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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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【書評・要約】ヨガ哲学の基本をわかりやすく!『初めてのヨーガ・スートラ』


Hatena

ども!

ライフコーチのけんいちです!

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本記事はオススメ本の紹介です!

僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。

 

 

今回紹介する本はコチラ!

 

 

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ヨーガ哲学の教典『ヨーガ・スートラ』をわかりやすく!

 

『ヨーガ・スートラ』とは4,5世紀ごろに編纂されたと言われているヨガの教典。

 

ヨガというと現代は、体を動かしたり瞑想したりするエクササイズ的なことを思い浮かべますが、本来のヨガは仏教に似ていて、修行による解脱を目的としたものだったのです。むしろ体は動かさずに「無」になることが目的。

 

内容はなかなか難しいですが、初心者向けにわかりやすく書かれている本です。

 

「ヨーガは心の働きを止めること」と始まります。果たしてどういうことなのか?

それでは早速、中身についてご紹介しますね。

 

 

◆本書はこんな人にオススメ!
✔マインドフルネスを極めたい
✔ヨーガ哲学を学びたい
✔常に不安や苦しさから逃れられない
 
 

 

(約5分で読めます)

 

本書の要点と感想

本

『ヨーガ・スートラ』とは、インド哲学を起源とするヨーガ哲学の教典。

ヨーガとは心の働きを止めること。

人生は苦しみそのものと捉え、その苦しみから脱却(解脱、悟り)するために修行するのがヨーガ。

喜びや快楽があるから苦しみも出てくると考え、何も感じないニュートラルな状態が理想。

その理想に達するため心身(プラクリティ)と私(プルシャ)を切り離す。これが解脱。そのための方法や考え方が書かれたのが『ヨーガ・スートラ』である。

本書はそんな専門用語も多い『ヨーガ・スートラ』をわかりやすく解説してくれている入門書にピッタリの本。

 

 

『ヨーガ・スートラ』とは

ヨガ


ヨーガ・スートラとは何か。

定義をWikipediaから引用します。

 

『ヨーガ・スートラ』(瑜伽経〔ゆがきょう〕とも)は、正統バラモン教(インド哲学)一派で、ヨーガの修行による解脱を説くヨーガ学派の教典。様々な素材、群小教典をまとめたものだといわれる。パタンジャリによって編纂されたと言われるが、彼についてはっきりしたことは分からない。現在の形に編纂されたのは、4-5世紀頃と考えられている。

アーサナ中心の動的ヨーガの要素はないが、現代の体操的・動的なヨーガの世界でも、基本経典として紹介されることが少なくない。(Wikipedia参照)

 

 

 

歴史としては今から4,500年も前にヨガは誕生したと言われています。

 

そして、体系的にまとめられたのが4,5世紀でパタンジャリという人が編纂したと言われています。

 

アーサナとは、動作や体位のことで、ポーズを取ったりする現代のヨガのことです。

 

簡単に言うと『ヨーガ・スートラ』とは、「苦しみから解放されるための考え方」がまとめられている本なのです。

 

 

 

ヨーガ哲学は、苦しみや不安を抱えている人のためにある

本



 

「ヨーガ哲学は苦しみや不安を抱えている人のためにある」と本書を読んで感じました。

 

まず、ヨーガ哲学の前提では人生は苦しみそのものだという考え方があります。

 

こう聞くと、なんだか悲観的に感じますよね。

人生にはもちろん嬉しいことや楽しいことがあります。

 

でも、それと同時に、その楽しみが失われたら悲しさや苦しみが生まれます。

 

例えば、好きな洋服を手に入れたら嬉しいですが、その服にコーヒーをこぼしてしまったらショックですよね。

そもそも服を買わなかったらこのショックも味わうことはありません。

 

欲を満たすと人は快楽を覚えますが、それを失って苦しむリスクも隣り合わせ、ということです。

 

そういう意味でも、ヨーガ哲学では、快楽も苦しみの元だから人生は苦しみばかりだと教えているのです。

 

そのため、ヨーガ哲学の理想郷は喜びも苦しみもない解脱=悟りです。

 

「本来、世界に苦楽は存在しません。心というフィルターを通して世界を見ているので、そこに苦楽があるのです。」(本文中より引用)

 

人生は苦しみそのものだけど、その苦しみを生み出しているのは自分自身なのです。

 

そんな無の境地に行くための指南書が『ヨーガ・スートラ』。

 

苦しみや不安を抱えている人のための本になります。

 

 

 

 

苦しみからの脱却方法は?

本




『ヨーガ・スートラ』には、苦しみからの脱却のためには心身(プラクリティ)と私(プルシャ)を切り離すこと、と書かれています。

 

ちょっと難しいですが、私という意識と、心身は別のものだと捉えるということです。

 

「周りの物や体や心が変化するのは明らかなことですから、それらの変化に執着せず、いちいち嘆く必要はないと言い聞かせなくてはいけません。」(本文中より引用)

 

心や体、または自分以外の物事は常に変化するもの。それにいちいち嘆いていたらしんどいだけ。

 

「うわ!嫌だ!」と思うことがあってもそれを引きずらずに「嫌だと思っている心身(プラクリティ)がある」と客観的に認識するのが理想。

 

無になるのはかなり難しいですが、イライラした時に客観的に捉えるようにするのは僕は割と出来ています。

 

「なんでイライラしたんだろ」

「今イライラしてるのは自分が機嫌が悪いだけだから態度に出さないようにしよう」

 

こんなふうに捉え、イライラを人にぶつけたり態度に出したりするのはなくなりました。

 

「イライラを生み出してるのは自分なんだ」と考えられるようになったんですよね。

 

ヨーガ哲学の境地にはいたりませんが、心身と私を切り離すという意味合いは理解できました。

 

 

内容は難しいですが、苦しみから解放されて生きるために大切な考え方が書かれているので、興味のある方はぜひ読んでみたください。

 

 

◆本書のまとめ
✔『ヨーガ・スートラ』はインド哲学を源流としたヨーガ哲学の教典
✔人生、生きることは苦しみそのものだと捉え、苦しみを感じなくなるための考え方がまとめられている。
✔心身(プラクリティ)と私(プルシャ)を切り離して考えるべし

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。