ども!
ライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!
僕はライフコーチ として活動して2021年で丸一年。
始めたてのころは「良い質問しなきゃ!」「クライアントに変化をもたらすフィードバックをしなきゃ!」と必死になっていました。
でも、それは間違ってました。
スキルも大切ですが、特にコーチなりたての僕にはもっと大切なことがあったのです。
初心者コーチに向けて、「スキルよりも大切なこと」というテーマでお届けします。また、人と対話するにおいて大切なことでもあるのでコミュニケーションに悩んでいる人も読んでもらえると嬉しいです。
✔コーチングをこれから学ぼうとしている人。
✔コミュニケーションで悩んでいる人。
コーチがスキルより大切にすべきこと
それはクライアントとの「関係づくり」「雰囲気づくり」です。
僕は「話を良く聴く」ということよりもさらに大切だと思っています。
クライアントの本音を引き出すのがコーチの役割。
その本音を言える雰囲気を作らないとなかなか問題の本質に辿り着けません。
打ち解けて話ができる状態を『ラポールを立てる』とも言いますが、そうした関係づくりをまず真っ先にするべきなのです。
雰囲気作りができてないとどうなる?
この雰囲気作りが出来ていないと、クライアントは「うまく話さないといけない」「ちゃんとしたこと言わないと」「本当は出来てないけど、コーチとの約束破ったことになるから、出来てると言ってしまおう」とか、壁を作ることに繋がってしまいます。
また、関係性が築けていないと、コーチ側も深い質問が出来ません。
クライアントの性格や価値観、物事の捉え方が分かってくると、その枠を外してあげるような質問やフィードバックが出来るようになります。
コーチは「観察者」です。
クライアントの考え方や変化を観察してそれに気づかせてあげることが大切。
スキル云々よりも、クライアントとの関係作りが一番大切なのです。
コーチ初心者がやっておきたいこと
具体的な方法としては、「なんでも言える雰囲気作り」
コレを徹底しましょう。
対面セッションならば、笑顔で接する。
座る位置なんかも大切。
向かいに座ると人は警戒心が生まれると言います。
横並びとは言わないまでも、斜め向かいくらいが丁度良いです。
オンラインで声だけのときも声のトーンとかスピードは相手に合わせます。
ゆっくり話す人なのに、テンポよくこちらが話してしまうと居心地悪く感じてしまいます。
僕はクライアントによって使い分けています。
どんどん喋って気づきを得るクライアントに対しては連発で質問投げつけますが、ゆっくり話したり考えたりする人には沈黙も大切にします。
僕がコーチングしていたクライアントからフィードバック貰ったのは、
「私はゆっくり考えて言葉を選んで話したいタイプだから、考えるのを待ってくれてたのがとても居心地よかった」
と言ってもらえました。
関係づくりは時間のかかることかもしれませんが、なんでも話せる雰囲気作りは、初回のセッションでも出来る事なので、意識していきましょう。
コーチングはパートナーシップ
コーチングはパートナーシップです。
関係性そのもの。
コーチというと「何かを教える」と思われがちですが、そうではありません。
アドバイスもしません。
アドバイスは基本、役に立たないと僕は思います。
アドバイスを与えて、何か困難に打ち勝ったとしても、まあ同じ壁にぶつかったときに、ひとりでは乗り越えられなくなります。
それでは意味ないですよね。
コーチとクライアントは並列の関係性。
だからこそ、雰囲気作り・関係づくりが大切なのです。
スキルの100倍大切なことなので、コーチになりたての方は意識していきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。