ども!
ド底辺サラリーマンのけんいちです!
僕はサラリーマンするかたわら、コーチングや心理学も勉強しており、ライフコーチでもあります(^^♪
コーチングをこれから学びたいなーという人もいると思いますが、スクールやセミナーに通って習得するのは結構お金がかかります。(数十万~百万円くらい)
僕はまず独学で本を読んだり、プロコーチのセッションを受けたりして学びました。
そのあとスクールに通う、って流れにしたんです。
いろんなコーチングの本を読んだ中で、一番最初に読むべき!と思った1冊を今回ご紹介します。
基礎、応用、そして巻末のコーチングする際に役立つツールキットまで盛りだくさんの良書です。コーチングでは有名なコーチ養成機関の『CTIジャパン』の創設者の著書です。
それはコチラ!!
(約4分で読めます)
こんな人に読んで欲しい!
・これからコーチングを学びたい人
・部下や後輩の育成にコーチングを活かしたい人
・人間関係で悩みがある人
これからコーチングを学びたい人だけなく、人間関係で悩みがある人にもタメになる本です。
この本の要点と僕が伝えたいこと
コーチングとはスキルではなく、在り方が大事。
クライアント(悩んでいる人)に必ず答えはあると信じること。それを引き出してあげるのがコーチの役目です。
コーチとしての在り方がわかる本です。クライアントとのやり取りの実例も役に立ちますし、巻末のツールキットは最初にどういう質問をすればいいかわからないという方の指南書にもなります。
ベスト・オブ・コーチング本!
コーチングとは?
コーチングとは、明確な定義はありませんが、Wikipediaでは下記のように定義づけられています。
促進的アプローチ、指導的アプローチで、クライアントの学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力を解放させ、最大限に力を発揮させることを目指す能力開発法・育成方法論、クライアントを支援するための相談の一形態。ただし、世界的に合意された明確な定義は存在しない(Wikipedia参照)
Wikipediaにも書いてある通り、明確な定義は存在しません。
悩んでいる人の解決策や答えを対話を通して一緒に見つけ出していく手法がコーチングです。(これは僕の見解なので、全員に当てはまるわけではありません)
アドバイスをしたりするのではなく、質問を通して、相手から引き出すのです。
クライアントは決して人間として何か間違っていたり、欠けていたりするわけではなく、したがって彼らを「治す」必要はまったくないということです。
(中略)
コーアクティブ・コーチングでは、クライアントは必ず答えを持っていると信じることから始めます。(28‐29pより引用)
※コーアクティブ・コーチング・・・CTIジャパンが提唱する「協同的」なコーチング手法のこと。コーチとクライアントが同じ目線で一緒に考えていくというスタイル。
悩んでいる人は何か間違っているわけではありません。
自分の中にある答えを見つけ出せていないだけなのです。
だから、それを一緒に探す。
それがコーチングです。
コーチングは独学でも学べるのか?!
もしもコーチングのルールブックやマニュアルを探している人がいれば、まずはそういうものが一切ないことを知らなければなりません。
(中略)
コーチであるあなたの直感やその場の雰囲気、あるいは先がわからなくてもとにかく探ってみようという意欲によって決まるのです。(220pより引用)
コーチングにはマニュアルなどありません。
定義もないと書きました。
国際的な教育機関はありますが、国が認めたライセンスなどもありません。
「今日から僕はコーチだ!」と名乗ればコーチなのです。
なので独学も可能です。
ただし、クライアントと契約し、お金をもらう以上プロ意識が必要です。
コーチングはただの悩み相談ではなく、クライアントの人生を一緒に考えていくものですので、「相手の人生を背負っている」という意識が僕は必要だと思います。
そこで、コーチに必要な姿勢がこの本には書かれていたのでご紹介します。
コーチに必要な5つの資質
CTIジャパンが提唱する「コーアクティブ・コーチング」をするための基礎となる5つのコーチの資質が紹介されています。
①傾聴
コーチングの基本ですね。
相手から引き出すので、耳を傾け傾聴する姿勢はとても大切です。
クライアントの言葉からだけではなく表情やボディランゲージからもメッセージがあるので、それをくみ取る姿勢が必要になります。
②直感
直感って、「単なる勘」と思われがちですが、この「第六感」は何にでも使えます。
直感はひとつの資質であり育てられる、とこの本にも書かれています。
「何か気持ちを隠している」
「何だかいつもと違う」
といったようなことがクライアントと信頼関係を築けば見えてくるのでそうした直感を大切にしましょう。
③好奇心
コーアクティブ・コーチングでは、ここで必要なのは出来合いの質問リストやシナリオではなく、コーチの好奇心であると説きます。コーチがもともと持っている好奇心という資質を発揮しさえすれば、自ずとクライアントにとって役立つ問いを投げかけられることができると考えるわけです。(39pより引用)
「答えは、クライアントの中にある」
そう信じて好奇心持って、クライアントと接していけば一緒に答えを見つけていくことができるというわけですね!
④行動と学習
コーチングの目的は、アドバイスして「はい、終了」ではありません。
クライアントの行動を促すことです。
行動しないと変わらないですよね。
行動と学習はセットなのです。
読書もそうだと僕は思います。
本を読んで「学習」するだけでは意味がありません。
「行動」を起こしてこそ、身につけたことになるんです。
コーチングでも、クライアントに行動を起こしてもらうように持っていくことが大切なんです!
⑤自己管理
コーチの自己管理も重要です。
コーチのエゴや自分の価値観を押し付けるようなことをしないように自分を律しましょう。
僕もたまに人の話を聞いているときに「なんでそんなにネガティブに考えるの?!」と感じてしまうこともありますが、その人がそう考えているんだからそれが正解なんですよね。
自分の価値観を押し付けて意見を言ったら相手を苦しめます。
エゴは出さずにクライアントと接しましょう。
コーチングの在り方や基礎が学べる!
コーチングには、スキルだけではなく『コーチ自身のあり方』がとても大切だということがこの本を読んで改めて理解しました!
クライアントに好奇心を持って接する。
クライアントなら絶対できると信じる。
人と人との信頼関係に成り立っているのがコーチング。
僕もクライアントに信頼され、一緒に答えを探していけるコーチになりたいと思いました!!
この本にはほかにも下記のようなことが書かれています。
・コーチングのセッションの導入部分で必要な5つの要素
・クライアントから引き出すために必要なスキル
・効果的な質問の方法
・コーチングの種類
・コーチングに役立つツールキット
ぜひ、手にとってみていただきたい本でした!
最後までお読みいただきありがとうございます!!
ではまた。
ざす。