ども!
ライフコーチのけんいちです!
『まだ見ぬ世界、自分に出会えるブログ』へようこそ。
このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、大好きな本や映画の紹介をしたりしています。
このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!
僕は読書が大好きで、年間100冊ほどビジネス書や歴史書中心に読んでいます。
そんな僕が定期的にブログにてオススメ本を紹介しております。
今回紹介する本はコチラ!
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あなたはお金とどう付き合う?
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漫画『ナニワ金融道』の作者である青木雄二さんの著書。
本書は資本家や政治家を厳しめの口調で批判しています。1998年に出版された本ですが、今でも政界では献金問題やお金の汚い部分が露呈した事件が絶えません。
そんなお金にまつわる裏側の話しまですべて暴露するために『ナニワ金融道』を書いたと言っています。
あなたはお金にどう向き合い、どう付き合っていく?
本書もお金のリアルが書かれていて、自分はどうするのか、考えるキッカケになる本です。
✔いつもお金に困っている
✔自分の働き方を見つめ直したい
日本の資本主義についての話も多く、自分の働き方を考えるのにも良いです。
(約5分で読めます)
この本の要約と感想
漫画ナニワ金融道の作者の青木氏が、お金にまつわるエピソードや裏話を赤裸々に書いた本。
日本の学校ではお金について学ぶことがほとんどないが、知っておかなきゃいけないことがたくさんあると感じた。
サラ金、手形を使った詐欺、資本家に搾取される労働者などのリアルが書かれている。著者が「ナニワ金融道」を描いたのもお金の裏の社会に嫌気がさして、すべてオープンにしたかったから。
著者は今の日本の資本主義を批判し皆が平等になる共産主義を望んでいるが、わたしたちもこの本を読んで自分なりにどういう日本がいいのか、自分はどういうふうに働きたいのか考えるべき。
お金は人間を変える
お金は自分を満たすためのものですが、お金に翻弄されて人生を台無しにしてしまう人もいます。
サラ金からお金を借りるとどれだけカモにされるか、けっこうエグいエピソードが書かれています。
ゼニには、そういう意地悪でやっかいな法則があることを、僕らはもう一回、正面からきっちり見つめなおさんとあかんと思う。「職業に貴賤はない」なんて大ウソはやめて、もっとホンネで世の中を見ていかんとあかんのや。(本文中より引用)
自分はお金に対してどう感じてるか?
改めて考えてみたいですね。
大抵の人はお金がなくなるのが怖い!と考えているのではないでしょうか。
お金を借りるのは恥ずかしいとか、いい車、いい家を持ち見栄を張りたいとか。
自分はお金に翻弄されていないかどうか。お金にポジティブなイメージを持てているか。
この本を読んで振り返るといいと思います。
お金持ちのお金との付き合い方
大抵の人が企業勤めで、資本家からお金をもらって暮らしていると思います。
お金にまつわる話は、知らないことが多い。資本家の有利なように作られた社会で生きている事実を知り、自分の頭で考えるべき。著者は資本主義に苦言を呈し、搾取される側のリアルを描きます。
剰余価値とはつまり、「得をする人間がいれば、損をする人間がいる」という単純明快な資本主義社会の原理なのである。
人間が人間を搾取する、社会の構造そのものだといってよい。(本文中より引用)
これはマルクスの資本論にも書かれていること。
本当の金持ちというのは、金利のマジックを熟知している人間のことである。ラクをしてもうける術を知っている人間のことである。(本文中より引用)
金持ちは金に金を働かせるということです。
次の部分が、かなり本質をついていたので少し長いですが引用します。
修業した板前さんやレストランで腕を磨いたコックさんの夢は、自分の店をもつことだろう。一国一城の主になるためには、厳しい修行をしたのち、少なくない額の借金をしなければ、店は手に入らない。
金持ちには、まずこんな発想はない。だいたい、店なんていうのは、いくら自分が主だという満足感があっても、朝早くから夜遅くまで働かなくてはならない。材料の仕入れの額だってばかにならないし、場所の権利金、内装費用、賃貸費用、水道光熱費、従業員の給料だってかかる。たくさんの投資をして一生懸命働いたところで、お客が来てくれるとはかぎらない。一時的に流行ったとしても、それが長続きするという保証もない。金持ちというのは、そんな面倒なことにかかわらないものである。(本文中より引用)
お金にお金を集めてきてもらう、いわゆる不労所得を得られている人が本当のお金持ちです。
悲しいことに日本は資本家に搾取される働き方をしている人が多いのです。
でも、最近は個人で稼ぐ人が増えてきていて、だんだんと搾取側から抜けている人が多くなったように僕は感じます。
また、サラリーマンとして給料をもらう働き方でも、やりたいこと・労働時間・お金に満足いっていたらそれでもいいとも思いますね。
自分で考えるのが大切です。
お金との付き合い方を考える一冊
著者は本書中に「学校でもっとお金の授業をするべき」と書いてありますが、これには共感。
僕も「お金が欲しい!」とか「お金持ちになりたい」とか小さい頃に話していると、親からは「お金の話をするのはやめなさい」と言われたのを思い出しました。
なぜなんでしょう。日本はお金が好きというと「意地汚い」と思われる風潮がまだあると感じています。時代とともに薄れていくとは思いますが、お金の良い面、悪い面をしっかり教育しないのがいけないのでは?と感じます。
日本はお金や性に対しての教育が不十分ですね。
幼い頃から学ぶべきジャンルです。
本書を読んでお金のリアルを知り、自分の頭で考えましょう!
著者の関西弁そのままの文体で書かれてるし、批判もかなり激しめの口調で書かれてるので読んでて面白かったです。
まだまだ僕らの知らない「ゼニ」の世界があるので、一度読んでみてはどうでしょうか。
◆本書のまとめ
✔お金が絡むと人は変わる
✔お金持ちは、お金にお金を稼がせる
気になった方はぜひ読んでみてください。
Kindle版もあり、2021年8月現在Kindle Unlimitedだと無料で読めます_φ(・_・
僕が本書とセットで読むといいなと思ったオススメ本も以下にリンク貼っておきます!
どちらも読みやすいです。
最後に僕が提供してるサービスの紹介です。もし体験したい方がいらっしゃったらお気軽にお問い合わせください!
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僕は年間100冊くらいは本を読んでいて、このブログで要約記事を書いており、読書と要約は得意です。多忙な働く人のためのサービスです!
それぞれお問い合わせはお気軽にご連絡ください!連絡先→g4n0323@gmail.com
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。