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ライフコーチのけんいちです!
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僕は歴史が好きで良く調べたり本を読んだりしています。
歴史は繰り返す
歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!
日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)
シリーズ149人目は、徳川家康の右腕、57戦無傷という伝説の戦国武将「本多忠勝」です。
徳川家康が江戸幕府を開く前から家康を支え、敵陣に一騎で乗り込んだこともある猛将。
三英傑はそれぞれ彼をこう称えます。
織田信長「花も実もある武将だ」
豊臣秀吉「天下無双の東の大将」
徳川家康「さすが我が松平家の良将、八幡大菩薩の再来だ」
そんな彼はどんな生涯を送ったのか?
本多忠勝の生涯をざっくりポイントのみ触れてわかりやすく解説していきます。
そしてそこから現代を生きる僕たちにもタメになる教訓をご紹介していきますね。
彼の生涯や実績を知ると、「やりがいを見つける秘訣」が学べます。
(約5分で読めます)
本多忠勝とはどんな人?
幼い頃から徳川家に仕える
本多忠勝は、戦国時代の1548年に生まれました。家康の5歳年下。
本多家は、徳川家に仕える家臣の一族で、忠勝は生まれた時から徳川家に忠誠を誓う家柄でした。
元服(成人の儀式)を終えた12歳の頃に織田信長が今川義元を打ち破った「桶狭間の戦い」の前哨戦に参戦しています。これが本多忠勝の初陣です。
そんな本多忠勝の徳川家への忠誠心がわかるエピソードがあります。
「三河一向一揆」という一向宗(浄土真宗)が起こした反乱の際、浄土真宗だった本多忠勝の親族である本多家の大半が一揆側に付きました。
しかしながら、本多忠勝は徳川家康側に付くため、浄土真宗から浄土宗に改宗までしたのです。
自分が信じている宗教まで家康のために変えてしまうほどの忠誠心を持っていました。このときの活躍と忠誠を見た徳川家康に「その勇ましさはずば抜けている」と評価されました。
そうした評価もあり、徳川家康が独立した際も弱冠19歳で「家康旗本衆」という直属の部下となります。
連戦連勝の猛将
その後も彼は、武功を挙げます。
織田・徳川連合軍が、浅井・朝倉連合軍に勝利した「姉川の戦い」では、なんとたった一騎で、相手の陣地に乗り込みます。
織田・徳川連合軍がこのときは劣勢で若干尻込みしていたのですが、彼を守るために一斉に攻撃を仕掛け勝利に導いたと言われています。
この戦での彼の活躍を、織田信長はのちに「花も実もある武将だ」と絶賛しました。
そして、徳川家康の最大のライバルといえば武田信玄です。
織田信長と組んでいた徳川家康。織田包囲網として織田信長を討とうとしていた武田信玄と家康も戦うことになります。
武田信玄に劣勢になり逃げていた家康は、武田信玄の追手に追いつかれてしまいますが、本多忠勝がそれを止め、家康の撤退に貢献。彼がいなかったら家康の命はなかったかもしれません。
この時、徳川家康は、「さすが我が松平家の良将、八幡大菩薩の再来だ」と絶賛しました。
そして信長の死後、豊臣秀吉が天下を取ろうとした際に徳川家康は秀吉と対立します。
「小牧・長久手の戦い」という戦で、徳川家康は秀吉軍を前に劣勢。
そのとき応援に駆けつけた本多忠勝はまたも単騎で大軍の前に堂々と立居振る舞い、その威厳に秀吉軍の部隊は萎縮。
秀吉も「無闇に攻撃してはいけない」と打つ手を止めたと言われています。
結果、家康は負けてしまいますが、当時の本多忠勝を秀吉は「天下無双の東の大将」と称賛しました。
このように単騎でも乗り込む勇猛さと、負けても勝った相手から称賛されるほど強さだけでなく忠誠心の高い武将だったのです。
最期
徳川家康が天下を取るキッカケになる「関ヶ原の戦い」でも53歳という高齢ながら、徳川軍の最高司令官である「軍艦」を担います。
これが大きな戦の中では本多忠勝が参戦した最後の戦となります。
それまで57戦したなかで、かすり傷ひとつなかったと伝えられています。
江戸幕府が開かれたのち、段々と病弱になったと言われており、刀を使ってた時に誤って自分で自分を傷つけてしまったのがはじめての傷だったそうです。
そのときになまってきた感覚があり「もう、自分も終わりかもな」と思ったと言われています。
本当かどうかはわかりませんがその直後、1610年に63歳で亡くなります。
やりがいを見つける秘訣
僕が本多忠勝の生涯から学んだのは「やりがいを見つける秘訣」です。
どういうことかと言うと、少し長いですが、本多忠勝の言葉を引用します。
「侍は首取らずとも不手柄なりとも、事の難に臨みて退かず、主君と枕を並べて討死を遂げ、忠節を守るを指して侍と曰ふ」
武士にとって最も大切なのは、敵の首を取ったり手柄を挙げたりすることではなく、主君に忠節を尽くすことが最も大切なのだ、という意味です。
彼は結果を求めてはいませんでした。
結果的に57戦無傷という記録を作りましたが、無傷でいることや敵の首を取ることに執着はしていません(この言葉を聞く限り)。
彼は「徳川家康のために」ということだけ考えて行動していたのです。
やりがいを見つける秘訣とは、「結果」という外的要因にやりがいを求めるのではなく、自分の信念だけに集中すること。
本多忠勝は「徳川家康を守る」というやりがいだけに生きていました。一心不乱に集中していたからこそ、三英傑に絶賛されるほどの功績を残すことが出来たのではないでしょうか。
本多忠勝から学べる教訓
本多忠勝から学べる教訓は「やりがいを見つける秘訣」です。
やりがいを見つける秘訣は、自分の内側に秘めた想いを大切にすること。
役職、お金、地位、称賛。
欲しいものはたくさんあるかもしれませんが、外的要因をやりがいにしては長続きしないこともあるし、脆く崩れ去るリスクもあります。
自分のブレない軸を見つけられるよう、やりがいは自分の内側に見出していきましょう。
本多忠勝について詳しく知りたい方は以下の本がオススメです(^^♪
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最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。