【要約・感想】『リーダーの現場力』マネジメント層必読の書！

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『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。

ライフコーチ、会社員、Kindle作家と三足のわらじを履いている小泉健一と申します。

このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方やビジネスに役立つ情報、またオススメの本や映画の紹介など幅広くいろんなことを書いています。

このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも？！

本記事はオススメ本の紹介です。

僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。

今回紹介する本はコチラ！

やる気を引き出し、人を動かす　リーダーの現場力

posted with ヨメレバ

迫俊亮ディスカヴァー・トゥエンティワン 2017年01月

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リーダーが学ぶべき真の「現場力」とは？

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「リーダーとしての立ち居振る舞いを学びたい」

「会社の業績が悪く、チームもバラバラになっている…」

「現場の人たちとのコミュニケーションに悩んでいる」

そんな方にオススメの一冊。

「ミスターミニット」という企業をご存知でしょうか。

駅ナカとかにある便利屋さんで、靴や鞄の修理など、今すぐ直したいトラブルを解決してくれるお店を展開しています。

その企業の元社長の書籍です。

現場力とはこのことか！

この本を読んで真の現場力がなんたるかを学びました。

10年右肩下がりで、40年新サービスがヒットしなかった倒産寸前の会社を立て直した社長の手腕とは？

さっそく、中身についてご紹介しますね。

◆本書はこんな人にオススメ！

✔リーダーやマネジメント層の人
✔会社の業績が悪く、チームもバラバラになっている…
✔自分のモチベーションを高めたい！

（約5分で読めます）

本書の要点と感想
リーダーに必要な姿勢とは？
現場の声を聴く
強い組織とは

本書の要点と感想

10年右肩下がりだった会社を立て直した敏腕経営者の知識が学べる一冊。

会社を支えているのは現場で働く人たち。
その現場の人たちの想いを尊重し、イキイキと働いてもらうことが会社の成長につながる。

トップダウンではなくボトムアップの体制が大切だと学んだ。気持ちに乖離がある人との接し方などが全ビジネスマンに役立つ。

リーダーに必要な姿勢とは？

リーダー

リーダーと聞いて何を思い浮かべますでしょうか。

リーダーといえば、みんなをガンガン引っ張っていくイメージがある人もいると思います。

もちろん、そうしたトップダウンもリーダーとしては大事だとは思いますが、現場主義のボトムアップ型も大切です。

特に最近アジャイル型などと言われるように、リーダーよりも現場のメンバーそれぞれが主体的に動く会社が成長しています。

著者がうまくいった要因としてこう答えていました。

「いまは、その問いの答えは『現場と経営の三角形をひっくり返したから』ではないかと思っている。ベンチャー企業のように強烈なリーダーシップで先頭に立ってみんなを引っ張るのではなく、現場から情報を取り入れ、学び、一緒に戦略を考え、現場に任せてサポートするリーダーだったからうまくいったのではないか、と。」（本文中より引用）

著者が実践した現場との関わり方がめちゃくちゃ勉強になるので一部を紹介します。

現場の声を聴く

「僕は社長になってから半年間近く、ひたすら現場社員の要望に応えていた。もしかしたら、端から見ると御用聞きか、はたまた小間使いのように見えていたかもしれない。『なにか困っていることはないですか？』と声をかけ、『電気が切れている』と言われればその場で総務に電話をかける。『店舗の使い勝手が悪い』と言われれば、最短で什器を入れ替える。『暑い』と言われれば、すぐに扇風機を導入する。『ユニフォームがダサいし動きづらい』と言われれば、デザインを刷新する。

（中略）

このとき、ＲＯＩ（投資対効果）や経営的な優先順位は極力考えなかった。ただ、小さな要求から多少コストがかかる要求まですべて、そしてなるべく早く実現しまくることだけを意識した。」（本文中より引用）

すごくないですか。

ここまでやる必要あるのかな？と最初は思いました。
しかし、著者のこうした行動は「本部なんてどうせ現場の意見を聞いてくれない」という現場の人らの気持ちを確実に変えていきます。

現場が良くなるんであれば、先行投資のようなものですね。

他にも、煙たがられている支店に行った際に、著者がその人らの心を掴むやり方など、とても勉強になることがたくさん書かれているのでぜひ本書を手に取ってみてください。