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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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小倉昌男とはどんな人?彼から学べる教訓【ときには怒れ!】


Hatena

ども!

ライフコーチのけんいちです!

 

『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。

このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、オススメの本や映画の紹介をしたりしています。

このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!

 

 

 

僕は歴史が好きで良く調べたり本を読んだりしています。

 

歴史は繰り返す

歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!

 

日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)

 

シリーズ124人目は、個人宅配を全国に広げたクロネコヤマトの生みの親「小倉昌男」です!

 

彼は父親の大和運輸の流通網を関東圏内から全国へと広げていった実業家。

 

その道は大変険しいものでしたが、いかにして目標を達成したのか。その秘訣に迫ります。

 

彼の生涯を知ると、「成功するためには、ときには怒りも大切だ」ということが学べます。どういうことか見ていきましょう。

 

 

 

 

 

(約5分で読めます)

 

小倉昌男とはどんな人?

小倉昌男

小倉昌男(https://www.yamato-hd.co.jp/100th-anniversary/column/detail06.html参照)





父が創業した大和運輸に入社

小倉昌男は、1924年に生まれました。父は、昌男が生まれる前の1919年に、道路に初めて自動車のための信号が出来たのを見て「これからは自動車の時代が到来する」と予期し、輸送業をすることを決意。

 

トラック4台借りて、輸送業を始めました。早々に三越から仕事を引き受け事業は順調。

 

小倉昌男も、東大を卒業後、戦後間もない1948年に大和運輸に入社。

 

東大の経済学部で学んだ経営学を取り入れながら順調に父の会社でも活躍し、1971年には社長に就任。

 

しかし、5年後にある事件が起きます。

 

 

オイルショックでピンチ

1976年に起きたオイルショック。

石油価格が高騰し、ガソリン代も高騰。配送業としては経費が圧迫される大ピンチの状況に。

 

しかし、そのピンチもチャンスに変えるのが小倉昌男氏の手腕。

 

『宅急便』という名称で、民間としては初の個人向け宅配サービス事業を開始。1970年代ですでにBtoC事業を開始していたのです。

 

ちなみに雑学ですが「宅急便」という名称はクロネコヤマトしか使えません。他の事業者は「宅配」になります。なので、映画『魔女の宅急便』はクロネコヤマトに許可を得たらしいですよ。もしも許可がおりなかったら『魔女の宅配便』になっていたのです。笑

 

 

国や大企業との戦い

 

個人向け宅配事業を開始した当時は関東圏内だけでした。

 

しかし、その後全国に拡大していこうとしたなか、地元配送業の人たちの反対にあい、現在の国土交通省から認可が下りなかったようです。

 

これに対して、猛反発し、国を相手に訴訟。そして勝訴して、全国に流通網を広げていきました。小倉昌男の根底にあるのは「サービスが先、利益は後」という経営哲学でした。常に「お客様にとって何が正しいか」を考え続けてきたのです。

 

日本資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一も「お金は仕事の残りカスだ」と言っています。まずは、サービスが最優先。それが認められれば、利益は後から付いてくるのですね。

 

 

 

国だけではなく大企業とも戦います。創業当時からお世話になっていた「三越」から、不当な運送費の値下げの要請、そして映画チケットの大量購入の強要があり、それに反発。

 

これは三越の社長に就任した岡田茂氏からの要望でしたが、彼は気に入らない人はすぐ左遷させたりワンマン社長として悪名高かったので、反発するのも当然ちゃ当然ですが。。。

 

しかしそうはいっても自分の一番の取引先相手に物言うのはそう簡単なことではありません。

僕自身営業マンをしているのですが、自分の支店で一番取引額が大きな取引先が無茶を言って来たら、言うことを聞いてしまうかもしれないなと感じました。

 

そこを毅然とした態度でNOと言い、そして取引中止にまで持って行ってしまうのは小倉昌男氏の志の高さからでしょう。なんと三越と取引再開するのはおよそ30年後の2010年になります。

 

自分の信念は曲げない。どんなにピンチでも諦めない。常にお客様にとって何が正しいかを信じて仕事をする。

 

 

これが経営者にとって非常に大切な心構えなのですね。

 

その後は、相談役、名誉会長を経て、ヤマトホールディングスを退任したあとは、自身の持ち株を売却した大金でヤマト福祉財団を設立。

 

障がい者支援に尽力し、障害を持った方が働ける環境づくりをされていました。

のちに小泉純一郎元首相が打ち出した「郵政民営化」のために小泉氏と意見交換もするなど、常に日本の輸送業のために人生を注いだのです。

 

そうして80歳で人生の幕を下ろしました。

 

 

 

成功のためにはときには怒れ!

アイデア

 

僕が小倉昌男氏の成功から学んだことは「ときには怒れ!」ということです。

 

印象的なのは、国や大企業の方針にも屈せず、自分の信念を曲げなかったこと。

 

当時、僕は生きていませんので、実際に見聞きすることはありませんでしたが、旧・運輸省(現・国土交通省)との議論はすさまじい剣幕だったようです。

 

そうした想いの強さがあったから、全国にまで配送業を広げることができたのでしょう。

 

よくよく考えたら、日本中に住む1億人以上の人々の個人の自宅へ荷物を届けるって、とんでもないことですよね。

 

宅配事業に就業されている方には頭が上がりません。

 

小倉昌男氏の信念は今もクロネコヤマトに根付いているのです。

 

 

 

 

小倉昌男から学べる教訓 

勉強

小倉昌男から学べる教訓は「ときには怒れ!」ということ。

 

「怒り」という感情は、ネガティブに扱われています。でも、それは、感情に支配されてしまっているときだけ。

 

自分でコントロールできているのであれば、「怒り」も立派な原動力になります。日本国民のためを思って行動しているのに、反対してくる国に対して「怒り」が爆発したのでしょう。

 

叶えたいビジョンがあるなら自分の信念は曲げずにときには「怒り」の感情を使ってもいい。

 

こんなことを教えてくれます。それと同時に、それだけ拘れる『信念』を持つことも大切だと感じました。

「絶対こうしてやる!」という想いを持てるくらい自分が成し遂げたいことを見つける。これが自分ができる第一歩かなと。

 

余談ですが、僕が叶えたいビジョンが「ひとりひとりがやりたいことのできる世界を作る」ということ。

やりたいことを我慢して、人生を棒に振ってしまう人をひとりでも減らしたい。そのためにコーチングでクライアントの本音を引き出し、やりたいことができるように支援しています。

 

小倉昌男氏を引き合いにだすのは恐れ多いですが、彼のようにビジョンにまっすぐな男になろうと思いました。

 

 

彼の経営学についてもう少し詳しく知りたい方は以下の本がオススメ(^^♪

 

 

 

 

 

最後に僕が提供してるサービスの紹介です。もし体験したい方がいらっしゃったらお気軽にお問い合わせください!

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それぞれお問い合わせはお気軽にご連絡ください!連絡先→g4n0323@gmail.com

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。