ども!
ド底辺サラリーマンのけんいちです!
先日、福島県 南会津の『大内宿』に旅行にいってきました!
素敵な自然と歴史的風景がとても素晴らしい町でした。
現地の人とも会話しました。
魅力的な風景ですが、それを維持していく大変さを現地の人から教えていただきました。
この素晴らしい情景をこれからも残していくために自分には何ができるのかということも考えさせられました。
現地の生の声を参考に、旅行サイトには載っていないような大内宿の魅力やをめいっぱい伝えたいと思います!!
今後旅行に行かれる方の参考になれば幸いです。
大内宿とはどんな場所?
大内宿は、会津城下と下野の国(しもつけのくに)(栃木県日光市今市)を結ぶ全長130キロメートル(32里の区間)の中で会津城下から3番目の宿駅として1640年ごろに整備された宿場町です。(大内宿観光協会HP
より)
江戸時代には、日光市と会津城を結ぶ重要な役割をした宿場町だったんです。
参勤交代している人の宿泊地点だったり、郵便荷物の届く場所だったりしました。
(大内宿観光協会HPより引用)
その江戸時代の茅葺き屋根の家が今も残存している珍しい場所なのです!
大内宿の魅力!
大内宿の魅力はなんといっても、
春夏秋冬いつ行っても大自然や素晴らしい景色が楽しめる!!
ということ。
僕は雪が降る時期に行きましたが、さきほど載せた写真も僕が訪れたときに撮った写真です!
よくサイトや雑誌にも載っている角度なのですが、これは入り口から街並みを奥のほうまで歩いていくと丘に上がれるようになっているので誰でもその高台から写真を撮れるようなスポットがあります(^^♪
2月には雪まつりもあるので、非常にキレイな雪景色が見られます。
茅葺き屋根と雪って相性ばっちり!!
またところどころにかまくらもあり、テンション上がりました!笑
また、秋の時期は紅葉が非常にキレイだそうです。
タクシーの運転手の方に聞きましたが、秋が一番混雑するそうですよ!
「混雑する時期の人の多さは、新宿・原宿・大内宿と言われるくらいだよ」とおっしゃっていて、つい「うまい!!」と言っちゃいました。笑
雪の積もっていない大内宿の街並みも素敵なんだろうなぁ。
今度は夏か秋に行ってみたいな。
でもこんな江戸時代にタイムスリップしたような街並みときれいな紅葉が見られたら文句なしですよねぇ( ゚Д゚)
大内宿の風情を守るためには
茅葺き屋根の街並みが象徴的な大内宿。
しかし、この茅葺き屋根って維持費がとんでもないんです!!
現地の方から聞きましたが、10年から15年サイクルで修繕をしないといけないようなのですが、その修繕費は家が一軒建つくらいとのこと(1,000万円くらいと言ってました)
1年で100万円?!と驚きました・・・
そのために大内宿に住んでいる人たちはお蕎麦屋さんをしたりお土産屋さんをやったりして稼いでいるそうです。
蕎麦屋さんは本当に多かった!
有名なのが「ねぎそば」。
ねぎ1本まるまる載っています。笑
なんと驚き!!!
「ねぎを箸代わりにしてお召し上がりください」
「・・・・・お召し上がれねぇ!!!笑」
と心の中でツッコみながらもそばをなんとかくるくる巻いて食べました。
そして生のままたまにねぎをかじりつく。
普通にねぎが辛いので、僕は焼いてほしかった。。。笑
でも面白い初体験でした!
僕が食べたお店は、余ったねぎを囲炉裏で焼いて食べさせてくれましたので最後までしっかりおいしく食べられました。
現地の人の茅葺き屋根の修繕費の話を聞いて、僕にできることは『しっかり現地でお金を使う』ということかなと思いました。
こういう事情って当たり前ですが旅行サイトには載っていないんですよね。
僕は「ああキレイだな」で旅を終わらせたくないんです。
感動した風景はずっとずっと残っていてほしいし、旅行サイトや雑誌には華やかに書いてあっても現地の人のとてつもない苦労が裏にはあるかもしれません。
だから僕はなるべく現地の人と会話するようにしています。
今回も現地の方々の大変な苦労を聞くことができてよかったです。
ご飯とお土産とカフェでお金を使い、微力ながらも貢献できたかなと思います。
幸せなお金の使い方ってこういうことを言うんだなぁと僕も改めて感じることができました。
ちなみに補足ですが、昔は茅葺き屋根も10年から15年ではなく30年も40年も長持ちしていたそうです。
その秘訣は『囲炉裏』です。
囲炉裏から立ち込めた煙は茅葺き屋根を丈夫にするんだそう。
暖を取る方法が今はストーブなどが多くなり、便利とは裏腹に茅葺き屋根がもろくなってしまったんですね。
昔の人の知恵はすごいなぁと感動しました。
また、『茅40年、麦わら15年、稲わら7年』とも言われていて、茅の丈夫さがうかがえます。
すごく見えづらいですが、屋根の外の真ん中に『水』と書いてあるのがわかりますでしょうか。
茅葺き屋根は火が天敵です。
家を守るためのお守りとしてどの茅葺き屋根にも『水』という字が書いてあるそうですよ!
本当に書いてあった!!
いろいろな話を現地の人から教えてもらいました。
キレイな風景と壮大な歴史を感じられる大内宿はずっとずっと残っていてほしい素晴らしい場所です!!
大内宿のアクセスと宿泊について
アクセスの詳細は、下記大内宿観光協会のHPをご確認ください。
僕は電車で行きましたので、写真にある湯野上温泉駅まで行きました。
そこからタクシーで10分くらいなのですが、タクシーがあまりないので可能な人は車で行くことを個人的にはオススメします。。。
時期によっては路線バスも出ているようです(^^)
でも、駅には足湯があったので、電車もいいかもです(^^♪
列車旅が好きな僕は車ではなく電車利用しました!
宿泊については、湯野上温泉駅近辺にたくさんホテルや旅館がありますのでそこで泊まるのが普通ですが、大内宿の人のいない朝の写真を撮りたかったり、夏の夜には蛍が出るそうで、夜の大内宿を楽しみたい方は大内宿内の民宿に泊まるという手もあるそうです。
写真好きのカメラマンなどは大内宿内に泊まったりするそうですよ!
まとめ
大内宿は大自然の絶景と歴史的情緒のある風景が織り交ざったとても素晴らしい場所です。
また絶対行きます!!
そして現地の方の苦労話も聞き、大内宿の茅葺き屋根の街並みを残すために自分ももっと貢献したいとも思いました。
僕は歴史が大好きなので(^^♪
皆さんの素敵な旅行の参考になりますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
ではまた。
ざす。