ども!
読書大好きなライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!
仕事がなかなかうまく進まない。
短期で成果を出すためにはどうしたらいいんだ。
もっと効率よく仕事をこなしたい。
そんなお悩みを解決できる本をご紹介します。
それはコチラ!
『SPRINT 最速仕事術』という本です。
これは世界的大企業グーグルの企画部門から2009年に独立したベンチャーキャピタル会社のグーグル・ベンチャーズという企業の方が書いた本です。
「最速仕事術」と書いてあるくらいなので、いかに速く課題・タスクをこなせるかというスキルが細かく書かれています。
迅速に、かつ、成果を出す方法をGoogleの手法から学んじゃいましょう!
(約4分で読めます)
- こんな人に読んでほしい!
- この本の要点と僕が伝えたいこと
- Googleが短期で成果を出し続けている手法『SPRINT』とは
- 短期で成果を出すためには、中断してはいけない
- 最初のうちは議論は必要ナシ!
- 短期集中!1週間で成果を出すためのスケジュール
こんな人に読んでほしい!
・短期で成果を出したい人
・完璧主義者
・仕事の効率改善を図りたい人
完璧主義者の人も、中途半端でもいいからいかに早く物事を進めていくかが大事だと書かれているので、とても参考になるかと。僕も準備万端でないと取り組まない完璧主義者なんです(笑)
この本の要点と僕が伝えたいこと
スプリントとは、『より多くのことをより早く成し遂げる』ために必要な手法。
1週間の時間割りも決めてとにかく短期集中で取り組むこと。
課題にぶち当たった時の解決策は完璧でなくていい。
不完全でもまずは実践してみる。失敗したら軌道修正すればいい。
とにかくスピード感が大事。短期集中で速く実践すればするほど、物事は早く解決する。
Googleが短期で成果を出し続けている手法『SPRINT』とは
スプリントとは、「より多くのことをより早く成し遂げるための手法」と書かれています。
「そんなこと出来たら苦労しないよ」 と思いますよね。笑
Googleでは、それをしっかりシステム化して、取り組んでいるそうです。
何か課題にぶち当たった時や仕事で大きなプロジェクトを実行するとき、通常何か月もかけて会議やテストを行うようなことも、この本では1週間で実践する方法が書かれています。
そんなんできるんかい!と思いましたが、月曜日~金曜日まで何をするべきかを本当に細かく書いてありますので必読です。
その中でも重要だと書かれているのが、連続性とスピード感ですね。
短期で成果を出すためには、中断してはいけない
連続性というのは中断せずに集中して取り組むということです。
この本が1週間という上限を設けているのにもこの理由があります。
例えば2週間でひとつのプロジェクトに取り組むとしましょう。
月曜日~金曜日までそのプロジェクトについて議論して、また翌週の月曜日から再開するとなった場合、間に土日を挟んでしまいます。
これが中断です。
間を挟んでしまうと人間の脳はリセットされてしまいます。
この本が言いたいのは、このリセットしてしまうのを避けましょう、ということですね。
中断が生産性に支障をきたすのは、疑いのない事実だ。(中略)スプリントは自分のやりたい方法で仕事をする口実になる。予定を空け、一つの重要な目標をめざして突っ走れる。プロジェクトごとに頭を切り替える必要もないし、突然邪魔が入ることもない。(70pより引用)
本のタイトルにもなっている「スプリント」というのは1週間で仕事をこなす一連の流れのことを指しています。
短期集中!
これが迅速に問題解決する糸口というわけですね(^^)
最初のうちは議論は必要ナシ!
また、スピード感については、下記のような事例を挙げて説明されています。
あるテーマに対して、仲間とどういう解決策があるかアイデアを出し合っているとしましょう。そのときについて、こう書かれています。
どのアイデアを捨てるべきか、どのアイデアに「組み替え」と「改良」の価値があるかを判断する必要はない。(中略)この時点では決定も議論もせず ただ「役に立つかもしれない」ものをなんでも書きとめよう。(147-148pより引用)
アイデアを出す段階では議論をするべきでないということです。
出す時点で、「いや、それはちょっと違うんじゃ・・・」とか「それってどういうこと?」などと議論する必要はない、ということです。
自分も言っちゃダメ。
誰かが意見に対して何か言ったら、「どうせ何か反論されそうだから言うのやめよう」と思う人もいるかもしれず、役に立つかもしれない仲間のアイデアが死んでしまう可能性があります。
まず、意見やアイデアはどんどん出していくべきだということですね。
これが解決までのスピードを上げる秘訣だと思います。
短期集中!1週間で成果を出すためのスケジュール
では、その1週間何をすればいいのかというのはざっくり下記のように書かれています。
月曜日・・・問題を洗い出し、重要部分に照準を合わせる。
火曜日・・・多くの解決策を出し合う。
水曜日・・・その解決策の中から、検証可能な最高のアイデアを選び出す。
木曜日・・・その最高の解決策を基に、プロトタイプを作り上げる。
金曜日・・・そのプロトタイプを実際にテストする。
例えば、何か新しい事業を始めようとしている人。
面白いイベントを計画している人。
なんでもいいんですが、金曜日に書いてあるようにまずテストして実際に行ってみるということが大事です。
そこで何か失敗だったり欠陥が見つかったとしても、それは逆にラッキーです。
本番ではなくてテスト段階なのでまだ修正が効くということと、1週間しか時間をかけていないので、それを修正・変更することは精神的にも楽だと思います。
(1年かけて綿密に計画したプロジェクトが失敗して修正しなければいけない方が精神的に参っちゃいますよね 笑)
不完全でもいいのでまずはテストして反応を見てみる。
ダメだったら修正してまた再度チャレンジする。
この繰り返しが成功への近道だとこの本を読んで感じました。
別にこの本の通り1週間じゃなくてもいいんです。
何か悩みや解決したいことがあったら、3連休を利用してひとり旅にでも出て、ひとりで集中して考え事するのも良し。
だらだら長い時間をかけて、途中、中断をしたりするのだけは避けたほうがいいってことですね。
何か大きなプロジェクトを進めている人、面白いイベントを計画している人、何か解決したい悩み事がある人、すべての人がうまくいきますように。
1週間ごとにそれぞれどのように課題を進めていったらいいか詳しく書かれているので、これからチャレンジしようとしている人はぜひ本書を参考に!
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。