
『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。
ライフコーチ、会社員、作家と三足のわらじを履いている小泉健一と申します。
このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方やビジネスに役立つ情報、またオススメの本や映画の紹介など幅広くいろんなことを書いています。
このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!
本記事はオススメ本の紹介です。
僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。
今回紹介する本はコチラ!
宝島社が主催の「このミステリーがすごい!」の2025年版で、文庫グランプリ賞を受賞した作品。
「これ本当に新人なの…?!」
読んだときの率直な感想です。
読み終わった後の満足感というか達成感にも似た気持ち。
東野圭吾さんの作品を読み終わった後の読後感に似ている。(あくまで個人的感想です)
構成力、伏線回収、中弛みしない展開、ラストの締め方、ミステリアスさ、どれを取っ
ても一級品。
この著者の次回作があったら確実に買いますね。
それでは早速内容と感想をネタバレなしでご紹介します!未読の方もご安心を。
✔どんでん返し系が好き!
✔新しいミステリー小説が読みたい
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(約5分で読めます)
『一次元の挿し木』のネタバレなしのあらすじ

以下、Amazonからのあらすじの引用です。
二百年前の人骨のDNAが四年前に失踪した妹のものと一致!?
ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨。大学院で遺伝学を学ぶ悠がDNA鑑定にかけると、四年前に失踪した妹のものと一致した。
不可解な鑑定結果から担当教授の石見崎に相談しようとするも、石見崎は何者かに殺害される。
古人骨を発掘した調査員も襲われ、研究室からは古人骨が盗まれた。
悠は妹の生死と、古人骨のDNAの真相を突き止めるべく動き出し、予測もつかない大きな企みに巻き込まれていく--。
『一次元の挿し木』を読んだ感想と見どころ

魅力的なストーリー!
見どころはなんといってもその魅力的すぎるストーリー。
200年前の人骨のDNAが失踪した妹と一致?!
妹が200年前に生きているハズもない。
タイムスリップでもしたのか?
…と考えるけど、本作はSFではありません。
しっかりこの謎も回収していきます。
人骨が大量に発見された氷河湖から、研究者がとある人骨を発掘して研究対象とし、それが実は大きな陰謀だったというストーリーなのですが、
その氷河湖は「ループクンド湖」というインドに実在する場所なんです。
しかも、大量の人骨が発見されているのもホントにあった話。
この記事によると800人分の人骨が見つかっているのですが、出生地も生まれた年代もバラバラであることが2019年のDNA研究の結果で分かったそうです。
今でも謎を呼んでいるこの史実をテーマとして描いているところがまた秀逸。
現実とリンクするなんてワクワクしますよね!
本当に構成力、ストーリー、伏線、どれを取っても一級品なのでぜひオススメです!
さわやかな読後感
この本を読んだとき、ストーリーは恐ろしい陰謀やグロテスクな描写もあるのですが、読み終わったあとはさわやかな気持ちにもなれる読後感でした。
胸糞悪い感じでは終わらない、
伏線をしっかり回収した後に残る人間ドラマ。
ほっこりさえしてしまうのは、それまで描き続けてきた登場人物たちのキャラクターも相待ってのものだと思います。
ほんとにうまい。
本作がデビュー作となった、著者の松下龍之介さんは、小説家になりたかったわけでも考古学や遺伝人類学に造詣が深いわけでもないと聞いたのが驚き。
それでこんな作品が書けるのか…
僕も作家の端くれなので、気が引き締まりました。。
本作は本当にオススメです!
ぜひ、手に取ってみてください。
『一次元の挿し木』を読んだ方の感想
僕の感想だけではなく、多くの意見をご紹介したいので、X(旧Twitter)で検索して見つけた読了した人の感想を貼り付けておきます。
#読了
— スィンチ (@sinwitch_) August 24, 2025
一次元の挿し木/松下龍之介
遺伝子研究をしている悠に送られてきた200万年前の遺体のDNAが、4年前に失踪した妹と一致!?妹の捜索を始めると教授が殺害され、次々迫る恐怖、妹は生きているのか?DNAの謎、神秘ミステリーからの、死の恐怖が迫るサスペンスホラー展開に、もーむっちゃドキドキした pic.twitter.com/OhSLBFpMC6
一次元の挿し木/松下龍之介
— 𝙽𝚊𝚝𝚜𝚞 (@natuha_2525) August 9, 2025
現実には起こらない話だろうとわかっていても、最後はハラハラしすぎて鳥肌が止まらない。凄く怖かった
時系列が行ったり来たりするので、頭を整理するために直ぐにでも再読したい!#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/noScjMmCdp
一次元の挿し木/松下龍之介 著
— YUKI❄ (@SNOW910810) August 3, 2025
想像を遥かに超える内容で、一気読みしてしまいました…
専門用語も多いけど、全体的には読みやすかったと個人的には思います。
読了後、装丁を見ると何とも切ない気持ちに😢
確かに「ちゃぽん」は怖かった😭#読了 pic.twitter.com/08UNz0BrnN
以上、小説『一次元の挿し木』のネタバレ無しのあらすじと感想の紹介でした(^^)
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最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
ざす。