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ライフコーチ、会社員、Kindle作家と三足のわらじを履いている小泉健一と申します。
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本記事はオススメ本の紹介です。
僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。
今回紹介する本はコチラ!
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三国志の史実が詳しくわかる!
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「三国志の主要人物のことを詳しく知りたい」
「三国志演義ではなく史実を知りたい」
そんな方にオススメの一冊。
NHKの番組「100分de名著」で取り上げられた回を本にしたのがこの一冊。
三国志は日本にもファンの多い中国の歴史。
ゲームにもなったりしてるので馴染みのある人も多いかもしれませんが、割と知られているのは『三国志演義』というフィクションのほう。
『三国志演義』は時代小説なのでフィクションのエピソードなどが書かれてるので史実とは異なります。
本書は「本当の三国志を知りたい!」という方にオススメ。
僕も三国志が大好きで知らないことも知られてとても参考になりました。
三国志をこれから学ぼうと思ってる人にはちょっと難しいかもしれませんので、入門編は漫画で読めるシリーズなんかがいいと思います。
それでは早速、内容についてご紹介しますね。
✔三国志演義ではなく史実を知りたい
(約5分で読めます)
本書の要点と感想
三国志は、中国の明の時代14世紀頃に作られた『三国志演義』という物語が人気であるが、これは脚色も入っていて史実とは異なる。
史実に忠実に書かれたのが三国時代の直後の西暦280年に陳寿によりまとめられた『三国志』である。
三国志ファンに人気のエピソードもフィクションのものも多く、本当の歴史を知りたいという人には『三国志』の方がオススメ。
100分de名著の講義をまとめた本書では史実の『三国志』の世界が味わえます。
『三国志』とは?『三国志演義』との違いは何?
三国志と言えば、3世紀頃の中国の群雄割拠の時代のことです。
魏と呉と蜀という3つの国が覇権を争いました。その三国の国の人物たちがそれぞれの野望を持ち、戦い合うその姿は多くの人を魅了し続けています。
その中でも『三国志演義』とは、14世紀頃の明の時代に書かれたもの。
簡単に言うと、時代小説となります。
当初、庶民が楽しめる小説がなかったので、誕生した物語であり、1,000年も前に作られた正史である陳寿の『三国志』をベースに作られたのです。
そして当時の中国は朱子学を重んじており、朱子学の創始者の朱熹は蜀の諸葛亮孔明が大好きだったため、蜀びいきの内容になっているのです。
ただ、僕も『三国志演義』をベースにした漫画を読んだりゲームをやったりしてましたが、カッコいい人物や、感動するエピソードがあったり、とても面白いのです。
個人的には『三国志演義』で面白く三国の歴史を学び、『三国志』で史実を知るというのがオススメです。
『三国志』の面白いところ
三国志の話では有名な「赤壁の戦い」や関羽の神格化とも言える強さについてなどはかなりの脚色が入っています。
「あ、これもフィクションだったんだ」とショックを受けることもありましたが(笑)、真実を知るとより歴史が見えてきて知識が深まりました。
面白いと思ったところを少し紹介します。蜀の劉備と諸葛亮は絶対なる信頼関係があったと思われてますが、実はそうでもないこともあったようです。
「それは両者の間に横たわっていた、微妙な緊張関係に原因を求めることができます。 さきほども触れましたが、諸葛亮が劉備に仕えたのは、『三国志演義』のように劉備の人格に惹かれた、という理由だけではありません。仕えるからには自らの発言力を確保し、荊州学の中で形成した国家戦略を実践したいとの強い意志がありました。そのためには、人事などをめぐって、劉備との対立も厭わなかったのです。」(本文中より引用)
劉備から誘われ蜀のために尽力した諸葛亮でしたが、それは自身のためでもあったのですね。
ただ、すべてが史実と異なるわけではなく、『三国志演義』と『三国志』で同じエピソードもあります。そのひとつは諸葛亮が魏を討伐するため出陣する前に蜀のことを想い君主に綴った『出師の表』に表れています。
「南宋の文人・安子順(一一五八~一二二七)が、『諸葛亮の出師表を読んで涙を堕とさない者は、そのひと必ず不忠である』と評したように、読み手の心を揺さぶる文章です。『三国志演義』と正史『三国志』の間には、大小さまざまな相違がありますが、出師表に関しては、違いがありません。すなわち、全く脚色が不要なほど、読み手への訴求力に溢れており、物語の中核として位置づけられる文章であったのです。」(本文中より引用)
『出師の表』は僕も読んで感動しました。劉備に仕えた諸葛亮。しかし、劉備は亡くなり幼い子どもが主君に。
蜀を立ち上げた当時の人物はほとんど亡くなってしまい諸葛亮は孤独に戦います。
しかし、彼は蜀を漢の後継の国としてなんとか復興させることを誓うのです。
その想いがこの『出師の表』に表れています。
『三国志』を読むと、信念持って活躍していた人たちの話が読めて心動かされます。
『三国志』の魅力がぎっしり!
僕が本書を読んで感じたのは、『三国志』と『三国志演義』は両方読んでこそ面白いということ。
本書では『三国志演義』の面白さと『三国志』の面白さを比較しながら読めるので三国志好きにはたまらない内容です。
これから読むという方は漫画で読める以下の本からぜひ。
✔『三国志演義』には脚色されたエピソードがあるため、歴史の真実を知るのには『三国志』が良い。
✔『三国志』も『三国志演義』も両方読み比べることで知識も面白さも深まる。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。