ド底辺サラリーマンの夢の叶え方

https://webplatform.github.io/docs/html/elements/head

まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

心が軽くなる心理学やオススメの本や映画を紹介しています。※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

二葉亭四迷とはどんな人?彼から学べる教訓【新しいアイデアの作り方】


Hatena

ども!

歴史好きなライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!

 

歴史は繰り返すと言われます。

歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!

 

日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)

シリーズ98人目は、近代文学の先駆け、明治時代の小説家の「二葉亭四迷」です!

 

近代文学とは、ありのままを描く写実主義というのが特徴としてあります。

江戸時代からそれまで流行っていたのは戯作文学といって、娯楽のためにあった作り話が主流だったので、二葉亭四迷の小説スタイルは当時の日本の作家に衝撃を与えました。

 

文章も口語体で書かれていて、新たな文学の柱を作ったのです。

果たして二葉亭四迷はどうやって新たな柱を作ったのでしょうか。

 

その秘密を探るため、二葉亭四迷の生涯と、彼の行動から学べる教訓をまとめていきます。

本記事を読めば「新しいアイデアの作り方」が学べます。

 

 

 

 

 

(約4分で読めます)

 

二葉亭四迷ってどんな人?

           二葉亭四迷

 

勉学を重ね、外交官を目指す

二葉亭四迷は、1864年江戸の末期に東京の市ヶ谷に生まれました。

本名は、長谷川辰之助。二葉亭四迷はのちのペンネームです。

 

父親は鷹狩りという仕事をしていました。

4歳で名古屋に引っ越して漢学やフランス語を勉強したり、幅広く勉学に励んでいました。

 

17歳で学校を卒業すると、軍人を目指すために試験を受けますが不合格。

軍人を諦め、外国と交渉する外交官になるために東京外国語学校に入学。

 

当時の日本の情勢、特に対ロシアとの関係があまり良くなく、「自らの手で変えたい!」と意気込んでいました。

 

のちにこのロシアへの興味は文学的な興味に変わっていきます。

 

 

坪内逍遥に師事

東京外国語学校で先生とソリが合わず、専修大学に転学します。

そして専修大学を卒業後、「小説神髄」で有名な坪内逍遥に会いに行き、師事をします。

 

坪内逍遥

坪内逍遥 二葉亭四迷より5歳上だった

 

 

 

二葉亭四迷は、坪内逍遥の『小説神髄』を補足するような内容の『小説総論』という作品を発表。

 

そしてその後、一番の代表作となる『浮雲』を発表します。

このときに、坪内逍遥の本名をペンネームに利用しました。

 

このことをのちに後悔し、「くたばってしめえ」と自分をなじった言葉から「くたばってしめえ」→「二葉亭四迷」となったと言われています。

 

自分から坪内逍遥の本名を借りておいてなぜこのようなことをしたのか少し理解に苦しみますが(笑)

 

『浮雲』は当時、世の小説家に衝撃を与えました。

「言文一致」という書き方をされていたからです。

 

これはいわゆる口語体で書かれているということで当時としては珍しかったのです。

ありのままを描く写実主義が近代文学の特徴となり、二葉亭四迷は近代文学の開祖と言われています。

 

それまでは娯楽や楽しませるために作られる戯作文学と呼ばれていたのが、近代文学に変わっていきました。

 

この口語体で書かれるという特徴はロシア文学のそれと似ていて、外交官を目指していたときに触れたロシア文学に影響を受けていたのです。

 

 

 

さまざまな職を歴任

 

小説発表後は、作家だけでなく、内閣の仕事をして貧困街の人たちを救う活動をしていたり、ロシア語の教師をしていたり、朝日新聞で働いていたりとさまざまな職を歴任しました。

 

ロシアは社会主義なので、「平等」や「貧困をなくす」ということには人一倍想いが強かったのだと思います。

 

朝日新聞社時代に、ロシアへ渡っていたことがありましたが、その帰りの道中に病気で亡くなってしまいました。

享年は45歳でした。

 

 

 

 

 

新しいアイデアの作り方

ひらめき


二葉亭四迷からは「新しいアイデアの作り方」を教えてもらいました。

 

当時としては真新しい「言文一致」というスタイルの小説。

今までにないものをなぜ彼は生み出すことができたのかな?と考えたときに、「多文化に触れる」というのが大切だと僕からは感じました。

 

よく言われるのは「イノベーションは既存のアイデアの組み合わせ」ということ。

「言文一致」というスタイルも当時は日本では珍しかったですが、二葉亭四迷もロシア文学から影響されていたのでまったく新しいアイデアではありませんでした。

 

二葉亭四迷が勉強熱心で、学び続け、そして異文化に触れて既存の固定概念に囚われなかったからこそ生み出せた作品たちだったんです。

 

 

 

既存の枠組みに囚われずに学び続けること。

 

こうした意識が新しいアイデアを生み出すポイントだと学びました。

 

 

 

 

 

二葉亭四迷から学べる教訓 

勉強

二葉亭四迷から学べる教訓は「新しいアイデアを作るためには幅広く学び続ける」ということです。

 

 

僕も割と好奇心旺盛なので「知らないことを知る」ということが大好きで、本をたくさん読んでいます。

 

好きなジャンルは歴史や哲学、ビジネス書などが中心ですが、枠組みに囚われずに物理とか生物、医学なども知識をつけてみたいと思いました。

 

さぁ、勉強しよう!!笑

 

 

 

二葉亭四迷の『浮雲』が気になった方はコチラで購入できます(^^♪

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。