ども!
ライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!
僕は旅が大好きで、旅行にしょっちゅう行っているのですが、ある日、面白い記事をネットで見つけました。
「手紙でしか予約できない宿」
「なんじゃそりゃーー!行ってみたい!」ということで、自分の誕生日に、行って参りました!笑
岩手県の『苫屋』さんです。
※電話もなくネット予約もできないので、HPもないため村の観光HPでご確認を。
苫屋:観光案内:野田村観光協会 (noda-kanko.com)
前評判では「とても良い!」というレビューもあれば「残念だった」というレビューもありました。
「残念だった」という方のご意見ものちに少し触れますが、僕はとても気に入りました。
営業しているご夫婦もとても素敵な方でお話も楽しかったし、優しかった。
早速、どんな宿だったか紹介していきますね!
✔『苫屋』に泊まってみた感想。
✔周辺のオススメスポット。
✔古民家の宿が好きな人。
✔旅先での出会いを求めている人
(約5分で読めます)
苫屋ってどんな宿?
手紙でしか予約できない
これがキャッチコピーとして有名ですが、電話が宿に無いのとご夫婦も携帯電話やPCを持たないので、予約方法が手紙になっているようです。
特に携帯の電波が入らないというわけではありませんので、スマホ持っていっても自分たちは繋がりますのでご安心を。
手紙で泊まりたい候補日を書き、それに返信を貰った時点で予約完了。
ネットで簡単に予約できる今の時代に自分の手で手紙を書いて予約するってなんだか温かみがあって良いですよね。
古民家の宿
ご夫婦に話で聞いたところ、日本中を旅していたときに岩手に来るタイミングで「古民家あるけど譲るから宿とかやらない?」と知人に言われたそうで「まぁ、2,3年やればいいかな」と始めたそうです。
「それが結局30年近く続けてしまってるよ」と優しい笑顔でご主人が語ってました。
ご夫婦は神戸ご出身だそうで、古き良き生活に魅入られたんですね。
古民家は囲炉裏もあって、囲炉裏を囲んで同じ宿泊客やご夫婦と談笑できるので、旅先での出会いが好きな方はオススメです!
地元の食材が食べられる!
お料理も地元のご飯を食べさせてもらえて素敵なお食事でした。
岩手県九戸郡にあたる場所ですが、近くで採れた山菜や、鹿を食べるそうで鹿肉の炒め物などがとてもおいしかったです!
朝ご飯も素朴で大満足(^^♪
白米にのっているミツバウツギという野草も本当にうまかった!
香りもいいし、何より見た目も綺麗でかわいい。
「これを食べると春だなーって感じるよ」とご主人が言ってました。春は山菜が豊かだから春に行って良かったです。
ご夫婦の生活に混ざらせてもらっている
僕はこの宿に泊り、ご夫婦の生活に混ざらせてもらってるような、そんな感覚になりました。
囲炉裏を囲んで談笑して、晩御飯は隣の台所で女将さんが作り、ご夫婦と一緒に食べます。
「どこから来たのー?」とか、たわいもない話や、ご夫婦の旅のお話を聞かせてもらったり、僕の旅の話をしたり。
生活の一部に混ざらせてもらってるような貴重な体験でした。
冒頭に書きましたが「残念だった」「期待はずれだった」とレビューしてる人もいます。
よくよく読んでると「おもてなしの心があるのか?」「宿に着いたら鍵が閉まってて入れず、ご夫婦が外出から戻るまで待たされた」とか「部屋に案内されたっきり放置だった」とか、そんなコメントでした。
僕も部屋に通されたっきり「晩御飯が何時」とか「お風呂はこっちで」とか何も案内はなかったです。笑
晩御飯いつかなー?と思いながら囲炉裏のある部屋に行くとご夫婦がいて女将さんはご飯の準備をされてました。
なのでご主人とお話しながら19時くらいになると晩御飯を出してくれてみんなで食べました。
このように、日本人特有の過度なおもてなしを期待してる人からしたら「残念だ」という感想になるかもしれません。
でも、生活の一部にお邪魔させてもらって、古民家での生活という貴重な体験をさせて貰ってると思えばとても楽しめます。
何よりご夫婦がとても明るく気さくな方で安心できます。
僕が誕生日だと言ったら「なんだー!手紙に書いてくれれば何か用意したのにーー」と女将さんが言いつつチーズケーキを出してくれて感動しました。
とても心温まる体験ができましたよ!
