ども!
ライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!
「この世に無駄なことなんてない!」
「すべてに意味はあるから、何事にも全力で取り組もう!」
これらの言葉を聞いてどう感じますか?
「うん、そうそう」と納得できる人はそっとページを閉じてください。笑
この記事を読む必要はありません。
「そんなの綺麗事だ!」と感じたり、「努力が報われないこともある」と思っている人に読んでほしい記事です。
心理学では「学習の転移」というものがあります。ひとつのものを極めると、他の分野の上達も早くなるというものです。
これを知ると、「今、自分のやっていることも無駄ではないかな」と感じられるキッカケになるかと思います。
では、早速解説していきます!
(約4分で読めます)
学習の転移とは
学習の転移とは、「学習したことが別の学習の促進に寄与する」という心理現象です。
簡単に言うと、将棋をマスターした人がチェスを学習すると、他の人よりも上達が早いということがあります。
学習のコツを掴んだから、こういうことが起きるんですね。
例えば野球やってた人がゴルフもうまいとか。実際に僕の会社の先輩は元野球部で、ゴルフがめちゃくちゃ上手かったです。
「ボールを狙って打つ」というのに優れていたんでしょうね。
...僕はサッカー部だったのでゴルフのセンスはゼロでした。 いや、そのせいじゃないのかな...笑
このように習得のパターンが似ているものは、学習のコツが掴めると他の学習に派生して上達が早くなるんです!
だから、今やってることが無駄だと感じても、他のことに活かせることはあるってことが言えますね。
無駄だと感じてしまう理由
今やってることが無駄だと感じてしまうのは、短期的なメリットや成果を求めているからです。
例えば僕は歴史が大好きで、日々、本を読んだり、勉強しています。
しかし、その歴史の勉強は何の役に立つかというと今でも僕にはわかりません(笑)
短期的には成果は特にないでしょう。笑
だからといってやめるつもりはないですし、歴史を知ることが、将来、他の調べごとをすることの役に立つ時が出てくると思っています。
少なくとも、「歴史は暗記ではなくストーリーで読み解くと理解が深まりやすい」というコツを掴んでるので、それだけでも、他の何かの役に立つ気がしています。
学習方法のコツを習得すれば、他の学習に応用できるんです。
メリットや成果がなくて「無駄だよ」と感じてることも、好きなのであればマスターしちゃうくらいのめり込んでもいいのではないでしょうか。
アイデアは既存のものの組み合わせ
もうひとつ言えることは「新しいアイデアは既存のアイデアの組み合わせである」ということ。
アップルのスティーブ・ジョブズも言っていたし、ビルゲイツがアイデアに即投資したと言われているアイデア王のビル・グロスという人も同じことを言っています。
既存と既存の組み合わせで新しいアイデアが生まれるので、ひとつひとつを見て役に立たなそうでも、組み合わせたらとんでもない価値を生み出すかもしれません!!
「今、自分が学んでいることは、また別のことと組み合わせることが出来るかもしれない」と思うとワクワクしませんか?!
無駄にしてしまうかどうかは自分次第ですね!
この世に無駄なことなんてない
「この世に無駄なことなんてない!」ということが本当なのかどうか。
それは自分の意識にかかっています。
学習の転移が働くので、今やってることもまた別のことを習得するときに役に立ちます。
また、全然関係なさそうな点と点を結ぶと斬新なアイデアが生まれるキッカケにもなります。
世の中に無駄なことなんてない!
というよりも、やったことを「無駄」で終わらせない!というのが大事ですね!
今やってることの意義が見出せなくても、中途半端に諦めずに、極めてみるのをオススメします。最初が大変だったり意義が見出せなくて辛くてもまずは継続してみると見えてくるものがあるかもしれません。
✔︎継続力の大切さを教えてくれる「GRIT」って本がオススメです!
※こちらの記事は、書評記事も書いていますので、中身が気になる方はぜひご覧ください(^^♪ 100冊以上ある僕の書評記事の記念すべき(?)1冊目です!
【書評 vol.1】成功者には共通する秘訣があった?!『GRIT やり抜く力』著:アンジェラ・ダックワース - ド底辺サラリーマンの夢の叶え方
お役に立てれば幸いです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。
ざす。