『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。
ライフコーチ、会社員、Kindle作家と三足のわらじを履いている小泉健一と申します。
このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方やビジネスに役立つ情報、またオススメの本や映画の紹介など幅広くいろんなことを書いています。
このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!
本記事はオススメ本の紹介です。
僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。
今回紹介する本はコチラ!
/
物理学の巨匠が常識をぶっ壊す!
\
「物理学が好き!」
「時間の真理について知りたい」
「宇宙や物理など神秘的なテーマが好き」
そんな方にオススメの一冊。
『時間は存在しない』
なんとも強烈なタイトル。「え?何言ってるの?」と思うかもしれませんが、著者の天才物理学者カルロ・ロヴェッリの話を聞いていると「確かに、確かに」と納得してしまいます。
根っからの文系の僕も魅了されるくらい書き方が上手い。物理が苦手だとしても、宇宙とか神秘的なものが好きな人ならハマります。
難しい言葉も確かにありますが、例を出したり比較的平易に説明してくれているので読みやすいです。
さっそく、中身についてご紹介しますね。
✔時間の真理について知りたい
✔宇宙や物理など神秘的なテーマが好き
(約5分で読めます)
本書の要点と感想
天才物理学者の著者が、時間という常識にメスを入れた本。
アインシュタインの相対性理論でも言われているように時間は場所によって流れる速度が異なる。
時間とは曖昧なもので、人の認識や感覚で生み出されているもの。言わば勝手に人間が決めたもの。
我々が当たり前のように感じている「時間」について様々な角度から、その存在を否定する面白い本。
本書は物理学が苦手な人には難しい表現もあるが、著者は論理だけではなく感情も用いてわかりやすく伝えてくれている。
時間の不思議について知識を深めたい人にオススメの一冊。
時間とは人間の意識が作り出したもの
時間は過去から未来に流れると思われています。
時間を考える上で大事なのは熱力学で出てくる「エントロピー」という言葉。
すでに「わけわからん!」とこの記事を閉じようとしているあなた!ちょっと待ってください!笑
僕も最初はこの言葉すら知りませんでしたが、例えを用いてわかりやすく説明します。本書でも何度も出てくるワードなので重要です。
エントロピーとは「秩序」。
エントロピーは高い低いで表されます。
エントロピーが低い=秩序立っている。法則に従っている。
エントロピーが高い=無秩序でカオス。めちゃくちゃ。
時の流れというのはエントロピーの増大で測れます。
例えば、コップに水が入っているのは秩序立っているエントロピーが低い状態。
そのコップが倒れて水がこぼれてしまったのがエントロピーが高い状態。
または、コーヒーにミルクをたらすと混ざり合っていくのもエントロピーが低い状態から高い状態へ変化しているということです。
要は、エントロピーが低い状態から高い状態へ向かうことが時の流れとされているのです。
そしてエントロピーは低いところから高いところへしか行かないと言われています。(ただし2019年にはエントロピーが逆行したことが観測され、時間は逆行するということが証明されたそうです。意味わからなくなるので本記事では割愛します。笑)
そして、大事なのはこのエントロピーですら人間の認識だということ。
わかりやすい例えがあったので引用します。トランプを思い浮かべてください。トランプが色で並んでいたり、数字順に並んでいることがエントロピーの低い秩序が整っている状態で、シャッフルされているのが無秩序でエントロピーが高い状態と表されます。
「(たとえば、二六枚の赤のカードの後に二六枚の黒のカードが続くといった)ある配置が別の配置より特別だという認識は、カードの特定の性質(この場合は色)に注目したときのみ意味をなす。あらゆるカードをとことん細かく区別していくと、すべての配置が同等になり、どれをとってもほかより特別とはいえなくなる。」(本書より引用)
何を言いたいかというと、時間の流れを表すエントロピーというものは人間が決めた認識でしかないということ。色で分けることも、数字順ということも人間が勝手に決めたことですよね。
もっと細分化していくとトランプのカードはすべて“ただのカード”でしかない。そこに配列という概念を生み出したのは人間なのです。だから、物事を超細かくミクロの視点で見るとそこになんら違いはないのです。=時間というものは存在しない。
エントロピーが低い、高いという見方は人間が物事を解釈するために生み出したものであるということを19世紀の物理学者で哲学者であるルートヴィヒ・ボルツマンという人が証明したのです。
エントロピーは人間が作り出したものだから、時間というものは物事の変化を捉えるのに人間が生み出した概念でしかないのです。
…はい。難しいですよね。笑
僕も本書を何回も読んでからこの記事を書きました。なので、もしかしたら著者からすると「ちょっと違うぞ」と思われるかもしれません。ぜひ、気になる方は本書で確認してください!