苫屋の基本情報とアクセス
苫屋の住所や宿泊費やアクセスなどの基本情報を紹介します。
住所 :岩手県九戸郡野田村大字野田第5地割22
予約 :手紙かハガキのみ。上記住所に「苫屋宛」と記載し、
宿泊日の希望を書く。できれば第3希望まで書いて欲しいそうです。
料金 :1泊2食付きで6,000円。11月~4月中旬くらいまでの冬季は6,500円。
その他 :アメニティはないので持参か、タオルは300円でレンタル可。
トイレやお風呂は共同です。宿泊は3組限定。
アクセス:(車)東北道の九戸インターを降りて1時間半。
(電車)三陸鉄道リアス線 陸中野田駅から約7.8km、車で約15分。
無料のバスも出ていますが、土日は3本しかないので要注意。
1泊2食付きで6,000円は安い!
ただ、アメニティは揃ってないので、自身で持っていきましょう。
バスタオルは300円で借りられました。
「苫屋」周辺の観光スポット
苫屋に行くときに一緒に見ておきたいオススメの観光スポットを紹介します!
ご夫婦にお聞きし、野田村のオススメを聞きました!
すべて村の中なので車で20分前後で回れます。
涼海(すずみ)の丘ワイナリー
晩御飯の時に、「山ぶどうのワイン」を飲んだんですがこれがまた絶品で!!!
ぶどうの果実の味が際立っていてとても飲みやすく美味しかったです。
ぜひ、ワイナリーにてワインを見ながら、お土産を買っちゃいましょ!
HP→涼海の丘ワイナリー (suzuminookawinery.com)
十府ヶ浦
めちゃくちゃ綺麗な海でした!
僕が行った時、天気がとても良くて、海と空のコントラストが最高でした。
夏場は入れるのかな(^^♪
マリンローズパーク野田玉川
ジュエリーの原石になる石が採取できる鉱山の中を見学できます。
12月~4月中旬くらいまでは、冬期休業中で僕は行けなかったのですが、原石が展示されているようです。
鉱山の中は涼しいので夏場は良いかも(^^♪
HP→マリンローズパーク野田玉川:観光案内:野田村観光協会 (noda-kanko.com)
お土産は観光物産館「ぱあぷる」で
道の駅としてお土産が豊富なのが観光物産館「ぱあぷる」です。
野田村の名産が買えます!ワインも、買うだけで良ければここで良いと思います。
野田村は、他にも「ホタテ」「野田塩」「野田村限定ビール『なもみ』」だったり、名産が豊富です!
野田塩ソフトクリームがめちゃくちゃ美味しかったです(^^♪
HP→ネットぱあぷる|岩手県野田村の特産品を販売 (pa-puru.com)
喧噪を忘れて癒されたい人は野田村『苫屋』へ
岩手県九戸郡野田村の『苫屋』に泊まってみた感想と、周辺のオススメ観光スポットを紹介しました!
本記事を書いている2021年現在はまだコロナウィルスが蔓延していて、海外のお客さんは減ったみたいですが、前は国内外からたくさん来ていたそうです。
国内でもまだコロナを気にしてなかなか出掛けることができませんが、旅に出られるタイミングで、都会の喧騒を忘れるために宿泊をしてみてはいかがでしょうか。
街灯もないような場所で、しかも山の上なので夜はめちゃくちゃ星がキレイだそうです。僕が行ったときはあいにく曇りだったので見れませんでしたが、運が良ければ天然のプラネタリウムも見れるかも。
✔人の少ない場所でリラックスしたい人。
✔旅好き、人が好きな方。
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。