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まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ

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佐久間象山とは何した人?彼から学べる教訓【先見の明は知識にあり】


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『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。

ライフコーチ、会社員、Kindle作家と三足の草鞋を履いている小泉健一と申します。

 

このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、オススメの本や映画の紹介をしたりしています。

このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?!

 

 

 

本記事は歴史から学べる教訓について書いています。

僕は歴史が大好きで、よく歴史の本を読みます。

 

歴史は繰り返す』

とよく言いますが、歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!

 

日本史の偉人から学べる教訓を週1ペースで更新して勝手にシリーズ化しています(笑)

 

シリーズ168人目は、江戸末期の朱子学者で思想家の「佐久間象山」です。

 

坂本龍馬、勝海舟、吉田松陰。

幕末に日本を変えた名だたる志士たちの師匠でもある人物。

 

彼は、かなりの勤勉家で専門の朱子学だけでなく西洋の科学や医学など何でも取り入れ勉強するほど。当時は「外国は撃退せよ!」という尊王攘夷の時代だったので西洋の学問を堂々ととり入れてる佐久間象山は異例中の異例。

 

だからこそ日本を変える志士たちが育ったのかもしれません…

 

そんな佐久間象山から学べる教訓とは?

 

 

彼の生涯をざっくりポイントのみ触れてわかりやすく解説し、そこから現代を生きる僕たちにもタメになる教訓をご紹介していきますね。

 

彼の生涯や功績を知ると、「先見の明は知識にあり」ということを教えてくれます。

 

 

 

 

 

(約5分で読めます)

 

佐久間象山とは何した人?

佐久間象山

佐久間象山(Wikipedia参照)




若き頃から文武両道

 

佐久間象山は、1811年に現在の長野県に生まれました。

 

父親は藩主の書記の仕事をしていました。また、剣術の達人でもあり、まさに文武両道の人物。

 

佐久間象山も同じ道を歩みます。

身長も若い頃から175cmと高く、体格も良かったため腕っぷしは凄かったようです。

わんぱくな子どもに育ち、喧嘩もたくさんしていたそうで、父からは謹慎処分を受けたことも…

 

そんな彼は父から「礼儀や仁義を学べ!」と言われ儒学を学び始めます。※儒学は孔子が作った学問で「仁義」「礼節」を大切にする教え

 

父親の背中を見てきたからでしょうか。学問にも傾倒し、まさに文武両道に育ち、10代の頃から藩主にその才能を認められます。

 

 

西洋の学問を学ぶ

佐久間象山が、30代の頃、藩主が老中に抜擢されます。

 

老中は幕府の将軍のサポート役で最高権威。

当時はイギリスが清にアヘン戦争で打ち勝つと欧米の強さに江戸幕府は脅威を感じはじめます。

 

それで佐久間象山の藩主は海防の役職に選ばれることになったのです。

 

海外の強さを間近で感じることになった佐久間象山は、欧米の学問についても学びはじめます。学問だけではなく砲学なども学び、軍事、そして医学や科学まで貪欲に学びます。

 

そこで「国防には外国船の購入と操船技術の習得が必要」という当時としては画期的な「海防八策」を藩主に進言しています。ペリー来航のときも吉田松陰を海外へ行かせることを当時の老中の阿部正弘に進言しました。

 

ペリー提督とも謁見しており、ペリーは思わず会釈してしまったそうで、「佐久間象山のオーラに圧倒された」と言ったという逸話も残っています。

 

しかし、そんな佐久間象山の考えも、当時は尊王攘夷が主軸にあったため「西洋かぶれ」だと批判され、彼自身、謹慎処分になってしまいました。

 

徳川慶喜からも重宝される

 

当時の大老(老中の中でもトップ)の井伊直弼の「安政の大獄」により、弟子の吉田松陰は死刑に処されてしまいますが、佐久間象山自身は幕府から謹慎処分を受け、幕末の志士たちの多い土佐藩や長州藩で、のちの倒幕の志士たちへ教えを説いていました。

 

そして一橋慶喜(のちの徳川慶喜)は、佐久間象山を京都に呼び寄せます。佐久間象山は、幕府と朝廷が一緒になって協力する「公武合体」を説きます。

 

一橋慶喜は、のちに将軍になったあと政権を朝廷に返す「大政奉還」を行っていますのでこの佐久間象山から少なからず影響を受けていたことでしょう。

 

このように、倒幕の志士たちだけではなく、将軍にも影響を与えるほどの知識や先見の明があったのです。彼は、街中を馬で闊歩しているときに、攘夷派の志士に暗殺されてしまいます。この時暗殺した河上彦斎(げんさい)は、彼が有能な学者だったことを後から知り暗殺を後悔したとも言われています。余談ですがこの河上彦斎という人物は漫画「るろうに剣心」の緋村剣心のモデルだそうです。

 

 

 

 

 

 

先見の明は知識にあり!

アイデア

 

僕が佐久間象山の生涯から学んだのは「先見の明は知識にあり」ということです。

 

彼が考えた「海防八策」は時の老中には却下されたものの、10年の時を超えて、ペリー来航した際に勝海舟が意見書を求められた時は、師匠の佐久間象山の「海防八策」と非常に中身が似ていたようです。

また、日本が開国を拒み攘夷に傾いているときも真っ先に西洋の科学や医学を学び、「本当は何が正しいのか」ということを真剣に考えていました。こんな言葉を残しています。

 

 

「書を読んで知識をため込むだけでは駄目である。実際にやってみなければ役に立たない。それがサイエンスだ。」

 

彼は色んなジャンルの学問を学んだからこそ、先を読む力がありました。学んだことを実行したからこそなのです。

 

しかし、彼は性格上、傲慢だったと言われており、弟子たちからも不評だったそうで評価はあまり高くありません

 

それでも残した成果と先を読む力からは学ぶことがたくさんあります。

 

 

 

佐久間象山から学べる教訓 

勉強

佐久間象山から学べる教訓は「先見の明を身につけるには分け隔てなく何でも学ぶこと」です。

 

 

多角的に学ぶからこそ、自分の主張をはっきり言えますし、先を読む力が身に付きます。

あの故スティーブジョブズも「点と点はあとから線として結ぶことができる」と言っているように、いろんな学問を学ぶことは、いつなんどき繋がるかわからないのです。

 

先を読む力を身につけるためにも佐久間象山を見習い、分け隔てなく貪欲に学んでいきたいと思います。

 

佐久間象山のことが気になる方は以下のような本もあるので、そのリンクを貼っておきます。ぜひ(^^♪

 

 

 

①ライフコーチング

「今の自分を変えたい!」「成長したい!」「もっと気楽に生きられる考え方を身につけたい!」

そんな方に向けてコーチングセッションを提供中。対話を通して夢の実現をサポートします。

コーチングってどんなことするのかということや無料体験セッションなどもしていますので、お気軽にご連絡くださいませ(^^♪

料金や空きなどは、変動することもあるため直接お問い合わせください。

 

 

②読書代行×コーチング

「本を読んで勉強したいけど、時間がない!」「読書を最大限活かしたい!」

そんな人に向けたサービスです。コーチングであなたのビジョンをお聞きします。

そしてあなたのビジョンに沿った本を選び(もしくは読みたい本を教えてください)、僕が代わりに読書して、そのビジョンに役立つところを意識して要点をまとめてプレゼントいたします。

僕は年間100冊くらいは本を読んでいて、このブログで要約記事を書いており、読書と要約は得意です。多忙な働く人のためのサービスです!

 

 

それぞれお問い合わせはお気軽にご連絡ください!連絡先→g4n0323@gmail.com

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた。

ざす。