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夏目漱石ってどんな人?彼から学べる教訓【娯楽や趣味は必要!】


Hatena

ども!

ライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!

 

僕は歴史が好きで良く調べたり本を読んだりしています。

 

歴史は繰り返す。

歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!

 

日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)

シリーズ102人目は、日本を代表する近代文学者の「夏目漱石」です!

 

知らない人はいないほどの日本を代表する作家の夏目漱石。

「吾輩は猫である」「坊っちゃん」「こころ」などの名作を残しました。

「こころ」は、これまで700万部売れている大ベストセラーです。これは、日本で歴代一位を誇る部数。2位が太宰治の「人間失格」で約650万部と言われています。

 

 

日本一の作家、夏目漱石の生涯は壮絶なものでした。病で49歳で亡くなるまでの生涯と彼の功績から学べる教訓をまとめていきます。

 

本記事を読めば「娯楽や趣味が人生にとって必要なんだ」ということが学べます。

 

 

 

 

 

(約4分で読めます)

 

夏目漱石ってどんな人?

夏目漱石



多感な幼少期の経験

 

夏目漱石は1867年、夏目家の8人兄弟の末っ子として生まれます。

「漱石」というのはペンネームで、本名は「夏目金之助」と言います。

 

8人もいる兄弟の末っ子なので、夏目家の跡取りとしての役割は回ってこないため、塩原家という家に養子に出されてしまいます。なんとまだ1歳。

 

この塩原家は裕福ではあったのですが、夫婦関係が上手くいかず、漱石が9歳の頃に離婚し、また夏目家に戻ってきます。

 

この多感な幼少期にギクシャクした家庭環境で育ったことは後の作品にも影響を与えています。

 

 

教師になるが精神病にも悩まされる

 

その後、夏目漱石は非常に勉強ができる子どもだったので、帝国大学(現在の東京大学)にも進学します。

 

そして英語の先生にもなりますが、精神病を患ってしまいます。

14歳の頃には母が亡くなり、長男も病気で亡くなり、病気に悩まされる家庭でもありました。

 

ちなみにこの先生時代の経験をもとに書かれたのが名作『坊っちゃん』です。

 

教師時代にはあるエリートの教え子が華厳の滝で入水自殺をするというショッキングな出来事もありました。

 

これは態度の悪い生徒へ夏目漱石が激しく叱責してそれが原因だったと噂を立てられてしまいます。

これがショックで精神病は更に悪化してしまいます。

 

「坊っちゃん」にも、悪態をつく生徒に叱責する主人公の先生がいますが、どんな想いで書いていたんでしょうか。。

 

 

そして1900年、33歳の頃にはイギリスのロンドンに留学するチャンスを得ます。

しかし、当時は結婚して小さい子どもがいましたので、その子どもを残しひとりで留学。

 

そして、当時英語の教師と言えど本場の英語とはまたちょっと違ってなかなか通じなくて悩んでいたそうです。

 

それに海外は物価が高いので極貧な留学生活に。

 

さらにさらに、そのとき親友の文豪正岡子規が危篤状態だとの知らせも受けます。

 

元々精神病を患っていてメンタルが弱かった漱石にはこれらの出来事が強くのしかかり、発狂してしまうくらい精神が崩れてしまったようです。

 

 

 

作家「夏目漱石」の誕生

帰国後も教師の仕事をしていた漱石でしたが、正岡子規の影響で俳句を詠んだり、それ以外にも絵画を描いてみたり、芸術の趣味を楽しんでいました。それは精神病を和らげる療養にもなっていました。

 

そんなとき、高浜虚子から「小説書いてみたらどう?」と勧められて書くことにするのです。

 

作家、夏目漱石の誕生です。

 

その小説が大ヒット。

「吾輩は猫である」は、猫の目線からユーモアや皮肉たっぷりに人間模様を描きます。設定が斬新ですよね。「吾輩は猫である、名前はまだない」と言う有名なフレーズから始まりますが、漱石が実際に飼っていた猫の名前は「猫」だったそうです。笑

 

「坊っちゃん」も自身の教師経験をもとに描かれていますが、主人公の教師が江戸っ子で先生間の友情やいざこざをコミカルに書いています。

 

これらの作品は今読んでもかなり面白いですよ!

 

そして、教師の仕事を辞めて作家一本でやっていきます。

 

「木曜会」という毎週木曜の15時に夏目漱石の自宅に教え子や夏目漱石を慕う作家、哲学者までありとあらゆる人が集まり、議論するサロンがあったそうです。

このメンバーには芥川龍之介もいたとか。

 

 

晩年の作品「こころ」は今でも発行され続け、累計700万部を突破して日本一の作品となりました。

 

しかし、病弱な体は治らず、49歳で胃潰瘍で亡くなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

娯楽や趣味は人生に必要なのか?

誠実さ


夏目漱石からは「娯楽や趣味の必要性」を教えてもらえます。

 

夏目漱石はひょんなことから小説を書き始めます。

俳句や小説をやり始めたことにより、芸術に触れて心が癒されていたのです。

 

そんな療養、リラックス目的で始めた小説が本業になりました。

 

娯楽や趣味って「本当に人生に役立つのか?」「時間の無駄になっちゃうんじゃないか?」と言われがちですが、夏目漱石のように人生の分岐点になることだってあるのです。

 

今すぐには役に立つがわからないことでも、自分が好きなのであれば気にせず取り組んでいきましょう!

 

この先の人生に役立つことになるかもしれません。

 

 

夏目漱石から学べる教訓 

勉強

夏目漱石から学べる教訓は「娯楽や趣味は人生に必要不可欠」ということです。

 

「好きこそ物の上手なれ」とはよく言ったもので、自分の好きなことは一番伸びますよね。

 

誰になんと言われようとも自分の好きなことは貫き通すべきと思います。

一見、意味のないことと思われそうな娯楽や趣味も自分の人生にとっては必要なことになると思うので気にせずにやり続けましょう!

 

 

 

日本一の発行部数を誇る『こころ』は一度は読んでおきたい名作。

 

 

活字が苦手な人は、『まんがで読破』シリーズがオススメ(^^♪

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。