ども!
ド底辺サラリーマンのけんいちです!
人生を歩んでいれば嫌なことのひとつやふたつ(ってそれどころじゃないか)ありますよね。
嫌なことはできるだけ忘れたいですが、なかなか頭から離れられないものです。
「仕事に没頭して悩む暇さえ作らなければいい!」
「忘れるように考えなけりゃいいんだよ!」
というようなアドバイスは僕はあまり役に立たないと思っています。
「嫌だなーー」という感情が沸き起こったとき、感情は人を動かすくらいの力があるものなのでそう簡単に忘れることなんてできません。
無理なくできる僕も実践している「嫌なことを忘れる方法」をこの記事では書いていきます。
簡単にできるので、ぜひ実践して「嫌だ」という感情をできるだけ出さないようにしていきましょう!
(約3分で読めます)
嫌なことを忘れられない原理
嫌なことが忘れられないのって、考えれば考えるほど脳に定着してしまうからなのです。
「こないだ友達に言われたあの言葉に傷ついた。嫌だった」
という感情が起こったときに「忘れよう、忘れよう,,,」と考えれば考えるほど脳にはその感情が定着していきます。
脳科学的に、『脳は否定形を理解できない』と言われています。
「友達に嫌なことを言われていない状態」を望んだとしても否定形を理解できないので、「友達に嫌なことを言われている」という感情が強く残ってしまうのです。
だから、忘れようとその出来事のことばかり考えてしまうと逆効果になってしまいます。
「忘れよう」と強く意識しすぎないことがポイントです。
嫌なことを忘れられる方法
「忘れよう」と強く意識しすぎることがより嫌な思いを助長してしまうことを説明しました。
では、具体的にどうしたらいいのか書きていきます。
忘れられない自分も認めてあげる
まず、忘れようとする前に、忘れられないという自分を受け入れて認めてあげましょう。
嫌な感情が沸き起こっているのにそれを認めるのなんて少し辛いかもしれません。
でも、「忘れられないってことはそれほど自分のことを大切にしているからなんだな。なんだ、私って自分を大切にするいい人じゃん」というように自分を認めてあげること。
自分や他人を否定していてはマイナスの感情しか出てきません。
さきほど、強く意識しすぎると、より忘れられなくなると書きました。
「忘れたいけど、忘れられなくてもいいや~~」くらいの軽い気持ちでいられると、脳みそも考えなくなります。
「どんな自分でもいいんだ~」という気持ちが大切です。
楽しいことで記憶を置き換える
楽しいことをして記憶を置き換えましょう。
脳みそは同時にふたつのことを考えることはできません。
ポジティブな感情でネガティブな感情を打ち消すのです。
ポジティブになると、人間は不思議で同じ出来事でも昨日はネガティブに考えていたのにポジティブに捉えられているということがあります。
僕もそんな体験をしています。
僕はよく「自分を整える」と言うのですが、自分の感情や気持ちが良い方向に向かっているとどんな出来事も良く見えるのです。
出来事にはもともと良いも悪いもない。
その感情を決めているのは他でもない自分自身です。
楽しいことをする気分にはなれないかもしれません。
でも、ちょっとがんばって自分の好きなことをして楽しい気分を取り入れましょう。
体を動かす
体を動かすのも効果的です。
運動しているときに人間は悩めないと言われています。
脳は同時にふたつのことを考えられない。
ですので、運動しているときは頭が空っぽになったりします。
簡単なジョギングでもいいんです。
運動するととてもスッキリするのでオススメです。
夜は早く寝る
人間は朝より夜のほうがネガティブになるんです。
一日が終わりに向かうにつれて脳機能が低下していくのと、幸せホルモンと言われる「セロトニン」が朝から夜にかけて少なくなっていくからです。
もうこれは人間の原理なので逆らえません(笑)
なので夜は早く寝ることです。
夜に悩んでいたことも朝起きたらなんてことなく感じられるって経験ないでしょうか。
僕は嫌なことがあったら意識的に早く寝てその分翌朝早く起きています。
昨晩悩んでいたことがスッキリしていることも多々あります。
嫌なことがあると「明日がきてほしくない」と思い夜更かししがちですが、どうあがいても明日は来るので(笑)、早く寝てしまいましょう。
夜寝ているときに記憶が定着するともいいますよね。
寝る前に考えすぎているとその感情が定着してしまいます。
なので、夜は考えずに早く寝てしまうのが良いのです。
睡眠不足はうつの原因だったりします。
夜更かしは逆効果ですね。
嫌な出来事と感情をノートに書く
「自分がなぜ嫌だと思ったのか」
ってことを振り返るのはとても大事なことです。
「怒り」の感情の裏には「悲しみ」があるかもしれません。
ショックだと思った裏には相手への気遣いがあったのかもしれません。
自分の感情と向き合うこと。
それをノートに書き出してみましょう。
少し辛い作業ですが、吐き出して目に見えるようにすると感情を客観視できて忘れることに効果的です。
辛い感情も深く味わうことが大切です。
自分がなぜ嫌だと思ったのかをじっくり振り返り書き出してみましょう。
嫌なことを忘れるためには自分と向き合うこと
以上、5つ「嫌なことを忘れる方法」を書きました。
脳科学的な根拠をもとに書いた方法もありましたが、やはり一番大切なのは、自分と向き合うことですね。
嫌な出来事は起きてほしくないですが、「嫌だ」という感情を選択しているのは自分自身です。
その裏には自分の価値観やこうしてほしいという他者への期待があります。
「なぜ嫌だと感じているんだろう」
「どこが僕の価値観と合わないで苦しんでいるんだろう」
「親のことばにショックを受けたけど、私は親に対してどう考えていてほしいという期待があったんだろう」
自分の感情と向き合うような作業がとても効果的なんです。
ただただ「忘れよう」としても無理です。
記事に書いた5つの方法も実践しながら無理なく自然と忘れられるようにしましょう。
そして明るく楽しい人生を手に入れましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。