『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。
ライフコーチ、会社員、Kindle作家と三足のわらじを履いている小泉健一と申します。
このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方やビジネスに役立つ情報、またオススメの本や映画の紹介など幅広くいろんなことを書いています。
このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも？！
本記事はオススメ本の紹介です。
僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。
今回紹介する本はコチラ！
／
仏教の教典をわかりやすく解説！
＼
「仏教を学んでみたい」
「マインドフルネスを極めたい！」
「ブッダの教えについて知りたい」
そんな方にオススメの一冊。
NHKの番組「100分de名著」で取り上げられた回を本にしたのがこの一冊。
日本の仏教学者の佐々木閑さんの著書です。
仏教がまったくわからなくても、読みやすく理解しやすい内容でした。
「仏教を学びたいな」と思ったら一番最初に読むのをオススメします。
ブッダの教えをまとめた「ダンマパダ（真理のことば）」の解説になってます。著者も言っている「仏教は科学に通ずる」というのは新たな発見でした！
それでは早速、内容についてご紹介しますね。
✔マインドフルネスを極めたい！
（約5分で読めます）
本書の要点と感想
ブッダの教えをまとめた仏教の経典でもある『ダンマパダ（真理のことば）』をわかりやすく解説している。
『ダンマパダ』は仏教徒がどのような心構えで物事を見て感じて行動すべきか基本的な指針をまとめている経典である。
他の宗教のように絶対的な神や目に見えないものを信仰するのではなく、自分の救世主は自分自身だという考え方であり、それは哲学や科学に近しい考え方。
昨今流行っているマインドフルネスや瞑想などの原点でもある『ダンマパダ』の教えは現代を生きる私たちにも役に立つ。
『ダンマパダ』って何？ブッダってどんな人？
まずは基本的な知識から。
まず『ダンマパダ』というのは先述したようにブッダの教えをまとめた教典です。
仏教徒のバイブルでもあります。
しかし、仏教というのはいろんな形で派生しています。
日本の浄土真宗や日蓮宗なども仏教ですが「願えば救われる」というように超人的なものを信仰している仏教も多いです。
しかし、2,500年前を生きたブッダが布教した大元の原始仏教自分は「頼れるのは自分自身」「自分の見方や考え、内面を変えていかないと苦しみからは解放されない」という教えなのです。
宗教というよりは哲学に近いと感じました。（哲学者ニーチェも「世の中解釈である（自分の見方次第）」と言っています）
次にブッダがどんな人か簡単に紹介します。
ブッダは本名はゴータマ・シッダールタと言い、今のネパールに生まれます。当時の国の王子として生まれたとても格式の高い身分でした。
しかし彼は自分の住まいの城から出ると、病気になっている人や年老いて弱っている人を見かけ、自分もこうなってしまう可能性があるのか？と考え、避けられない苦しみを知り価値観がガラッと変わります。
今までお城で安全に育ってきて考えたこともなかった病や死。
誰も避けることができないことから、「この世はすべて苦しみ出てきている（一切皆苦）」とゴータマは考えます。
そして、王子という身分を捨てて修行に出るのです。この修行では断食をしたり苦行をしましたがそれでもゴータマの悩みは変わりません。
そして、苦行を敷いたりしても意味がないことを悟り、自分自身の見方や捉え方など内面を変えるしかないと思い、木の下で瞑想をしてそこですべてを悟ったと言われています。
この悟りの境地を見出したところから「ブッダ（目覚めた人の意）」と呼ばれるようになりました。そして、死ぬまで布教活動をしていたのです。
ちなみに、ブッダは実在していたことが歴史的には証明されています。
自分の解釈を変える
「世の中全て苦しみ」なんてかなり悲壮的な考え方ですよね。笑
ただ、この自責思考のような考え方が仏教のベースとなります。
「私たちの心が作り出すさまざまな悪心、悪行がエネルギー源となって輪廻が続くのだ。したがって、輪廻を停止させ、永遠に変化しない絶対安穏な状態になるためには、私たち自身の心の中にある悪い要素（これを煩悩という）を完全に断ち切らねばならない。自分自身の努力によって心の煩悩を断ち切ること、これこそが一切皆苦のこの世界で真の幸福を手に入れる唯一の道だ──。」（本文中より引用）
他の宗教のように「願えば、信じれば救われる」というような他力本願ではなく、「自分の救世主は自分だけだ」とブッダは言います。
そして、苦しみから抜け出すには自分で努力して自分の考えや解釈を変えるしかないのです。
「自分の救済者は自分自身である。他の誰が救ってくれようか。自分を正しく制御してはじめて、人は得難い救済者を手に入れるのだ。」（本文中より引用）
哲学っぽいですよね。こうした仏教の考え方は現代でも役に立ちます。
失敗して誰かのせいにしたり、うまくいかないことを環境のせいにしたりしても、何も変わりません。
自分の解釈、見方を変えるしかないのです。
仏教は現代にこそ必要
僕が本書を読んで感じたのは、仏教は現代こそ必要とされているということ。
変化が多い時代には、なにかと振り回されることや想定外の出来事があるでしょう？
その度に一喜一憂していたら苦労します。
自分自身の見方、解釈、大切にしている価値観などを見極めていきましょう。
ブッダの教えを忠実に取り入れたらブレない自分が手に入ります。
今回紹介したのはほんの一部です。筆者は科学者を目指していたこともあり、科学との共通点なんかも書いていて非常に興味深いです。
ぜひ、現代人こそ一度読んでみることをオススメします。
✔原始仏教は「自分の救世主は自分」という哲学的な考え方がある
✔変化の多い現代を生きる人こそ読むべき一冊
読書好きな方には、読み放題サービスのKindle Unlimitedがオススメ。
月額980円で12万冊くらいの本が読み放題です！本書もKindle Unlimitedで読めます。
まだ登録されていない読書好きの方はぜひ。僕も愛用しています(^^♪
最後に僕が提供してるサービスの紹介です。もし体験したい方がいらっしゃったらお気軽にお問い合わせください！
①ライフコーチング
「今の自分を変えたい！」「成長したい！」「もっと気楽に生きられる考え方を身につけたい！」
そんな方に向けてコーチングセッションを提供中。対話を通して夢の実現をサポートします。
コーチングってどんなことするのかということや無料体験セッションなどもしていますので、お気軽にご連絡くださいませ(^^♪
料金や空きなどは、変動することもあるため直接お問い合わせください。
②読書代行×コーチング
「本を読んで勉強したいけど、時間がない！」「読書を最大限活かしたい！」
そんな人に向けたサービスです。コーチングであなたのビジョンをお聞きします。
そしてあなたのビジョンに沿った本を選び（もしくは読みたい本を教えてください）、僕が代わりに読書して、そのビジョンに役立つところを意識して要点をまとめてプレゼントいたします。
僕は年間１００冊くらいは本を読んでおり、このブログで要約記事を書いており、読書と要約は得意です。多忙な働く人のためのサービスです！
それぞれお問い合わせはお気軽にご連絡ください！連絡先→g4n0323@gmail.com
最後までお読みいただきありがとうございました！
ではまた。
ざす。
