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不幸から抜け出すためには不幸を味わおう【逆転の発想】


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ブログタイトル

ども!

ライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです。

 

不幸から抜け出す方法を知りたい!

嫌なことから逃げ出したい!

 

こんな悩みを持っている人に向けた記事です。

どんな出来事にもそのものに意味はありません。

自分が「これは不幸だ」と決めているのです。

 

哲学者のニーチェはこう言います。

事実というのは存在しない。あるのは解釈だけだ。

 

今感じている感情はすべてあなたが選択したものです。

不幸から抜け出すためには、不幸を見つめ味わうしかない。

一見、おかしなことと思えるかもしれませんが、ライフコーチとしての僕の考えと実体験も踏まえて紹介していきます。

 

 

(約4分で読めます)

 

不幸から抜け出すために大切なこと

脱出

不幸から抜け出すために大切なことは、

じっくり不幸を味わうこと。

 

不幸を味わうなんて、辛くて嫌だと思いますよね。

確かに辛いです。

でも、避けようとすればするほど、人間の脳にはこびりついてしまうんですよね。

 

人間の脳は否定形を理解できません。

『黄色くないゾウ』と言われても人は『黄色いゾウ』を頭に浮かべます。

『白くないコップ』と言われても、『白いコップ』が頭に思い浮かんでしまうモノなのです。

 

なので、『不幸じゃないんだ!!』と逃げるように感情を抑え込むようにしたって、不幸がこびりついてしまうんですね。

 

不幸を分解していきましょう。

・自分に何が起きていて、どんな感情を抱いているのか?

・その感情の本当の思いはなんだろう?

出来れば、ノートに書き出してみて可視化すると、客観視出来て少し気持ちも落ち着きます。

 

そして、自分の不幸の理由がわかったら、「うわ~悲しいな~苦しいな~」ととにかく感じること。

この作業は辛いですが、その場から逃げようとしたり感情を抑え込むほうが辛くなります。

 

不幸って石鹸のようなものだと思うんです。

使えば使うほど、すり減っていきますよ。

そして心はキレイになっていきます。

 

 

 

不幸の正体とは?

悲しんでいる女性

冒頭書きましたが、世の中はすべて解釈だと僕は思っています。
だから、不幸の正体は自分が作り出しているものなのです。

 

自分が作り出しているものなら、ほっといたってその気持ちはずっと自分の心の中にいるでしょう。

抑え込もうとしたってそれは無理な話です。

 

だったら付き合っていくしかない。

不幸に感じている気持ちも立派な自分自身です。

大切にしてあげましょう。

 

不幸を感じることで、どうなろうとしているのか?

最愛の人を失って悲しい→もうこれ以上大切な人を失いたくない

仕事を失って希望が持てない→仕事があることの有難みが身に染みた

職場で嫌がらせを受けて辛い→仕事を変えるキッカケかも

 

不幸という感情は出発点だと思えば、未来に自分がどうなれるかを考えることができます。

過去は変えられませんが、未来はこれから作るものです。

過去の感情を味わいつくしたら、一歩踏み出してみましょう。

 

 

 

 

どんなに辛いことでも意味がある

辛い

  

どんなに辛いことや苦しいことにも意味があってその感情を自分は選択しています。

感情は勝手に湧き出るものではなく、自分が作り出しているのです。

 

例えば、東京大学に合格した人がいます。

どう思いますか?

普通、『喜ぶ』と思いそうですよね。

でも、受験生がもし小さい頃からずーーーっと親の指示通りに生きてきて、親の敷いたレールを歩んでいる人生だったら?

親に「絶対東大に行け」と言われて嫌々受けているとしたら?

 

もしかしたら合格したことはその人にとって不幸だと感じるかもしれません。

 

このように出来事にはなんの意味もなく、その意味を付けているのは自分なのです。

 

 

 

僕の今までの人生で一番不幸だと悲しくなったのは、母の死でした。

母はまだ50代でしたがガンで亡くなってしまいました。

当たり前ですが、めちゃくちゃ悲しくて連日泣きまくりました。

一緒の場所に行けるならこのまま自分も死んでもいいかなとも思いました。

 

でも、そんな感情は母親が本当に大好きだったから自分が生み出した感情なんだと思ったらなんだか温かい気持ちになれたのです。

また、母親が亡くなってからは、家族の絆はもっと深まったと思います。

父と三兄弟の男ばかりの家族ですが、このときはじめて家族のLINEグループを作りました(笑)

 

連絡を取り合ったり帰省する回数も増えましたね。

 

元に戻れるなら今でも母には生きていてほしいですが、この出来事をキッカケに家族の絆が深まったり得られたものもあります。

不幸はじっくり味わったら、未来に目を向けましょう。

 

失ったことではなく得られたものを考えるのです。

 

 

大丈夫、どんな人でも前に進めます。

 

不幸は味わおう

気球


出来事には何の意味もなく、不幸に感じている気持ちは自分で創り出しているものだと理解して、なぜそう思っているのか、自分の気持ちを掘り下げることから始めましょう。

 

そしてそう思っている自分を大切にして、自分自身を受け入れましょう。

 

そしてたくさん味わった後は、前を見てどんな未来を創っていきたいか考えましょう。

 

誰だって辛い経験や悲しいことはありますが、それはその人だけにしか味わえないものなのです。なくすものばかりに目を向けずに何を得られるか感じていきましょう。

 

いきなりはできないのでゆっくり向き合うのです。

もし、コーチとしてそうしたお手伝いができるのならいつでもご連絡ください。

(メールはg4n0323@gmail.comまで)

 

この記事を読んでくださった方に少しでも役に立てたら幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。