ども、こんばんは!
ド底辺サラリーマンのけんいちです!
本日は先日読み終えた本のご紹介をします!!
それはコチラ!
再始動する最強企業....
タイトルに惹かれました。笑
また、2014年にマイクロソフトの3代目CEOになったサティア・ナデラ氏にとても興味がありました。
このナデラ氏の手腕によって、マイクロソフトは劇的にまた業績を伸ばしているのです。
ちょこちょこニュースでお名前を見かけていて、インド人のエンジニア出身のナデラ氏がすごいらしい!というのだけ頭にありました。
この本を読んでなぜマイクロソフトが最強企業と呼ばれるかがわかりました!
では、早速書評していきます^ ^
この本を読んで僕が伝えたいこと
常に自己批判をし、このままじゃいけないという気持ちが会社を成長させる。トップは部下の話に耳を傾けつつ、ビジョンを明確に示してドラスティックに動いていく情熱が必要だ。
サティア・ナデラという人物
CEOに就任時47歳。
非常に若いですよね!
彼はエンジニア出身で非常に頭のキレる方だそうです。
周りの人からは、「ナデラ氏は、哲学的な信念を持ち、リーダーシップを発揮し、人を鼓舞するのが上手い」と言われています。
経営者ではなく技術者のナデラ氏をCEOに選んだ事から、マイクロソフトが「現状を変えよう!」という強い意志が感じられますよね!
ナデラ氏が元上司だったという方はこう言います。
「とても地に足がついている、という印象を持っていました。テクノロジーはどうあるべきか、クラウドはどうあるべきか、目指すべきビジョンをしっかり語る一方で、お客さまにとってのリアリティは何なのか、ということを強く意識していましたね。それを理解するために、たくさんの時間を使っていました」(23pより引用)
「変わることがいいとか、変わらないといけない、というよりも、こういうあるべき姿があるよね、そこにはなかなか到達できないけど、常にその姿に向かってやっていこう、という姿勢なんです。(24pより引用)
常に変化を求めて、常に自分たちはどうあるべきか、お客さまに何をするべきかを考えている。
10兆円企業の超大企業でも、このようなことを日々考えているから成長し続ける事が出来るのでしょう。
ナデラ氏はこうした信念を持っているだけでなく、人当たりもすごくいいそうです。
「サティアは聞き上手なんです。本当に人の話に耳を傾ける。議論するために聞いているのではなく、理解しようと思って聞いている。それは、話している私にもパワーになります。そして、私に対してリアクションをしてくれる。『これは君の専門だよね。何か推薦してくれないかな』。そんな話ができるんです」(77pより引用)
傾聴する力はリーダーとして必要な素質ですよね。
話を聴いていくれる上司には付いていきたくなります!
また、彼はエンジニア出身で技術に詳しいということもあり、現場の方が行っている仕事にも詳しく関わっていけるのでしょう。
経営者だと、現場の仕事ってなかなかわからないものです。
僕もペーペーのサラリーマンですが、上の方々は自分の細かい仕事なんて知らないだろうと思っています。
ただ、ナデラ氏はエンジニア出身なので恐らく現場で働いている方の仕事を深く理解しているでしょう。
部下の仕事を深く理解したうえでコミュニケーションを取れる上司というのは、とても素晴らしいリーダーです。
彼の人間味の良さと、技術者出身の頭のキレと、常に在るべき姿を考えている姿勢がマイクロソフトを更に成長させたのでしょう。
マイクロソフトの社風
ナデラ氏の、常に自分たちの存在を問いただす姿勢はマイクロソフト全社に浸透しています。
まず、今まで創業者のビル・ゲイツからサティア・ナデラで3代目ですが、3代とも「経営理念」を変えています。
ビル・ゲイツ時代
「すべてのデスクと、すべての家庭に1台のコンピューターを」
今では普通ですが、1980年代ですからね!ものすごく、高い志です。
スティーブ・バルマー時代
「世界中のすべての人々とビジネスの持つ可能性を最大限に引き出すための支援をすること」
サティア・ナデラ時代
「地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする」
ナデラ氏の経営理念は非常に抽象的ですが「より多くのことを達成できるようにする」っていうことが、もはやコンピューターという概念を飛び越えて会社を大きくさせようという信念が伝わってきます!
経営理念は創業当時から変わらないという会社が多いのではないでしょうか。
僕の会社もそうです。
経営理念を変えるというのは会社の方針を変えるということですので並大抵のことではありません。
それを変えちゃおう!と言うのですから、まさに『変革』という言葉が最適かなと思います。
そして、その経営理念を全社員に浸透させる工夫もされてます。
普段、社員が使っている紙のコーヒーカップにも、さまざまなメッセージやスローガンを印刷しておく。あるいは、有名な人の引用句や社員の言葉を載せておく。こうした小さな取り組みが、少しずつ社内を変えていくことになるのだという。(48pより引用)
経営理念やビジョンを末端まで浸透させるのは大変なことですが、会社の成長の為には必須のことです。
マイクロソフトはそれを体現しています。
また、最近耳にタコができるほど話を聞く働き方改革についても、マイクロソフトは実践しています!
フレキシブルな働き方をしている方が多く、車通勤の人は午後3時~4時くらいの比較的渋滞しない時間帯に帰り、帰宅後、仕事をする、といった事も推奨されています。
どこでも仕事が出来る環境が整っていないと難しいですが、これは社員のモチベーションにも繋がりますね。
まとめ
人望の厚いリーダーの存在と、社風を社員全員に浸透させていることが、マイクロソフトの成長の理由でしょう。
そして、ナデラCEOを中心に「今のままではだめだ」「自分たちはどうあるべきか」を常に自分たちの存在を問いただす姿勢もその大切です。
これは何も経営者やリーダーではなくても普段の自分の仕事にも言える事です。
僕も今の自分のやっていることを見直して、常に成長する姿勢を持ち続けたいと思います。
ぜひ、気になる方は読んでみてください!
ではまた。
ざす。