に川の近くで発展します。

それは農耕ができるからです。しかし、中国の土地は広大なので必ずしも農耕ができるところばかりではないのです。

 

長江や黄河流域で発展した文化が他のエリアに広まっていき、広大な中国の歴史を紡いでいきます。

 

明確に根拠の残っている殷王朝はその集大成なのでしょう。

 

「殷王朝という古代王朝が祭儀を用いながら、さらには身分秩序である礼制を用いながら、王権を中心とする宗族・氏族による安定した社会階層構造を生み出し、貢納システムを基礎として古代国家を築いていた」(本書より引用)

 

 

 

文明の成り立ちは面白い!

文明

 

僕が本書を読んで感じたのは、文明の成り立ちは複雑で面白いということ。

 

突発的に統率力や武力のある人物が王朝を建てたのではなく、小さな主従関係ができて集団ができ、富を分配して支配する者ができ、さらに神格化するために祭儀を行うようになり、徐々に確立されていったのだなと思いました。

 

小さい集団同士が統合したり争ったりしながら、中国の壮大な歴史の始まりである王朝を建てたと思うとあまりにもスケールが大きくワクワクします。

 

本書では遺跡や遺物に触れながら、どこで農耕が生まれて、どこらへんで文明が発展して、どのように国ができてきたかが400ページを超えるボリュームで解説してくれているので大満足な一冊です。

 

しかし、僕はまだ知識が浅いので、もう少し全体像掴んでから再度チャレンジしたいなと思いました。

 

続けて2巻を読んでいくのでまた記事で紹介したいと思います!

 

◆本書のまとめ
✔中国4000年の歴史がそれ以前から理解できる。
✔農耕社会になり、富が蓄えられるようになると主従関係が生まれてくる。
✔殷王朝は、富だけではなく祭儀などを用いながら、身分制度なども明確化した初めての王朝である。

 

 

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。