ド底辺サラリーマンの夢の叶え方

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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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【書評・要約】心が楽になる仏教の教え『お坊さんが教える「悟り」入門』著:長谷川利道


Hatena

ども!

読書好きなライフコーチ 兼 ド底辺サラリーマンのけんいちです!

僕は読書が大好きで、年間100冊ほどビジネス書や歴史書中心に読んでいます。

そんな僕がオススメ本を紹介します。

 

「心が軽くなる言葉が欲しい!」

「仏教の教えをわかりやすく学びたい!」

 

そんな風に考えている方にオススメの本を紹介します!

それはコチラ!

 

 

 

いやーー本書は非常に面白かった!

僕はコーチングや心理学を勉強しているのですが、 仏教の教えは、心理学に通ずるところが非常に多い。

仏教をわかりやすく簡単に学びたいと思って本書を手に取りましたが、心が楽になる言葉が欲しいという方にもオススメでした!

 

著者の長谷川俊道さんは、群馬県にある瑞岩寺の住職さん。

この方の面白いのは「お寺をもっと身近に感じてほしい!」とお寺で音楽のイベントをやったりポッドキャストで悩み相談を受け付けたりしていました。

 

そんな方が仏教の48の教えを現代版にわかりやすく紹介されています!

中身を少しだけご紹介&要約します。

 

それでは早速紹介していきます。

 

(約5分で読めます)

こんな人にオススメ!

本

・心が楽になる言葉が欲しい人

・仏教を学びたい人

・日常の人間関係などで悩みのある人

 

 

 

この本の要点と僕が伝えたいこと

まとめ

本書は仏教の教えを現代の人にもわかりやすく説明するため、日常の出来事に置き換えて具体例を出し解説してくれている。また、これまで長谷川さんが受け付けた悩みを紹介している。

今やお寺は葬儀や法事のときにしか行く機会はないが、本来は悩みがあったら気軽に訪れているような場所だった。

もっと身近にお寺や仏教に触れてほしいという著者の想いから、仏教を身近に感じられる中身になっている。

日頃の悩みを抱えていたり、人間関係でうまくいっていないような人にも役に立つ。

仏教は、今の時代だからこそ、生きやすくなるために必要だと思うので、ぜひ手に取ってもらいたい!

 

 

 

心が楽になる仏教の教え

明るい綺麗な森

 

 

僕は本書に付箋貼りまくっちゃうくらい(笑)、共感し感動する言葉が多くありました!

 

たくさんあるのですが、3つほど紹介します。

 

人として生まれるだけで奇跡!

ありがとうの語源についてのお話。

「得生人道難 生寿亦難得 世間有仏難 仏法難得聞」

というお釈迦様の言葉があり、これ語源とするという説もあります。

言葉の意味を簡単に説明すると、「人として生まれることは難しく、今生きていることも有り難いことだ。世の中に仏があることも、その教えを聞くことも有り難いことだ」となります。(23pより引用)

そもそも人間に生まれてきて、今生きられているだけで奇跡なんです。

先祖を30代くらいさかのぼると自分に関わった血縁の人は1億人を越えるそうです。

 

どれだけの命の上に私たちが存在しているのか。

感謝しかないですね。

人は生きているだけでいいのです。

 

幸せは自分で決めるもの

僕もコーチングで色んな人の話を聞いていると、多くの人の悩みの根源として「他人と比べる」というものがあります。

僕も昔は他人と比べまくっていました。でもそれってとても辛いですよね。

 

幸せは誰かと比較して得るものではないのです。

 

私は、「幸せ」は、一人ひとりが自分自身で感じ、自分自身で決めるものだと思っています。

誰かと比較したり、誰かに決めてもらったりするものではないでしょう。(34p)

 

SNSも流行って、当たり前のように他人と繋がれて、情報もたくさん流れてきます。

嫌でも他人と比べてしまう環境にあると思います。

もう、仕方ないのです(笑)

 

でも他人と比較する限り幸せは感じられないと僕も共感しました。

 

例えば、年収1,000万円手に入ったとしても、世の中には年収1億、10億という人がいます。

社内で営業成績ナンバーワンになったって、世の中にはもっと売上を作る営業マンだっているでしょう。 

 

他人や外側に幸せの基準を見つけても、それより上の人なんてうじゃうじゃいるので、打ち砕かれてしまいます。

幸せは自分自身で見出すもの。僕は身近なものに感謝することから始まると思います。

 

 

世の中は、諸行無常

 

仏教の「諸行無常」と言う言葉が僕は大好きです。

 

どんなものも永久に変わらないものなんてなく、すべて移り変わっていく

 

という意味です。

良いことも、不安も、悲しみも、喜びも、永遠に続くものなんてありません。

 

それを意識することができると、良いことがあっても謙虚でいられることができて、嫌なことがあっても「いずれ解決するだろう」と楽観的にいられます。

 

ケ・セラ・セラ。人生、なるようになれ。

そのくらいで構えていた方が、心は穏やかでいられそうです。(52pより引用)

 

 

宗教は何のためにあるのか

聖書


日本は無宗教が多いのであまりピンとこないかもしれませんが、海外の人からしたら宗教がないこと自体ありえなくて、日本人はとても驚かれます。

 

僕の友人は「宗教もないのに何を糧に生きてるの?!」とまで言われたことがあるそうです。

 

宗教は人々の心の支えなのです。

どんなに辛いことがあっても、宗教を心の支えに生きていけるのです。

これは完全に個人的意見ですが、日本人の自殺率が多いのは宗教がないからだと僕は思っています。

 

宗教がないと、辛いことがあっても、すがるものがない。

今の人たちには、心の拠り所が必要です。

何か宗教に入ろうと言うのではないですが、そういう時にお寺に通っても良いのではないでしょうか?

 

 

 

心の糧を見つけよう

心

仏教の教えには非常に共感しました。

 

読んでいて1番大切だなと思ったのは、心の糧を見つけることだと思いました。

 

仏教は約2500年前にお釈迦様が「いかに苦しみから解放されて、生きやすくなれるか」ということを目的として開いた宗教です。

 

仏教を信仰しなくても、仏教の教えを知る事は生きやすい人生を送るために大切なことだと思います。

 

悩んだり、苦しいときに、最終的に決断するのは自分自身です。

自分の心の糧を作っておく事はとても大切です。

 

もう一歩として本書をお勧めします。

自分を好きになる方法

死を受け入れる考え方

なども書かれています。

悩みがある人はぜひ。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。