場所により時間の流れる速さは違う
では、もう少し易しい話をしましょう。笑
時間って場所によって流れるスピードが違うって知ってますか?
アインシュタインの相対性理論でそう書かれています。
例えば、山の上など高いところの方が重力が弱いので時間が早く進むとのことです。
本書では他にもアリストテレスなどの偉人や数々の物理学者が登場し、いかに時間が曖昧なもので人間が考えてきたものなのか、ということを述べています。いやーー本当に面白い!
時間は存在しない
この本を読めばタイトルの「時間は存在しない」の意味がわかるでしょう。
著者のカルロ・ロヴェッリは物理の話だけではなく、哲学なども織り交ぜて語る。それは時間が人の解釈によるものが大きいから。
時間は、人間の解釈によるもので、未来や過去なども人の記憶が作り出しているもの。どの場所においても一律で同じ時間というものはない。
時間というものはとても不思議ですね。本書で謎が解けると思います。このロマン追いかけたい人はぜひ。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
◆本書のまとめ
✔時間は人間がミクロに観察していくと消滅する
✔物理学だけじゃなく哲学的な話もあり、時間は複合的に考えられている。
読書好きな方には、読み放題サービスのKindle Unlimitedがオススメ。
月額980円で12万冊くらいの本が読み放題です!
まだ登録されていない読書好きの方はぜひ。僕も愛用しています(^^♪
最後に僕が提供してるサービスの紹介です。もし体験したい方がいらっしゃったらお気軽にお問い合わせください!
①ライフコーチング
「今の自分を変えたい!」「成長したい!」「もっと気楽に生きられる考え方を身につけたい!」
そんな方に向けてコーチングセッションを提供中。対話を通して夢の実現をサポートします。
コーチングってどんなことするのかということや体験セッションなどもしていますので、お気軽にご連絡くださいませ(^^♪
料金や空きなどは、変動することもあるため直接お問い合わせください。
連絡先→gmail:g4n0323@gmail.com
Twitterアカウント:けんいち@ライフコーチ×Kindle作家×会社員(@ken1_lifecoach) / Twitter
②読書代行×コーチング
「本を読んで勉強したいけど、時間がない!」「読書を最大限活かしたい!」
そんな人に向けたサービスです。コーチングであなたのビジョンをお聞きします。
そしてあなたのビジョンに沿った本を選び(もしくは読みたい本を教えてください)、僕が代わりに読書して、そのビジョンに役立つところを意識して要点をまとめてプレゼントいたします。
僕は年間100冊くらいは本を読んでまして、このブログで要約記事も書いていて、読書と要約は得意です。多忙な働く人のためのサービスです!
連絡先→gmail:g4n0323@gmail.com
③Kindle出版サポート
「本を書いてみたい!」「自分の想いをカタチに残したい」
そんな人に向けたサービスです。AmazonのKindleとして個人でも本が出版できます。
僕も何冊も出しておりまして、Kindle作家として活動もしています。作家になるという夢が叶えられたのです。
自分の伝えたい想いをカタチにでき、人に読んでもらえて、さらにお金も戴ける。こんな素晴らしい仕事ないなと思いました(^^♪
そんな夢のあるKindle出版を0からしっかりサポートしていくサービスです。
お問い合わせは以下のココナラで受け付けております(^^♪
想いをカタチにするKindle出版をサポートします プロのコーチングスキルサポート付きで最後まで挫折させません! | 書籍出版・代行・コンサル | ココナラ (coconala.com)
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。