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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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【小説】『ババヤガの夜』のネタバレの見どころと感想


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『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。

ライフコーチ、会社員、作家と三足のわらじを履いている小泉健一と申します。

 

このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方やビジネスに役立つ情報、またオススメの本や映画の紹介など幅広くいろんなことを書いています。

このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!

 

 

本記事はオススメ本の紹介です。

僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。

 

 

今回紹介する本はコチラ!

 

本作品は、世界最高峰のミステリー文学賞とも言われる英国のダガー賞を日本人初受賞した作品です!

 

その触れ込みを聞き、手に取りましたが、この評価は伊達じゃない…

 

 

 

 

「まだ終わってほしくない…」
「あと1/3くらいで読み終わってしまう…あぁ、寂しい…」

 

 

 

こんな思いになる小説は久しぶりでした。

 

暴力、ヤクザ、シスターフッドなど、ハードボイルドアクション作品ながらも、あっと驚く叙述トリックもあって心が満たされまくった…

 

未読の方には強くオススメしたいです。

 

それでは早速内容と感想をネタバレなしでご紹介します!未読の方もご安心を。

 

 

 

 

◆本記事はこんな人にオススメ!
✔『ババヤガの夜』の見どころや感想をネタバレ無しで知りたい
✔話題作が読みたい!
✔ハードボイルド小説が好き
 
 

 

(約5分で読めます) 

『ババヤガの夜』のネタバレなしのあらすじ

読書

 

以下、Amazonからのあらすじの引用です。

 

お嬢さん、十八かそこらで、なんでそんなに悲しく笑う――。

暴力を唯一の趣味とする新道依子は、腕を買われ暴力団会長の一人娘を護衛することに。拳の咆哮轟くシスターハードボイルド!

 

『ババヤガの夜』を読んだ感想と見どころ

読書

 

ざっくり感想

 

バイオレンスアクションさながらの臨場感。

 

言葉選びがうまくて手に汗握るシーンが鮮明に頭に浮かびました。血生臭ささえ感じるほど。


孤独で腕っぷしの強い新道依子は、ヤクザのボスの娘・尚子を護衛するためにその腕を買われスカウトされます。


その尚子も外の世界を知らない文字通りの箱入り娘。


お互い孤独な2人がだんだんと心通わせていくストーリーで、喧嘩のシーンも多いのですが、ラストは温かい気分にもなれます。


たった183pながらも、アクションのハラハラ感と、叙述トリックのドッキリと、心通わすふたりのハートフルさまで味わえる贅沢な作品です

 

 

 

主人公がカッコいい!

この本の見どころはなんと言っても主人公の新道依子という魅力的なキャラクターです。

 

親はおらず、祖父母に育てられ、
女の子なのに祖父からはなぜか過酷な修行を強いられ、めちゃくちゃ武道に強くなります。

 

木に紐を縛りつけて足から吊るされるシーンがあるのですが酷すぎる…((((;゚Д゚)))))))

 

 

筋骨隆々な体格で女性離れした喧嘩の強さと暴力性を買われ、ヤクザにボスの娘のボディガードとしてスカウトされます。

 

暴力的なんですが、犬が好きで動物には危害を加えられない優しさがあったり、
ヤクザのボスの娘のために奔走する情があったり、
とても魅力的なキャラクターなんですよね。


著者のあとがきにも書かれていたのですが、キャラクター作りはとてもこだわっていたそうです。


新道依子ならこんな服着ているだろうな、とか、ヤクザのボスの娘の尚子はこんな言葉遣いだろうな、とか。

 

小説家なら当たり前なのかもしれないですが
本作に登場しない部分も含めてディテールをしっかり決めているからこそ、魅力的なキャラクターになったのでしょう。

 

枠組みとはなんぞや

この作品を読んで、ふたりの関係は愛情なのか友情なのか、強さとは男性特有のものなのか女性も持ち合わせているのか、この本のジャンルはハードボイルドなのかミステリーなのか。

 

この境界線があやふやに描かれているからこそ、そんな枠組みなんて人が勝手に決めたものであって無理やり決める必要なんてない。
枠組みなんていらないんじゃないか?と僕は思うようになりました。

 

著者の王谷さん自身も“曖昧さ”をテーマに掲げているそうで、彼女自身、レズビアンを公表し活動しています。

 

彼女はインタビューでこう答えています。

 

自分の曖昧さを受け入れ、他人の曖昧さを認めることが世の中をよりよくすると私は信じています。
この作品の主人公たちも、はっきりとラベリングができないような関係と人生を手に入れます。これは何よりも私が読みたかった要素です。

 

 

ラベリングされない、枠組みなんて取っ払うということをテーマとしているからこそ、読者それぞれ感じ方が違ってくるのではないかと思います。

 

また、本作にはミスリードを誘う叙述トリックも仕掛けられており、
「え?どゆこと???」とページを行ったり来たりしてしまいました(笑)

 

ジャンルレスでたくさんの楽しみがちりばめられているので、曖昧な作家による作品だからこその快感を堪能ください!

 

興味のある方は、ぜひ手に取ってみてくださいね。

 

 

『ババヤガの夜』を読んだ方の感想

 

僕の感想だけではなく、多くの意見をご紹介したいので、X(旧Twitter)で検索して見つけた読了した人の感想を貼り付けておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、小説『ババヤガの夜』のネタバレ無しのあらすじと感想の紹介でした(^^)

 

 

 

 

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。